CD 輸入盤

アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズ第3集(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WER6934
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アール・ブラウン・シリーズ第3弾
今回もすごい!お宝音源満載!
伝説の指揮者シュヒター指揮N響による『涅槃』
高橋悠治の幻の『ヘルマ』も収録! ベリオとキャシー、夫婦共演


好評のアール・ブラウン監修コンテンポラリー・サウンド・シリーズCD化シリーズ第3弾は、注目のお宝音源目白押しとなりました。黛敏郎の『涅槃交響曲』に高橋悠治のクセナキス、さらにベリオとその妻バーベリアンの共演を含む魅力満載のボックスです。
 CD1のキャシー・バーベリアンは、ベリオの妻で、ビートルズをバロック・アリア風に歌い、ケージらの作品をしばしば取り上げるなど、実に多彩な活動をした優れた歌手でした。ここでも自らの声を自在に変容させており、特にベリオ作品での夫ベリオのピアノとのコラボレーションは聴きもの。
 CD2で『涅槃交響曲』を指揮するは、1959年2月から1962年3月までNHK交響楽団常任指揮者を務めたヴィルヘルム・シュヒター。彼はカラヤンのアシスタントもしていた人物で、NHK交響楽団を鍛えに鍛えた人物として知られています。この演奏の録音は、以前他社からもCDリリースがありましたが、今や入手困難。ここに甦った奇跡の名演奏は、全体にものすごい緊張感が漲っています。黛自身のコメント(英語)がブックレットに記載されています。黛は、梵鐘の音色に魅了され、その響きを、大音量で大編成の生楽器を積み重ねることで再現しました。鐘の音は時の移ろいとともに変化し、その様は「盛者必衰の理」をも表しているという日本独自の考えにもあらためて心打たれたと語っています。さらに、声明の、リズムとイントネーションの周期的変化、そして複数の僧侶が微妙にずれた音高で詠うことによって生み出されるノイズにも惹かれたと書いています。鐘の響きと祈りの歌・心に理想の音を求めたこの作品のことを、黛は、交響曲であると同時に、「Bhddhistic cantata」とも呼べると書いています。
 CD3は、高橋悠治のソロ。複雑な数の順列に基づいて作曲されている、超難解なことで知られるクセナキスの『ヘルマ』を、約40年前、若き日の高橋悠治は明晰に演奏。自分たちの手で時代を切り拓いている、という自負と誇りと充実感に満ち満ちた1枚です。
 このセットは、紙ボックスに収められていますが、中身の個々のCDはオリジナルジャケット及びライナーを採用しています。高橋悠治とブラウンのツーショットなど、演奏者たちの貴重写真満載なのも注目。黛のジャケットデザインをオノ・ヨーコが手がけているという事実も見逃せません。何から何まで注目の第3弾となっています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
CD1−Original LP:1962年
『ザ・ボイス・オブ・キャシー・バーベリアン』
・ベリオ:サークルズ
・ブッソッティ:フラッメント
・ジョン・ケージ:アリア・ウィズ・フォンタナ・ミックス(声とテープ)
 キャシー・バーベリアン(声)
 フランシス・ピエール(ハープ)
 ジャン=ピエール・ドゥルエ、ボリス・ドゥ・ヴィノグラドフ(打楽器)
 ルチアーノ・ベリオ(ピアノ)

CD2−Original LP:1962年
・黛敏郎:涅槃交響曲
 東京コラリアーズ、日本大学合唱団
 NHK交響楽団
 ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)

CD3−Original LP:1970年
・クセナキス:ヘルマ
・ロジャー・レイノルズ:ファンタジー・フォー・ピアニスト
・高橋悠治:ピアノのためのMetathesis(音位転換) (1968)
・アール・ブラウン:Corroboree(大騒ぎ)
 高橋悠治(ピアノ)

【アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズについて】
このシリーズは、ケージ、ベリオ、シュトックハウゼン、そして他の前衛的な作曲家の作品に誰も接したことがなかった時代にリリースされた貴重な記録(LP)の復刻です。今となっては実験的な音楽(現代音楽)の録音・資料は市場に多数ありますが、1960年代初頭の人々は、同じ時を生き、革命を起こしている新しい世代の作曲家たちの作品を知りませんでした。1960年代当時の革命作曲家世代のリーダー的存在であったアール・ブラウンは、彼自身、そして同時代の仲間たちの作品をレコードに記録するする機会を得、すでに当時活躍していた作曲家、また、頭角を現し始めた作曲家たちの作品を選んで収録しました。ブラウンは世界中の作曲家や演奏家たちに呼びかけ、当時考えうる最高のメンバーを結集、演奏の面でも音質の面でも最高のクオリティでこの仕事をやり遂げました。これらの録音は、1961年から73年の間に計18枚のLPとしてリリース、現在、コレクター達の間でコンテンポラリー・サウンド・シリーズとして知られています。冒険的なレパートリー、質の高い演奏、そして作品と作曲家への高い忠誠度をもった、これらの録音は、20世紀音楽の最も重要な記録資料となっています。個々のCDのブックレット内容はすべて発表当時のものを採用、貴重な写真資料満載です。WERGOは2011年の秋にかけて年間2巻ずつ、全6巻(各3CD)のシリーズとしてこの貴重な遺産をリリースしていきます。復刻にあたっては、現代音楽の分野で高名なエンジニア、ウド・ヴュステンドルファーが、最高の機材を用いデジタル化。ブラウンが望んだ音世界が高い次元で再現されています(このシリーズはすべて、LPからの復刻で、オリジナルマスターテープはすべて消失しています。)。

【アール・ブラウン(1926年〜2002年、アメリカ)】
アメリカの作曲家。図形楽譜や、通常の5線譜ではなく50線譜を用いた作品、「開かれた形式(演

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Circles, for Female Voice, Harp & 2 Percussionists
  • 02. Frammento, for Voice & Piano
  • 03. Aria, for Solo Voice (Any Range)

ディスク   2

  • 01. Nirvana Symphony: Campanology 1
  • 02. Nirvana Symphony: Suramgamah
  • 03. Nirvana Symphony: Campanology 2
  • 04. Nirvana Symphony: Mahaprajaparamita
  • 05. Nirvana Symphony: Campanology 3
  • 06. Nirvana Symphony: Finale

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ユーザーレビュー

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CD化への期待大だった高橋悠治のメインスト...

投稿日:2010/09/04 (土)

CD化への期待大だった高橋悠治のメインストリーム盤「ヘルマ」が、ようやく聴けるようになった。ユニークな試みというべきか、LPのジャケットがそのままコンパクト化され、往時を偲ぶこともできる。初めてこの演奏を聴いた時には、そのあまりの鮮烈さに息を呑み「演奏中に爪が飛ぶ」と高橋自身が本に書いていたのも頷ける、と感じた記憶がある。LPでだったが、後年のデンオン盤と聴き比べて「比較にならない」とまで感じた覚えがあるが、今日では既出のデンオン盤とそれほどの「鮮烈さ」の差異がある訳ではなかったな、と再録音盤の魅力・存在感にも気付かされた。LPを聴く手段がないままここ何年かを過ごしているが、「エヴリアリ」と共に部屋の片隅で大人しくしているメインストリーム盤LPを久々に堪能できた。黛の涅槃も大収穫。東芝盤(同演奏)とは音の傾向が異なる。妙な擬似ステレオ傾向は両盤とも同じで、オーケストラの音が水蒸気の中に漂っている感じだが、東芝盤のテープヒスが目立ちHS2088特有の音の硬さ、音像の小ささ… それゆえのクリアさのかわりに、ここではより軽めのタッチで素直で実直な音が聴ける(多少古びを感じさせるが)。鬼のシュヒターが必死になって棒を振ったという伝説的なN響によるごく初期の涅槃。歴史的価値、演奏史ともに重要なもの。東芝盤が入手難なので、ファンならばとりあえずこのセットを聴かなければ! 当時の現代専門のレーベルにはありがちなことだが、マスターテープ消失のため音源は全てLP板起こしだという。フルトヴェングラーのメロディア盤復刻…などに比べればパチプツノイズもほとんど耳につかず、まず鑑賞には問題はない。しかしNaxosのLP板起こしでオバート・ソーンが聴かせるような「レコードコピーを感じさせない音作り」とまでは行かないようだ。内容は強烈なものとして推薦できる。あの時代の現代作品の演奏には、何とも言えぬ「気概」が実際に音に現われていて心地よさを感じさせる熱演が(東西を問わず)多かった。このアール・ブラウンのセットは内容を見ながらひとつずつオーダーしていきたい。

Pianist さん | 東京都 | 不明

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