愛と幻想のハノイ 集英社文庫

D.t.フオン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087604719
ISBN 10 : 4087604713
フォーマット
発行年月
2004年09月
日本
追加情報
:
16cm,318p

内容詳細

大恋愛の末に結婚して幸福だったはずなのに、リンは夫グエンを愛せなくなっていた。純粋な性格ゆえ夫の過ちが許せず、さらには、年齢の離れた有名作曲家チャン・フォンと恋に落ちてしまう。彼には妻がいたし、多くの女性と不倫を重ねてきた過去もあったが、「本当に愛を感じたのはきみだけだ」という言葉をリンは信じた。その愛は“真実”か“幻想”か…。政治的、経済的に混迷をきわめた1980年代のベトナムを舞台に、ひとりの女性が、究極の愛を求めて成長していく感動の物語。

【著者紹介】
ズオン・トゥー・フオン : 1947年ベトナム・タイビン省生まれ。ベトナム戦争中、21歳のときに志願して激戦地へ。戦後、小説家としてデビュー。82年、党や知識人を告発した内容のシナリオが検閲にかかり、以後3年もの間、執筆活動を制限される。また、91年にも逮捕されて、裁判を開かれることなく7ヵ月間拘留されている。現在、ハノイ在住

石原未奈子 : 広島県出身。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。翻訳学校ユニカレッジで小川隆氏、加藤洋子氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 子音はC 母音はA さん

    1980年代のベトナムの時代背景を捉える。生活のために自分の信念を曲げ党を賞賛する記事を書いた夫。それに対し妻は偽りの心だ罵り夫への愛が覚め野心的な音楽家に心を奪われて行く。時代の変化と自由への謳歌が絡みあう。葉の匂いがする。

  • ビリー さん

    ベトナム文学。ガイドブックと旅行記を読んだので、こうゆうのもありかと思って読んでみた。ベトナム人作家の本は初めてだけどそれ以前に恋愛小説自体が初めてなので日本に比べてどう違うかといった客観的な比較は出来ず。。。個人的にはややキャラクターが極端だった印象と、男である自分としては主人公の女性に共感しづらいのが気になった。全体としては読みやすく、あまりカルチャーギャップも感じない。さすがは日本で訳されてる数少ないベトナム作家、ということもあるだろうし、テーマが普遍的なものだということもあるかもしれない。

  • めにい さん

    ハノイに行ったときに在住の知人に薦められて読む。翻訳した人はあまりハノイを知らないのか知りすぎているのか、カタカナ変換されている料理がよくわからなくて想像できなかった。理想に生きることができるのは彼女が教師だからなのか?スキャンダルを起こしてもそのまま教師を続けられるのは相手が社会的地位を持ったからなのか?彼女自身に理想に殉ずる意味が分かっていないような気がして物足りない。社会主義国の重苦しさ、ハノイという街のカフェの雰囲気、年齢差による敬語の使い方の差など、直接感じたものが表現されていて懐かしかった。

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