CD 輸入盤

『日本のギター作品集 第4集〜武満 徹、野平一郎、野平多美』 福田進一、工藤重典

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573911
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

福田進一/日本のギター作品集 第4集

日本を代表するギタリスト・福田進一が、ナクソスの名プロデューサー、ノーバート・クラフトの協力を得て「日本のギター作品」を世界に紹介するシリーズの第4弾。
 今作では、国際的に活躍するフルート奏者・工藤重典をゲストに迎え、水と自然の風景にまつわる作品群を収録。武満作品のほか、作曲家・ピアニスト・教育者として、現在もっとも多忙な音楽人として知られる野平一郎と、その妻・野平多美の作品が紹介されています。福田進一、工藤重典、野平夫妻、共にパリ留学時代か
ら40年近くに亘る音楽家たちの友情が結実したアルバムとなりました。
 最初の3曲は武満作品。冒頭の『海へ』は、英語の「S(Es)-E-A」から導き出された3つの音を基に展開する、武満の独創的な音楽。広大で、神秘的な海の情景を描いた作品は聴き手の様々なイマジネーションをかきたてます。続く『波の盆』は美しいメロディに彩られたTVドラマの音楽。原曲のオーケストラを、福田の愛弟子である鈴木大介がギター用に編曲したもの。そして『海へ』と親和性の高い『エア』を収録。巨匠オーレル・ニコレの70歳記念コンサートのめに作曲されたフルート独奏曲であり、これが武満の遺作となりました。
 続いてシリーズ初登場となる野平一郎の作品。『波の記憶』は福田進一によって2011年2月に初演され、今回の録音のために2017年に改訂されたな作品。チョーキング、打楽器音、弦を擦るなど、様々な特殊奏法が盛り込まれ、楽音としての波が徐々に異世界の音へと変貌していくユニークな作品。
 さらに野平多美の『Water drops』は一滴の水が落ちるときの不規則性をギターの豊かな音色で表現した作品。万華鏡を思わせる美しい響きに満ちた曲です。
 野平夫妻による6曲の日本の歌の編曲は、よく知られたメロディに新たな光をあてたアレンジが聴きもの。夫妻各々の作風の違いも楽しめます。アルバム最後、アンコール風に収められた『荒城の月』は、ピアソラの名曲『タンゴの歴史』へのオマージュとなっています。(輸入元情報)

【収録情報】
武満 徹:
1. 海へ〜アルト・フルートとギターのための (1981)(夜/白鯨/鱈岬)
2. 波の盆 (1983)(鈴木大介によるギター編)
3. エア〜フルート・ソロのための (1995)

野平一郎:
6. 波の記憶 (2011/ rev.2017)(福田進一に献呈)
7. 3つの日本の歌 (2017)(野平一郎によるフルートとギター編 成田為三:浜辺の歌/梁田 貞:城ヶ島の雨/岡野貞一:ふるさと)

野平多美:
8. Water drops (2017)(福田進一に献呈)
9. 3つの日本の歌 (2017)(野平多美によるフルートとギター編 山田耕筰:砂山/岡野貞一:朧月夜/瀧 廉太郎:荒城の月)


 福田進一(ギター)
 工藤重典(フルート、アルト・フルート)

 録音時期:2017年10月25-28日
 録音場所:カナダ、オンタリオ、聖ジョン・クリソストム教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(7,8,9)

内容詳細

フルートとギターの透明な響きで日本の音の感性に浸る。いずれも現代作品だが、両名手とも間や音色が先鋭に切り立つ“現代音楽的あしらい”につかず、ごく自然、とも言うべき息遣いで音を解いていて、意外なほどするりと耳に入ってくる。現代語法と唱歌がつかず離れず同居する編曲作も不思議な面白さ。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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