ドン・フェルダー自伝 天国と地獄 イーグルスという人生

Don Felder (ドン フェルダー)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784809409066
ISBN 10 : 4809409066
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,503p

商品説明

全世界で2900万枚以上売れつづけている名盤の表題作、〈ホテル・カリフォルニア〉の誕生秘話はじめ、メンバーとの確執までをも赤裸々に語った、米国ベストセラー自伝!

〈ホテル・カリフォルニア〉の原形が出来たのは、1976年7月、マリブのビーチハウスでのことでした。
「気持ちが高まってきて、僕はそばにあったアコースティック12弦ギターをなにげなく取りあげた。
海を眺めながら新鮮な潮風を吸いこんでいるうちに、無意識につま弾きはじめていた。
ふと、オープニング・コードがいくつか浮かんできた。
それらのコードをあれこれいじりながらなんとなく弾いているうち、なかなかクールなサウンドが不意に形になってきた。
ヴァースとコーラスもある32小節ほどの小品。
目の前に広がる壮大な景観から生まれた、キラキラ輝く小さな宝石だ。
弾きおわると、その音楽の振動は空中にしばらく余韻を残し、
やがてゆっくりと静寂のなかに消えていった。僕は首のうしろが総毛立つのを感じた」
まさに不朽の名曲が産声をあげた瞬間です!
“自伝”だからこそ、語れることがある!!

※出版社都合により、発売日・価格・仕様等に関しましては、予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

内容詳細

全世界で2900万枚以上売れつづけている名盤の表題作「ホテル・カリフォルニア」の生みの親が、誕生秘話ほかイーグルス時代のすべてを語った、米国ベストセラー。

【著者紹介】
ドン・フェルダー : ロック界において、世界に誇る屈指のギタリストのひとりとして、その名を知られる存在。現在もソロアーティストとして、ツアーに出て演奏をつづけている。ロサンジェルス在住

山本安見 : 訳詞家の先駆けとして、70年代からロック・ミュージックの訳詞を数多く手がける。TV音楽番組『ミュージック・フェア』『僕らの音楽』の訳詞をはじめ、ロック・ミュージシャンの評伝など、現在も活躍中。沖縄在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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メンバーでは初の自伝。ホテルカリフォルニ...

投稿日:2021/04/23 (金)

メンバーでは初の自伝。ホテルカリフォルニアの生みの親で、カントリー音楽からロックへ移り変わる上で中心的な人物が、ドンフェルダーです。私、イーグルスが好きですが、この本を読んでもイーグルス自体を嫌いになれませんでした。男5人いれば、派閥もできるし、考えも違うと思うからです。 フェルダーから見たイーグルスですので、あくまで参考程度に。ただ自伝を出さなかったら、作詞ドンヘンリー、作曲グレン・フライコンビの構図が固まってしまうところでしたので、一石を投じたい意味はあったのかなと思います。 棺に入れてほしい音楽が『ホテルカリフォルニア』ですので、曲自体はこれから100年先も残ると思います。ドンフェルダーありがとう。

mai さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kazuyuki.matsuda さん

    定価税抜2,600円だが、今では倍払っても入手できないマニア向けの本。が、イーグルスの本当の歴史を知る上で読まずにはいられない。 全20章のうち7章以降はドンフェルダー加入後のイーグルス史でもある。ドンフェルダー加入の前から、そして以降もずっと喧嘩の絶えない仲の悪いバンドだった。にもかかわらず歴史に残る名曲の数々を生み出している。ドンフェルダーサイドからの歴史なのでぜひドンヘンリーや別のメンバーからの話も聞きたい。ライターがかなり優秀で文章と比喩が素晴らしく、読みやすい本でした。 秘話満載です。

  • まっと さん

    Eaglesを聴くようになったのは中学生の頃、ご多分にもれず?Hotel Californiaから。歌詞を必死に覚え「掛詞」になっている(と言われていた)部分に「!」と感じたのは高校時代。その懐かしさもあって手に取りました。ドンフェルダー自身の貧しい子供時代から、音楽活動をつつける中での挫折、そしてイーグルスへの参加からメンバー間の交流と確執、解雇通知等、様々な話が全体としては比較的テンポよく、彼の視点で語られていますが、他のメンバー、特にグレン・フライやドン・ヘンリーの言い分はどうなのだろう。。。

  • 高橋 橘苑 さん

    中学生の頃一番好きだったバンドがイーグルス。ロングランで、彼等が解散に到った理由を知りたくて、読んでみた。 音楽に夢と希望を見出しウエストコーストにやって来て、そして成功し、頂点を極め、自分を見失って行った彼等。 音楽的に成功する事がそれ自身目的となり、虚像を生み出し、セールス記録の数字やヒットチャートの順位、厖大な富の金額と言うビジネスで扱う数字で評価される音作りは、精緻で華麗で人工的な香りを漂わせて行く。 名声と富と権力、酒と美女とドラッグに満たされた地上の楽園に住む人達に、メッセージは残ってなかった

  • Kolon さん

    伝説的な名曲ホテル•カルフォルニアを作り、イーグルスにメンバーであった著者の自伝。 しかし噂通り仲の悪いバンドだったんだなぁ。 あの人間関係と環境下であれだけの名作を生み出したのは奇跡的。 まぁ当時のロックバンドの非社会性やモラルの無さを語っても仕方ないが、らしいと言えばらしい。 何処にせよ、あの名曲を生み出した人物の生き様や葛藤は読むに値する。 当時の日本では彼らの音楽をクロスオーバーと呼んでいたが、70年代後半のロックミュージックの代表バンドであることは間違いない。 しかし笑いくらい仲が悪い。

  • COLD SWEAT さん

    あのイーグルス「ホテルカリフォルニア」の作者の自伝。幼少の頃、そしてミュージシャンになり、イーグルスから解雇されるという結末までが詳しく書き込まれている。あくまでフェルダー側からの視点ではあるが、偉大になりすぎたバンドの業を感じざるを得ない。

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