繊細で可憐で高貴。 音楽をかけていると部屋の空気感が変わるようです。 外が晴れていても曇っていても、そんなことは関係なしに強制的にクレイグ・ワールドに誘われます。

いやぁ〜良かったです｡今までの作品は､ﾃﾞｼﾞﾀﾙな感じでしたが､今作はほぼｱﾅﾛｸﾞなので耳に良く入ってきました｡ﾃﾞｼﾞﾀﾙ処理された曲に聞き慣れてしまった方にはｵｽｽﾒだけど､各曲が短いのが少し残念かな｡

スバル・レガシイのＣＭにフィーチャーされる頃には聞き飽きるほど聞いていた傑作。2ndからはいって１stを聴いてみるといささか長丁場なところが気になるが、ドライブ中の何の変哲もない外の風景に色彩を与えてしまう魔力は絶品。聴くべし。それにしてもこのジャケット、どこで撮影したんだろう？

凄かった。ワールドクラスのレベルを痛感した。メロディラインはクサイ部分もあるがそれを高次元にアレンジしきってる。それともの凄い悲しみを秘めている。ここまで心をえぐり取られたＣＤは初めて。

これだけ様々なテンションの曲を手掛けるアーティストがいる事に感動した。スバルのＣＭ曲もエレガントに仕上がっている。これからの彼の作品も期待出来そう。

某自動車のCM曲目当てで買いましたが、全部良かったです。なんというか、廃墟的な美しさみたいな感じでした（上手く説明出来ませんが）。

ドラマの中で使われていたThis Loveが欲しくて買いましたが、Let’s Go Out Tonightもいい感じで良かった。

ＴＶメディアを通じて流れるＦＩＮＤＩＮＧ　ＢＥＡＵＴＹはあまりに退廃を感じさせて、その静謐な響きとは裏腹に空虚な希望を抱かせる。壮絶な闘いの後の鎮魂歌のようで肌にまとわりついてくる。美しすぎて哀しい、という意味が全身を貫いて、しばらく脱力感から抜け出せない。これは快感を求める全ての人へのプレゼント。

デ・ジャヴュの感覚を持ちながら、明らかに別の寂寥感溢れるダークな世界。モノトーンでありながらカラフルな印象を持つのは何故？絶望の岸辺を救済してくれそうで、実は地獄巡りだったという残酷な音楽。 美しくて悲しすぎる。

「キッス・オヴ・ザ・ドラゴン」のサウンドトラックでその仕事のピークを迎えたクレイグの満を持しての ２ｎｄアルバム。 光は見えるけれども、それはどれも 繋がってはいない。 当たり前のように「孤独」を感じさせてしまう。 流麗なストリングスも、心の軋みのよう。