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Documentary Classical レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

115件
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  • 古い映像だが日本語字幕付きというのがなにより嬉しい...

    投稿日:2016/07/01

    古い映像だが日本語字幕付きというのがなにより嬉しい。 スカラ座合唱団のリハーサル、『トロイアの人々』、『ローエングリン』のリハーサルの一部が収録されているが、あまりうまく編集出来ていないように感じた。 スカラ座日本公演の『シモン・ボッカネグラ』のホテルでのリハーサル風景は貴重だ。 大道具の制作について少ししか時間が取られていなかったが面白い内容だった。縁の下の力持ちである裏方の様子をもっと見たい。 ちなみにシミオナートのインタビューは第2集に繋がっている。

    ユローヂィヴィ さん

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  • 第2集はスカラ座バレエ団のバレエ学校とプリマ、ルチ...

    投稿日:2016/07/01

    第2集はスカラ座バレエ団のバレエ学校とプリマ、ルチアーナ・サヴィニャーノのインタビューにリハーサル、バレエ『じゃじゃ馬馴らし』の舞台(舞台稽古?)の様子が長めに収録されている。 サヴィニャーノもバレエ『じゃじゃ馬馴らし』も初めて知ったが素晴らしい。 スカラ座のファン(天井桟敷の人々)による食事会の話とスカラ座の総裁による制作サイドの話も興味深い。

    ユローヂィヴィ さん

    1
  • 生前、天才指揮者の名声をほしいままにしていたカルロ...

    投稿日:2016/06/03

    生前、天才指揮者の名声をほしいままにしていたカルロス・クライバーのドキュメンタリー。久々に鑑賞して彼の才能のユニークさの一端を感じることができました。思えば1970年代後半にミュンヘン・オペラの一員として来日、ばらの騎士を振ったときのことが懐かしく思い出されます。天才ならではの奇行の多いことも有名でしたが、それもゆえあることだったのだということを歌手、オーケストラ団員、同僚の指揮者、演出家などの証言をまじえて描かれています。カラヤンの墓参りも欠かさず行っていたなどというエピソードも興味深いです。父親の反対も押して指揮者への道を歩んだいきさつも描かれます。晩年も決して幸せなものではなかったようなそんな寂しい思いにもとらわれますが、あらためて彼の芸術の素晴らしさに触れられたひとときでした。

    カラスの息子 さん |50代

    0
  • 1995年5月にコンセルトヘボウ大ホールで開催された歴...

    投稿日:2015/05/06

    1995年5月にコンセルトヘボウ大ホールで開催された歴代2回目のMahler Feest(フェスティバル)のリハーサルが収録されています。交響曲全曲(演奏日程は番号順)と大地の歌の連続演奏会をRCOとウイーンフィルとベルリンフィル(マーラーユウゲントオーケストラのおまけも)のマーラー演奏の作曲者肝いりの御三家オケが交代制で演奏する壮大なイベントでした。更にお目当ては、RCOを1988年に勇退させられたハイティンクが復権して3大オケのすべてを相手にマーラー交響曲を1曲づつこのフェスティバルで指揮するという願ってもないはからい付きだったのです。ハイティンクのマーラー演奏は若手の70年代からすでに世界中で一目置かれていましたから。直前にコンセルトヘボウBox officeで配布されていた月ごとの小冊子1995年5月プログラムに掲載されていた内容にもとづく記憶によると、たしか1番シャイ−(RCO)ティケット200ギルダー(1995年当時のRCO定期演奏会は同じプログラムで同じ桶と会場で100ギルダーでおつりが来た)、2番ハイティンク(RCOではなかったかしら)、3番ハイティンク(ウイーンフィル)、4番ムーティ(ウイーンフィル)、5番アバード(ベルリンフィル)、6番ハイティンク(ベルリンフィル)、7番ラトル(ウイーンフィル)、8番シャイ−(RCO)、9番アバード?、大地の歌シャイ−、一部あやふやですが・・・。こうしてみると、ハイティンクがべりリンフィルのメンバーに向かって、昨日のあなた方の演奏会は熱演で大成功だったらしい、わたしは(マーラーばかりで)食傷気味で聴かなかったが・・・(笑)、でも弾きすぎてはいけない、ここのホールはよく響くから少しだけ控えめに弾いてくれ、と話しかけるくだりは、まことに示唆に富む。RCO viola現役主席を1992年から20年以上務める波木井氏とアムスの終演後にビールで2人きりで話したころから20年経過したが、ほんとにそうなんですね。さてさてこのDVDはほんとにおもしろい。

    菜摘 さん |60代

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  • これは面白い。大変楽しめる映像です。オペラ・歌曲の...

    投稿日:2014/06/04

    これは面白い。大変楽しめる映像です。オペラ・歌曲のファン以外は、とかく軽んじている大家の、その全貌がほぼ理解できます。証言している名歌手たちも揃っています。日本語字幕入り。時代に翻弄されたものの、自身の歩む道をしっかりと踏み間違えなかった作曲家。退嬰的との批判にめげず、最後までシュトラウス節を貫き通した偉さ。幸いなことに、全オペラが録音で耳に出来る歓び。後は映像が揃うのを待つだけす。

    オペラかじり虫 さん |70代

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  • NHKのBSで拝見したSuitnerさんのドキュメンタリーが息...

    投稿日:2013/03/25

    NHKのBSで拝見したSuitnerさんのドキュメンタリーが息子さんの製作・監督でよかったので購入。晩年の講義風景は希少な映像でたいへん参考になりましたが、指揮者の経歴や背景面の説明がほとんどなく庭でくつろぐばかりなので息子にしてはちょっと肉迫が足りないなあと思いました。フルヴェンの代役を務めていた1950年前後のエピソードとかを自他ともに当事者に語らせるとか本のほうでは少しあるみたいなので映像でも残してくれればよかったかと期待していました。まあ安いですし、ミュンヘンでも劇場横にチェリビダーキ・スクエアが残っているくらい尊敬されている人物ですので買って損はないです。

    ななポコ さん |30代

    1
  • 第二次世界大戦終了後、ベルリンを解放したソビエトは...

    投稿日:2012/12/17

    第二次世界大戦終了後、ベルリンを解放したソビエトは荒廃したベルリンに文化的な復興を始める。 戦争の悲劇に苦しんだ人びとの心は音楽など文化に飢えていた。 西側と東側がせめぎ合うベルリンに次第に大国の政治的対立が生まれついに壁が築かれる。 西側の経済発展に対し東側は文化の豊かさをアピールする。そして文化活動に政治的な介入が始まっていく。 東側の芸術家は外貨獲得や文化力の誇示のために西側に演奏旅行に向かう。 豊かさを宣伝する東側が遂に崩壊へ向かう。 戦後の混乱期に音楽が人びとを癒した話から壁がもたらした西側に住居をもつ東ドイツのオーケストラ団員の話や西側に演奏旅行に行って亡命されないかと監視される話や楽団員の中に監視員を入れようとする芸術局の話など、実に興味深い。 冷戦時代、不幸にも政治的に利用されてしまった芸術・文化。国家が自国の文化・芸術をどう扱うか、保護するかという問題を考えさせられた。

    ユローヂィヴィ さん

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  • ショルティの指輪といえば知らぬ人はいないほどの名盤...

    投稿日:2012/10/27

    ショルティの指輪といえば知らぬ人はいないほどの名盤・大作であるが、その製作仮定には途方もない苦労と努力があったことが本作を通じて実感できる。コンピュータも存在しなかった当時、すべてがアナログの手作業で、まさに人間の手のみによる歴史的な芸術作品が生み出される過程を目にすることができる。何かに憑かれたように上半身を激しく振り動かすショルティの姿には鳥肌が立ってしまった。子どもの頃にNHKの放送を通してリアルタイムでショルティの指揮姿を見たが、とても懐かしい気持ちにもなった。しかし、ライブではあれほどの激しい動きはしていなかったであろう。あまりの激しさに、ショルティのセーターとシャツがまくれあがり、おヘソを丸出しにして音楽に生命を吹き込んでゆく姿には感動した。ところで、録音スタジオとなったゾフィエンザールであるが、当時のDECCAやLONDONによるウィーンフィルのレコーディングといえばこのホールでした。近頃出た、ティーレマンの「影のない女」はまさにこのホールを舞台とした演出であった。歌手が譜面台を持ち運ぶ係の人と一緒に並行移動する姿を見て、「あれは何なの?」と思ったが、このショルティのリハーサル風景を見て理由が理解できた。それにしても、ボスコフスキーは昼間に指輪の録音をやって、夜はSTAATS OPERで「ばらの騎士」でコンマスをやるといった激務をこなしていたのね。それからヴィントガッセンはジークフリートの収録が終わると、すぐさまその日にうちに夜行に乗ってドイツの劇場へ移動する姿も収録されている。次の日からドイツの劇場でフィデリオのフロレスタンを歌うという。ニルソンの歌唱も素晴らしいが、オフでのホームパーティでは、すっぴんの顔で黒猫を抱き上げる姿は普通のおばちゃまという風情で親しみを感じた。

    JAZZMAN さん |40代

    1
  • ショスタコーヴィチ・ファンよりもソクローフ・ファン...

    投稿日:2012/10/02

    ショスタコーヴィチ・ファンよりもソクローフ・ファンに訴えかける力のほうが強いように思う。 純粋にショスタコーヴィチにしか興味がない人が見たら ? と思ってしまうかもしれない。

    ユローヂィヴィ さん

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  • フルトベングラーの神々しい演奏風景。それを瞬き一つ...

    投稿日:2012/08/08

    フルトベングラーの神々しい演奏風景。それを瞬き一つせず聴き入る工場労働者たち。この映像はどうみたって演出されたはめこみ映像ではないか。それよりも、精神的に深いと言われたフルトベングラーの第1の理解者たちである当時のドイツ国民の多くがナチス協力者なのだから驚く。精神的な音楽に随喜の涙をながす人間が、このていたらくなのだから本当に驚く。要は精神の深さと善悪はイコールではないことの実証ではないか。精神的に深い演奏に感動したからといって、その人間が本当の意味で人間的に成長するわけではないのだ。フルトベングラーを乗り越るために、カラヤンが善悪と無関係な美の世界に没入した理由がやっと分かった。精神的に深かろうが、浅かろうが善悪とは無縁であることを知らしめた優れたドキュメントである。

    ねこ さん

    4

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ありがとうございました

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