ごった煮 ルーゴン・マッカール叢書

E.ゾラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784846004170
ISBN 10 : 4846004171
フォーマット
出版社
発行年月
2004年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,528p

内容詳細

ゾラが覗いたブルジョワジーの生態。パリ高級アパルトマンの男と女が織り成す熾烈なセックス・ライフ。「ボヌール・デ・ダム百貨店」で描かれている、現代を彷彿とさせる消費社会の前史過程を描き出した物語。

【著者紹介】
小田光雄 : 1951年静岡県生まれ。早稲田大学卒業。出版社の経営に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    ルーゴン・マッカール叢書10話では、前の暗く重い話から脱して、パリの下宿屋を舞台にした恋愛狂騒劇が繰り広げられる。玉の輿を求めて娘を売り込む母親。妻たちの家計に合わない出費に苦しめられる夫。詐欺まがいの結婚話に引っかかる男。そして、女中たちの不品行。パリを舞台とした群像劇は、狂おしく、悲喜こもごもで、まさに「ごった煮」。この騒ぎの中、それを楽しんでいるようにも見えながらも、主人公オクターヴはしっかりのし上がっていく。結局、よほど強い思いがないと、猥雑な都会で頭角を現すことなどできないということなのだろう。

  • 兎乃 さん

    叢書再読マラソン第10巻。雑にいうと日本では"自然主義とは現実を赤裸々に描くもの"と解釈され変質し矮小されてしまったので、なんとなくゾラは見過ごされている気がする。叢書は、第1巻で物語の始まりにおける世界観の提示と今後4世代にわたる人物達の念入りな紹介、時間を反復横跳びしながら展開する各巻に それぞれ中心となる主人公を設置、外部記憶と内部記憶を巧みに絡ませ(繋げ)、かつ各巻が独立した小説として成立させている。独自性の深化とコミュニケーションといった"流れの秩序"に刮目し、客観性や構成力を基盤に描写の(→

  • ラウリスタ〜 さん

    1882年、10巻、ボヌール・デ・ダムの一個前で連続している。「私たちは真っ当なブルジョワです」「破廉恥な労働者階級の輩とは違うのです」と言い張るブルジョワたちが陰では不倫、遺産争い、第二夫人、ありとあらゆる不品行に精を出す。一つのアパルトマンの中に物語を限定する。女中たちによる悪臭を放つ中庭を囲んでの井戸端会議が面白い。謹厳な裁判長どのが自分が孕ませた職人女に判決を下したり、妻から逃れる為に作った愛人との巣が今度は家庭的心労の種となったり。裁判長に孕まされた女中が一人でこっそり出産するシーンはグロい。

  • きりぱい さん

    叢書第10巻。『ボヌール・デ・ダム百貨店』を先に読んでしまっていたので、そこの経営者になる前のオクターヴ・ムーレの印象に若干ショック。プラッサンからパリへ上京してきたオクターヴが住むことになった5階建ての建物は、見かけこそ風格があってブルジョア階級が住んでいるが、風紀に厳しい管理人をよそにその内実は腐敗の一路。なんという金への執着とためらいない姦通!まあ、ここに始まった訳ではなし、むしろ他の巻に比べたらおとなしい方なのだけど。ブルジョアの面々にみる虚飾の滑稽さもさることながら、女中たちのひどさよ。

  • のうみそしる さん

    一貫して救いようがない。堕落、虚栄、嫉妬、その他考えつく限りの悪徳がはびこる旧世紀のブルジョワ&労働者の世界。まともなやつはいないのか? でも、それが近代に生きるということか。読んでいて一番しゃくにさわるババア曰く「二十スーしか持っていない時でも、いつだって四十スー持っていると言ってきたのよ……」登場人物が多すぎて、チョイ役の名前は絶対覚えられない。

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