LPレコード 輸入盤

Elis & Tom (アナログレコード)

Elis Regina / Antonio Carlos Jobim (エリス・レジーナ / アントニオ・カルロス・ジョビン)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
60257715322
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Brazil
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
輸入盤

商品説明

いわずとしれたエリスとジョビンの共演作。冒頭を飾る「三月の水」での仲睦まじいデュエットは、この有名曲の中でも最良のテイクといえよう。いわゆるDJライクな曲は少ないものの、"Triste" "Chovendo na Roseira"などセザル・カマルゴ・マリアーノ、ルイザォンら名手による妙技ともいる演奏、録音状態の良さなども含めブラジル音楽を語るうえで欠かせない大名盤。限定盤LP

(メーカーインフォメーションより)

収録曲   

  • 01. Aguas de Marco
  • 02. Pois e
  • 03. So tinha de ser com voce
  • 04. Modinha
  • 05. Triste
  • 06. Corcovado
  • 07. O que tinha de ser
  • 08. Retrato em branco e preto
  • 09. Brigas nunca mais
  • 10. Por toda a minha vida
  • 11. Fotografia
  • 12. Soneto de separacao
  • 13. Chovendo na roseira
  • 14. Inutil paisagem

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
7
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
計14曲38分のボサノヴァ楽曲アルバム。 19...

投稿日:2016/08/18 (木)

計14曲38分のボサノヴァ楽曲アルバム。 1974年にブラジルのエリス・ヘジーナとアントニオ・カルロス・ジョビンが、 米国LAのスタジオで16日間かけて録音し、同年に発売になった、 というアルバムで、エリス・ヘジーナにとっては、 それまでずっと、ジョビンと一緒に、彼の楽曲でフルアルバムを録音したい、 と希望していた長年の夢が叶ったアルバムでも、 あるんだとか。 ただ、別に、彼女のこのアルバムの為に彼が全曲新曲を書き下ろしたとか、 そういうアルバムではなくて、 曲自体は、1960年から、この1974年以前に創られて世に出ていた曲も、 多く含まれている…っていうか、 自分も、そんなに詳しくないんで、少なくとも収録曲目の内7〜8曲は、 当時既に過去の曲だな、と分かる程度で、 それ以外の残りの曲に関しては、当時の書き下ろしの新曲だったのか、 既に発表済みの曲なのか、って部分は、 はっきりとは、 分からないんだけど…。 ともかく聴いてみて… 正直、自分はボサノヴァ系のヴォーカルっていうと、 ナラ・レオンのほうが馴染みがあって、好きなんだけど… でもまぁ、 エリス・ヘジーナの歌声も、コレはコレで、 悪くはないかな、とは思う。 あと…同時期のブラジルのボサノヴァ&MPBジャンルの歌手として… その、1950年代末にボサノヴァが生まれて、 その後、ブラジル自体は1964年から1985年まで20年間、 軍事独裁政権が支配する、という社会状況の中で、 1960年代末からパリに亡命したナラ・レオンと、 亡命はしなかったエリス・ヘジーナ。 また、 一時音楽活動を休止した後、1979年に治療不可能な脳腫瘍が判明し、 時を同じくして音楽活動を再開し1989年に亡くなるまで、 出来る限り精力的に音楽創造活動を続けたナラ・レオンと、 亡命もせず音楽活動の中断もせずやってたけど、 麻薬のコケインと酒と他の薬物とをちゃんぽんしたら不慮の心停止、 みたいなことで1982年1月に亡くなったエリス・ヘジーナ… そんな2人の夫々の人生を知った上で、 双方の歌声を聴き比べれば、どっちの歌声にも、 夫々の生き様というか人生というか、が反映されてるような気がして、 ソレはソレで、興味深い気もしてきたり…。 今回自分は、ついこの前、 エリス・ヘジーナの生前最後の、 そういう意味では遺作となった1980年のスタジオアルバム「Elis」 を聴いてみて、そっちは、ボサノヴァじゃなくて、 ボサノヴァから発展した、もっとポップ系のサウンド、即ちMPB のアルバムだったので…何というか、 この1974年の、 アントニオ・カルロス・ジョビンとコラボしたボサノヴァの名盤 (…と世間的に言われているっぽい…) 「Elis & Tom」もセットで聴いておかないと、片手落ちかな、 という気がしたんで、 入手して聴いてみようって流れに、個人的には、 なったんだけど… 実際に聴いてみて、個人的には、ボサノヴァの歌声としては、 ナラ・レオンのほうが好きかな、 って感じなんだけど… 一方で、エリス・ヘジーナはあの、1980年の「Elis」みたいな、 MPBの楽曲のほうが、活き活きしていて魅力的かな、 と…こっちのボサノヴァのアルバムを聴いてみて逆に、 そっちのほうの良さを実感した、 みたいな。 …勿論、コレはコレで、そこそこのアレだとは、思うけど…。 収録された全14曲中で、 特に印象に残ったのを挙げるとするなら… 歌詞内容はどうか知らないけど、メロディや曲調が暗くなく明るい感じの 1曲目「Aguas De Marco」 3曲目「So Tinha De Ser Com Voce」 5曲目「Triste」 9曲目「Brigas Nunca Mais」 11曲目「Fotografia」 13曲目「Chovendo Na Roseira」 …とかは、まぁ、いい感じに心地よいイージーリスニング系な曲だな、 って感じ…と思って振り返ってみれば、 全14曲中、明るいめの曲調の曲が上述の6曲、残りの8曲は、 暗いめというか落ち着いた系というか、ってことで、 全体としては、暗過ぎず、明る過ぎず、 って感じになるように、収録曲が考えて配置されてるんだな… という収録作品構成に関しても、 見えてきたり…。 …今回、この1974年のアルバムを聴きながら、自分は何故か、 エリス・ヘジーナのことと同時に、ナラ・レオンのことも考えてしまってた、 という感じになったんだけど…更に、 別ジャンルの比較対照になるし、厳密な過程や結果は同じではないけれど、 当時のブラジルの大衆音楽ジャンルにおける、 ナラ・レオンとエリス・ヘジーナっていう2人っていうのは、 キューバ出身で、キューバ革命後に亡命して米国に活動拠点を移した セリア・クルスとラ・ルーペの、米国音楽文化内での関係に、 似た部分があるのかな…と、少し思ったりも…その…… 夫々、狭い音楽ジャンルなんで、女王の玉座は1つしかないんだけど、 玉座に値する実力のある2人が同時代にいて…みたいな、 そういう意味合いで。 …その、ラティーノ系コミュニティでは、 セリア・クルスとラ・ルーペとが、 天使と悪魔、太陽と月、光と影、清純派と妖艶派、聖女と悪女、 (1960年代頃の基準での)全年齢OKとアダルト向け、 みたいな感じで対比されることが多いようで… ナラ・レオンとエリス・ヘジーナも、 …全年齢OKとアダルト向け、っていうアレではなかったかも知れないけど… 若干、似たような、同時代に両雄並び立たず、的な…そんな部分も、 あったんじゃないのかなぁ…みたいな… …まぁ、聴きながら、そんな部分にも想いを馳せられたり、 っていうのは、ある意味、それだけクオリティの高い作品である、 ってことの裏返しなのかもね… ってことで、今回、入手して聴いた甲斐は、そこそこにあったと思うし、 今後も、折に触れて、繰り返し聴いて楽しみたいな、 と…そんな感じです。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

0
★
★
★
★
★
進められて購入してから、早1年経ってしま...

投稿日:2010/08/11 (水)

進められて購入してから、早1年経ってしまいましたが。。聴くほどに好きになるアルバム。特に蒸し暑い夏に聴くと気分的に数度涼しくなります。。音がいいので、ブラジルで生バンドのいるパーティにいるような感じですね。こんなに迫力のあるディーバには会ったことがないですが。。そうそう、いないですね。。この魅力的な声になんとも言えない?、どう表現したらいいのか。。歌い方のセンスの良さ、プラス存在感。。聴くほどに良さが増します。。お気に入りの名盤です。1のAguasDeMarco-3月の水、14のInutilPaisagemが好き。さすが、CarlosJobim。。素敵なアルバムです。

iris さん | 不明 | 不明

1
★
★
★
★
★
印象派の歌曲の様な典雅な構成を持つものか...

投稿日:2009/05/15 (金)

印象派の歌曲の様な典雅な構成を持つものから、実験的なリズム ・アプローチまでの、そのアレンジの幅、高度な技巧に裏打ちされた、非常にソフィストケイトされたアンサンブルや響きの自然さ、ひとつひとつ全てが非凡で、驚愕に値する内容なのに、それ以上に音楽に温もりがあるなんて ... 圧倒される様な、殆どあり得ない豊かさが、ここにあります。

atomico1894 さん | 青森県 | 不明

1

ブラジル に関連する商品情報

おすすめの商品