うーん、ちょっといまいちかなあ。アルバムはどれも好きなんだけど。こうやってライブアルバムで聴くと、似たり寄ったりの曲が多い。それとライブならではの、熱さが無いかな。もうちょっとライブの場数を踏んだほうが良いのでは。

輸入盤市場で好評価を獲得し、セカンド・アルバムは日本クラウンから、そして続く本作のサードではキングレコードに移籍してのニューアルバム。2008年リリース。セカンドをリリースしたあと、しばらくご無沙汰でしたが、このようにニュー・アルバムを引っ提げて戻ってきた。このサード・アルバムは今までのアルバムの中でも最高傑作と断言できるハイレベル作品だ。オープニングから躍動するギタープレイ、エリック・マーテンソンのクリアでパワフルなVoが縦横無尽に駆け抜ける。その徹底ぶりは凄まじいものがある。堂々たるNo.3、そしてラストの方ではハイテンションなNo.10、No.11が続けて展開していく。これほど素晴らしいアルバムを作ったのだから何としても来日してほしい。キングレコードさんだったらそれが可能だと思う。また1つ傑作が生まれた。

ECLIPSE待望の第二弾。前作と比べてややヘヴィになった印象で、key.よりg.が前に出ている感じ。そしてこのg.がまたウマいこと！流麗至極な速弾きからじっくり聞かせる仄かな泣き系まで、リズムも含めてほんとにセンス溢れるギタリストだ（前作ではここまで印象には残らなかったんだけど）。先に証明済みのvo.の歌メロ・センスは今回ますます磨きがかかり、本作でも爽快感と透明感を演出。加えてアレンジ面での心憎いヒネリもあって聞き応え十二分。新作を心待ちにしているんだけど、HP見ても動向が伝わってこんのよね…。