14年ぶりのアルバム。内容は…熱心なファンであれば、もう持っている曲もちらほら。しかし、それでも！確かに前作程の衝撃はないが、アナログに拘った音はあくまでもシンプル。音楽とは何かと教えてくれる。今の流行に流されるミュージシャンが多い中、ある種の不変ともとれるリズムに舌をまく。アルバム一枚通して聴ける小説のような作品だ。

ニューアルバムが本当に待ち遠しい。Voo Doo発売の頃にManhattanのRadio City Music Hallであったshowを観た。how does it feel...?と歌うD’angeloに、僕の前の席でおかしくなりそうになっていたあの娘も、きっとそう思ってるに違いない。あれからもう10年だ。

う〜ん？ どうなのか？ 寄せ集めのようなアルバムで、統一感が全くない。 14年間アルバムを出せなかった意味が、何となく分かるような？ 繰り返して聴けそうなアルバムでは自分はない、今のところ。

VOODOOを超えていない14年間もかかってこの程度じゃもう購入することはないと思う。 音的にはクエストラブ。 既聴感のあるアルバムだ。 もう斬新なアルバムは作れないのだろう。 残念ながらこの評価となる。

ヒップホップを通過したブラック・ミュージックの最高到達点。本人さえ超える事のできないチョモランマ。ファンク・ミュージックの快楽をじっくり煮込んだコク旨スープ。一度聴いてピンとこなくても大丈夫。聴けば聴くほど仕掛けられたリズムのグルーブの伏線を楽しめる。

ったく！　いつになったら新しいディアンジェロに出会えるのだろう？　と言いながら、今回もしっかり追っかけさせられてます。彼が以前カヴァーしたR＆B、ソウル・ファンクのコンピ盤です。彼を丁寧に追いかけてきた方には既出・既発の曲もあるのでしょうが、私には意外なLIVE音源もあり、かなり楽しみながら聴かせてもらいました。相変わらずの音数の少なさにも関わらず、そこから醸し出される深く重く高いグルーブはディアンジェロの本領発揮な魅力に溢れています。　それにしても・・次作はあるのか？ないのか？・・ほんとイケズな方ですこと！

イイっスねぇ。確かに最初はとっつきにくいものの、聴けば聴くほど良くなっていって、最後は聴きやすい作品であることに気付く。癒されますよ、この音と声は。

くぐもった空気を揺らすような緩やかなファンクグルーヴ 時に粘りつき、時に艶やかなファルセットで歌う ディープこの上ない７０’sソウル、ファンク、ジャズの濃密な香りと HipHop的感性の絶妙な絡み合い そして、何よりサウンドの全体を覆う魅惑的で体臭が匂うかのような密室性 D’angeloでしか有り得ない、ドス黒く濃密なソウルが充満している とまあ、特異な形容をしてみたが、彼こそが７０’s８０’sブラックミュージックの 真っ当で正当な継承者だと思います。

めっちゃええねん！色あせる事無く・・・NO.1

天才は寡作でいいんだ、と思う。本当に。