未確認動物UMAを科学する モンスターはなぜ目撃され続けるのか

Daniel Loxton

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759818215
ISBN 10 : 4759818219
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
562p;20

内容詳細

未確認動物学は科学かトンデモか?人はどうしてモンスターに惹かれるのか?UMAは本当にいるのか、いないのか?野生動物学、科学論、民俗学、心理学の知見をふまえて謎を解き明かす。

目次 : 1 未確認動物学―本物の科学か疑似科学か/ 2 ビッグフット―あるいは伝説のサスクワッチ/ 3 イエティ―「雪男」/ 4 ネッシー―ネス湖の怪獣/ 5 シーサーペントの進化―海馬からキャドボロサウルスへ/ 6 モケーレ・ムベンベ―コンゴの恐竜/ 7 人はなぜモンスターを信じるのか―未確認動物学の複雑さ

【著者紹介】
ダニエル・ロクストン : 「Junior Skeptic」誌の編集者であり、「Skeptic」誌のスタッフ兼ライター。伝説上の動物の批判的研究を専門とする

ドナルド・R.プロセロ : 古生物学の世界で活躍する科学者であり文筆家。Ph.D(コロンビア大学)。元オクシデンタル大学地質学教授で、カリフォルニア工科大学でも地質生物学を教えていた。現在は、ロサンゼルス自然史博物館の古脊椎動物学研究部に所属。アメリカ地質学会、古生物学会、ロンドン・リンネ協会の特別会員

松浦俊輔 : 翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師。1956年生。東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。元名古屋工業大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • テツ さん

    いわゆるUMAがオッサンになっても未だに好きなのでとても楽しく読めた。ネッシーが、ビッグフットが、そしてモケーレ・ムベンベが如何にして人間によって創り出されたか。現実に存在するかもしれないというワクワクと同じくらいに存在しない何かをあたかも存在するかのように喧伝する努力も読んでいるとワクワクする。ムーを楽しく立ち読み出来る少年の心はいつまでも忘れたくないけれど、きちんと検証して有り得ない物は有り得ないとする姿勢は大切だし、その過程は面白いよな。

  • Masakiya さん

    ネッシーや雪男などの存在を、証拠を徹底的に批判的に検証するという科学的な態度で考察している。印象としては自然科学というより裁判、調査ジャーナリズムのような内容。シーサーペントの民俗学的ともいえる考証は読みごたえあり。縦にうねるように描かれた図象が、そのような目撃談を生み出したとも示唆している。ネッシーにも同様なことが言えるそうで、世界的に話題に上がり始めたのは、1933年に映画「キングコング」が公開されて以降だということ。モケーレ・ムベンベにしても、その目撃談は、湿地に棲むと考えられていた竜脚類の古いイメ

  • 紫草 さん

    以前、自分が宇宙人に誘拐されたと信じてる人たちについての心理学者の研究を読んだけれど、これも同じように、科学的にはほぼ無いと言われてることを信じる人たちの心理に興味があって読みました。信じてる人は、科学的な根拠より何より、自分の目を信じてるんですね。なんと言われようと、それはそこにいたんだし、それを自分は見たんだし、あなたその場にいなかったのになぜ否定できるのか、ということ。ネス湖のネッシーが初めて目撃されたのは、映画「キングコング」が公開された直後だったって知ってなるほどねえ〜って思いました。

  • 道三 さん

    面白い!人は何故、怪物や宇宙人を信じたくなるのか。この本は、様々な角度からUMAについて検証している。いつまでもネッシーの存在を信じる人間でいたい…そして、いつまでも「好きな雑誌は?」の問いに「ムー!」と即答できる大人でいたい……でも、それでいいのか、俺?(笑)

  • vonnel_g さん

    いわゆるUMAはなぜありえないのか?から始まり、代表的なUMAたちとその成り立ち(近代に出てきたものは商業的な理由が多い)を解説、最後にどうすれば研究対象として認められるの?まで書かれた、親切かつ詳細な科学の書。版元も真面目だ(化学同人)。最初と最後の章はニセ科学全般の傾向と対策にも読める。なんかの映画にも登場していたけれど、モケーレ・ムベンベってメジャーなんですね。日本で話題になった「ネッシーの死骸(正体はウバザメ)」の立体があるとは。作ったの日本の会社じゃないのか。

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