Who Can I Be Now？ 1974-1976 (12CD)

■　デヴィッド・ボウイの集大成ボックス第2弾登場！本作『WHO CAN I BE NOW? [1974 - 1976]』は、2015年9月23日（日本盤は2015年10月21日）にリリースされ大好評を得た『FIVE YEARS [1969-1973]』に続くものとなる。

■　 今回焦点を当てるのは、いわゆる“アメリカン”時代と呼ばれる、1974年から1976年にリリースされた作品群。この時代に発表されたアルバムは勿論、ボックスに収録されているCD12枚の中には、1974年にレコーディングされた“幻の”未発表アルバム「THE GOUSTER」も含まれているのがポイント！

■　ボックスのタイトル『WHO CAN I BE NOW？』は、1974年にレコーディングされながら、1990年代まで公式にリリースされることが無かった曲からとったもの。本作に収録されているのは、『DIAMOND DOGS』（オリジナルと2005年ミックス）、『DAVID LIVE』、（オリジナルと2005年ミックス）、『YOUNG AMERICANS』、『STATION TO STATION』（オリジナルと2010年ミックス）、未発表アルバム『THE GOUSTER』、『LIVE NASSAU COLISEUM 76』、そしてシングル・ヴァージョンやアルバム未収録のシングルB面曲を集めたコンピレーション『RE:CALL2』となる。

■　本セットにのみに収録される『THE GOUSTER』は、今回初めて公式発売となる“幻の”アルバム。この作品は、1974年にフィラデルフィアのシグマ・サウンドでトニー・ヴィスコンティをプロデューサーに迎えてレコーディングされ、ミックスとマスタリングまで完了したが、その後デヴィッドはニューヨークへ移り、ジョン・レノンとハリー・マスリンと一緒にやがて『YOUNG AMERICANS』となるアルバムを制作することになる。『THE GOUSTER』には、「Right」、「Can You Hear Me」、そして「Somebody Up There Likes Me」の未発表ミックスが3曲収録されている。2016年に発売するにあたり、トニー・ヴィスコンティがオリジナル・マスターテープからのマスタリングを監修し、またエリック・スティーブン・ジェイコブス撮影の写真を使ったジャケットは、デヴィッド・ボウイが抱いていたアルバムのオリジナル・コンセプトを基にしているという。

■　また本ボックス・セット独占となるのは、『DAVID LIVE (Original Mix)』、『STATION TO STATION (2010 Harry Maslin Mix)』――こちらは2010年にリリースされた『STATION TO STATION』のデラックス・ボックス・セットに収録されていたDVDにオーディオ音源として収録されたのみの音源となる――そして『RE:CALL2』である。

■　『RE:CALL 2』でフィーチャーされているのは、初CD化となる「Rebel, Rebel」のオリジナル・シングル・ミックス、さらに「Diamond Dogs」のオーストラリア盤シングル・エディット、そしてこちらも初CD化となる「Rock 'n' Roll With Me」のライヴ・ヴァージョン・シングル・エディットがある。ちなみに、この「Rock 'n' Roll With Me」のライヴ・ヴァージョン・シングル・エディットは、『DAVID LIVE』のプロモーション用にアメリカ各地のラジオ局に配られたものである。

(メーカー・インフォメーションより）