他人の始まり 因果の終わり

ECD

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309026077
ISBN 10 : 4309026079
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
ECD ,  
追加情報
:
198p;20

内容詳細

内容
家族は「他人の始まり」なのか。ECDが家出した母、自殺した弟など自分の家族をみつめ、病にかかった自らをみつめながら家族、そして生のありかを問い返す渾身の書き下ろし。

著者
ECD (イーシーディー)
1960年生まれ。ラッパー、作家。著書『失点イン・ザ・パーク』 『いるべき場所』『暮らしの手帖」他。ミュージシャンとしてのアルバムは多数。

【著者紹介】
ECD : 1960年生まれ。ミュージシャン、作家。日本語ラップ黎明期の1980年代からラッパーとして活動、1996年には日本ヒップホップ史に残る記念碑的イベントである、さんピンCAMPを主催。一方で、2005年には小説『失点イン・ザ・パーク』を発表するなど、作家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • panashe さん

    石田さんが拘っているのは、あくまでも「家族」なのかもね。妻、植本一子さんの著書を2冊ほど読み、彼女の気持ちの変化や妻に好きな人が居ても淡々としている夫石田(ECD)さんがどんな方なのかとても興味があった。同じ事を違う人が発するとこうも温度、色、景色が違うものなのか・・・。それぞれの夫婦、家族にはそれぞれの形があって、他人があれこれ言う事ではないって事。視点があっちこっち飛び、話に置いて行かれるが、植本さんの本既読なのでOK。未読だと判りづらいかも?

  • アコ さん

    立て続けに読んでいる植本一子さんの夫・石田さんのエッセイ。『かなわない』『家族最後の日』と『降伏の記録』の間に出版された本で、そちらで読んだエピソードも多くスッと入ってきた。弟の自殺、妻が疎む父の入院、そして自身の癌発覚を経て亡き母を含む家族の歴史の掘り下げとそれらを振り返って考える彼の家族観。家族である前に人は「個」として生きて死ぬという思想。タイトルの意味が深い。冷静で淡々とした筆致が著者の人間性を表している。※仕事は国立劇場小劇場常駐の舞台機構安全管理だったんだね。※妻の懸賞マニアも初耳。

  • ばんだねいっぺい さん

     うーん。まず話が辛い場面から始まり、父と母を中心に家族史をひもときつつ、自分を振り返るのだが、どうにも諦念と達観の極地に見え、読んでいて、言葉に詰まる感じだった。最後の曲は、上梓後だったのかな?主夫としての著作も読んでみたかったし、あの曲の製作秘話も知りたかった。

  • チェアー さん

    追悼ECD。家族というぬるりとした固まりから離れ、個を追い求め、新たな家族を得る話。筆者の悩みや戸惑い、あきらめ、ささやかな喜びが進行形として表現されていた。読むのは楽ではなかった。

  • バボイヨシヤ さん

    待望のECD最新刊は、自らの出自と現在進行形の日々の営みを綴った家族をテーマとしたエッセイ。植本一子が妻として、母親として『家族最後の日』で書きあげたある家族の日々について、ほぼ同時間帯に、夫であり父親である著者が感じた向き合ってきたものを客観性を持って綴っている。二冊合わせて読むことで、この国で生まれつつある新たな家族のカタチ、その在り方に触れることができる。この家族がこれからも対峙していくそのフレッシュな営みを読み続けていきたい。ECD IN THE PLACE TO BE.

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