サム・ホーソーンの事件簿 3 創元推理文庫

E.d.ホック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488201050
ISBN 10 : 4488201059
フォーマット
出版社
発行年月
2004年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,411p

内容詳細

ピクニック中に突如駆け出し、川に転落した女性。一緒にいた夫も、何が起きたのかさっぱりわからないという。サム・ホーソーンも困惑した、不可解な死の真相とは?(「墓地のピクニックの謎」)。自殺した男は、町長を殺したと遺書で自白していた。だが、実際に謎の狙撃事件が起きたのは、その翌日のことなのだ!(「防音を施した親子室の謎」)。その他、難事件・怪事件が満載の第三集。

【著者紹介】
木村二郎 : 翻訳家・ミステリー研究家・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    このシリーズも3作目ですが、はや人生での別れのようなものがあったり、人間的に興味のある描き方で、ほかのミステリーとは若干異なる感じがします。もう何冊か出ているので読者が固定していることからも感じます。一つ一つの作品が、マンネリにならないように工夫がされている感じがします。

  • K さん

    サム・ホーソーンシリーズ第3弾。今回も素晴らしい不可能犯罪の数々で面白かった。前作はレンズ保安官の結婚で、今作はエイプリルの結婚...ということはサムもそろそろ(笑)メイが今作限りだったのは残念でした。

  • みっぴー さん

    巻末のナイルの猫が凄かった…こういうの狂気って言うんでしょうね。多分ショートショートの部類なんだろうけど、ゾクゾクが半端ない!!本編ではエイプリルが遂に…エイプリル好きだったので、ちょっと残念です。でも、どの作品も楽しませてくれました!鹿狩の話と山小屋の話は、雪密室マニアにはたまらない。五月さんの避雷針の話も幻想的で良かったです。しかしサム先生はいくら小金をため込んでいるのか…(笑)

  • たち さん

    今回も難事件に挑むサム先生。なかでも、医者としての矜持が揺らぐ「描きかけの水彩画の謎」と独特な場所ではありますが、凶器消失トリックが意外だった「真っ暗になった通気熟成所の謎」が面白かったです。後、巻末の「ナイルの猫」の殺害動機には唖然としました。

  • 永田 誠治 さん

    サム先生の事件簿も今回で3冊目。今回はサム先生にとって大きな変化が重なることになります。禁酒法の撤廃、医師としての苦しみ、そしてあの人の結婚。そして相変わらずの不可能犯罪のオンパレード。この喜びがいつまでも続くことを祈りつつ、それが無理だと分かっていながら、ここまできたらホックの全作品を読んでみたいくらい。1番のお気に入りは『描きかけの水彩画の謎』。

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