CD

Elis (1980)

Elis Regina (エリス レジーナ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCP66053
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

【ブラジル・オデオン音源リマスター再発シリーズ】
60-80年代のMPB(エメ・ペー・ベー)が注目を集める今、これまで再発が進んでいなかったオデオン音源から名盤がCD化!

36歳の若さでこの世を去ったブラジル最大の歌姫、エリス・レジーナ。歌に生き、短くも濃密な生涯を鮮やかに駆け抜けた彼女がEMIオデオンに残した幻のラスト・スタジオ・レコーディングが没後20年を経た今、デジタル・リマスターで復活(1980年作品)!感動的な熱傷からフロア・キラーまでが勢ぞろい!

◆世界初CD化

内容詳細

エリスがEMIに残した最後のスタジオ作品(80年発表)がアルバム未収録シングルだった(10)を加えてデジタル・リマスターでCD化。それにしてもこの生命力にあふれた歌声はどうだろう。この約2年後に亡くなってしまうとは思えない瑞々しさだ。(詩)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ブラジルを代表する歌声、の一人であり、 ...

投稿日:2016/07/24 (日)

ブラジルを代表する歌声、の一人であり、 同世代や後世のミュージシャン達にも多大な影響を与えた 偉大な歌声を持った歌手だった、 と言われているエリス・ヘジーナの生前最後の、 そういう意味では遺作となった1980年のスタジオアルバム全10曲40分。 自分は、エリス・ヘジーナ、というと… これまで、ボサノヴァ系のコンピレーションアルバムに含まれてた 数曲を耳にしたことがあった程度と、 2010年3月にNPRで彼女の歌声を紹介する 「Elis Regina: The Feeling Between The Notes」 という放送を聴いた、 って程度にしか縁がなくて…でも、その2010年の放送を聴いてからは、 いつか縁があれば、もう少し… と思っていたので、今回、偶然、そういう縁が巡ってきて、 コレを入手して聴いてみよう、 って感じになったんだけど…その、コレを聴く前は、 それまで主にボサノヴァ系の曲を少し聴いたことがあった程度だったんで、 そういうボサノヴァ系の曲のアルバムなのかな、 と漠然と思ってたんだけど… (よくよく思い返せば、上述の2010年のNPRの放送内では、 ボサノヴァ以外の、ポップやロック系の曲を歌っているサウンドクリップも、 少し使われてた、んだけど…そっち系の彼女の曲は、 ほぼ、聴いたことがなかったんで…自分の中ではあまり印象には、 残ってなくて…)でも実際にコレを聴いてみたら、 1982年1月に亡くなる前、 (死因は、麻薬のコケインと酒と他の薬物とをちゃんぽんしたら不慮の心停止、 みたいなことだったんだとか…1970年代とかは、 そういう感じで若くして死ぬ有名ミュージシャンが欧米地域には、 色々といたけれど、彼女も、その類の人だった、と… ただ、そうであっても、彼女の歌声自体は、多くの人に愛され、 彼女の葬儀には10万人のファンが参列し、伝説となり、 今も愛され続けている…そういう人だとか…) 1980年に出た生前最後のアルバム、っていうこの段階では、 ボサノヴァじゃなくて、 ボサノヴァから発展した、もっとポップ系のサウンド… つまりは… MPB(Musica popular brasileira/ムズィカ・ポピュラール・ブラジィレイラ) の曲が10曲、って感じのアルバムだったね…聴いてみたら。 あと、少し確認すると、 このバージョンは10曲構成だけど、 当時のLP盤をCD化した別バージョンでは、9曲+ボーナストラック4曲 という構成のモノも、あるっぽい。 因みに…エリス・ヘジーナは、最初1960年代の前半に出てきた頃は、 ジャズやボサノヴァ系のモノを歌っていて、 1960年代末頃からは、トロピカリアまたはTropicalismoムーヴメントで、 Caetano Veloso(カエターヌ・ヴェローズ) やGilberto Gil(ジウベルトゥ・ジウ)らの曲を歌ったりして MPBの歌手として名を馳せる…でも、 アントニオ・カルロス・ジョビンとコラボしたボサノヴァの名盤 「Elis & Tom」も1974年の作品で、 同時期にボサノヴァの歌手としても名を残した人、 って感じになるのかな…。 まぁ、そういう足跡を残しつつ、この1980年のMPBアルバムに至る、 と。 …今、思い返せば…2010年の上述の放送を聴いた際に、 興味が湧いた理由の1つは、自分は音楽にそう詳しくないんで、 放送内で「half step」っていう、当時は知らなかった単語が使われていて… 確認すると日本語では「半音」って言うらしいけど… その微細な半音の差異の中に、情感を込め伝えられる歌声の歌手だった、 と紹介されていたので、 へぇ、と思って……まぁ、そういう部分のアレが、 この1枚だけで自分に分かるかどうかは、自信もないけれど… とりあえず、 聴いて、何かしら、感じられればいいかな、と思って…。 …とりあえず、ざっと聴いてみて… まぁ、時代的な経緯を考えたら、 その1950年代末にボサノヴァが生まれて、 その後、ブラジル自体は1964年から1985年まで20年間、 軍事独裁政権が支配する、という時代に突入するわけで… そういう重苦しい、圧制の時代には、 単純なボサノヴァとかじゃなく、もう少し明るく元気な音楽が、 人々に求められた、っていう面もあって、 (…まぁ、元々、サンバの国、という文化的土壌もあるしね…) そういうMPBが生まれてくる方向性に進んで行ったのかな… みたいなことも思いつつ… でも、単純に、曲も歌声も綺麗だよな…と思ったり… ただ、最初聴いた時には、 ボサノヴァよりも明るく元気な感じの曲調が多いかな、と思ったものの… 繰り返して聴いてると、 それでも、眠くなって寝ちゃうような…自分にとっては、 安眠誘発系な曲って面もあるかな… っていうか、実際に、寝ちゃって……何と言うか、 時間を見付けて時間の合間合間に1〜2曲ずつ聴いて行く分には、 そうでもないんだけど、 全10曲40分という、そう長くはない収録時間にも関わらず、 全部を通してじっくり聴こうとすると、 その時の体調とか、空腹具合とかによっては、眠ぅ〜くなってくる、 みたいな… まぁでも1曲目の「Sai Dessa」 って曲は、いい感じの小気味よいリズムの曲… 「そこから抜け出す/気分転換する/悩みや迷いを吹っ切る」 という意味の曲名みたいだけど… アルバムの1曲目としての掴みはOKみたいな曲だったな、 とは思う。 そこから2曲目、3曲目と…ツボミ、新しい季節…って感じで、 何かしらテーマに沿った、物語が流れ続くように曲が続いているのかな… って感じでは、あるんだけど…。 あと、2曲目、4曲目、5曲目とか米国音楽の影響を、 凄く受けてるんだな、みたいな曲を聴きながら…ブラジルのMPBって、 米国のロックやソウルやファンクとか、 そういうブラジル国外の音楽の影響を受けて、 ソレをブラジル流に取り込んで、っていう感じの曲のあり方ってのが、 何か、海外のものを真似て取り込んで、 日本流にアレンジして、 コレは日本の音楽ですよ的な感じに取り繕ってる日本の音楽と、 似たような部分もあるんだな、 と感じたり…ただ当時、相対的に平穏で平和な社会環境である日本、 と、抑圧された軍事独裁政権下のブラジル、 って違いもあったり、同じ海外の音楽の影響を取り込む、 と言っても、ブラジルには、 サンバ→ボサノヴァという芯になる部分の音楽文化の系譜があったのに対して、 日本には、そういうものが、あったのか? っていう部分の違いもあるんで、結果的に生まれてくる音楽は、 全然違うような、感じになってしまうのかな… みたいな。 …更に、アルバム後半も曲が… 神のみぞ知る、青い列車、5月の風、アキレス腱、神に触れたくなったら… という意味の曲名の曲が並び… 6曲目、7曲目、10曲目は、米国音楽の影響を色濃く反映した曲だったな… …ってことで、10曲中少なくとも6曲は、 米国音楽の影響を色濃く反映した曲だった…みたいな…、 そんな中、個人的に気に入ったのは、 1曲目の「Sai Dessa」と9曲目の「Calcanhar de Aquiles」… もう1曲挙げるなら、米国音楽の影響を色濃く反映してるほうの曲だけど、 5曲目の「Aprendendo a Jogar」とか、 かな…。 …どーでもいいけど…10曲目のタイトルの意味が、 神に触れたくなったら、とか、神と話したくなったら…というアレで… このエリス・ヘジーナの最期を考えたら… 神に触れたくなったら、麻薬と酒と薬物を…ってことだったのかな… と思うと少し悲しくもなったり…。 あと、別の観点で、 比較的テンポのいい曲からスローな曲まで、あったけれど… この1980年当時のアルバムで、 一番テンポもよくて、当時の感覚では、イカシタ曲だったんだろうな、 って曲でも、今の感覚からすると、 聴いてテンションを上げるには、まだまだゆっくりしてる、 って感じの曲なんだよね… そういう意味では、大別するなら、 聴いてテンション上げて気合い入れる系のアルバムではなく、 聴いてリラックスして安眠する系、のアルバム、 ってことになるのかな…。 …そんなこんなで、聴く時の状態によって、 眠くなっちゃったりもするかもだけど…音楽的には、 時代背景とかと照らし合わせて聴いてみれば、米国音楽の影響が、 色濃く反映してたりする曲が半分以上あるんで… 聴いていて、あぁ、なるほどな、みたいな…そういう部分の興味深さや 面白さってのが感じられて、 個人的には、そういう部分が、よかったかな、という感じ。 …そんなこんなで、最低限度には、興味深く楽しめたんで、 そこそこ、満足はしています。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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Elis Regina

わずか20歳で名声を築き頂点へ登りつめた彼女が早すぎたのか、時代が遅かったのか...。時には偏執とも汲める頑固さと凄まじい個性をギラギラと発散、音楽、思想のこととなればすぐさま一触即発...。そんな攻撃性と対極にあるセンシティヴで女性的な芳香も放つ、天才肌ブラジル音楽シーン最高峰シンガーElis Regina。 1945年3月17日、リオ・グランデ・ド・スール州ポルト・アレグレ市の労働階級生

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