ポロメリア

Cocco

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344018358
ISBN 10 : 4344018354
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
20cm,277p

商品説明

『―ドスンッッ  明らかにロマンチックな音ではなかった。飛び降りた私の意識は、はっきりと存在して、良く聞こえる声と、よく回転する頭で動けない。(中略)朝一番、グランドの隅っこで、校舎の四階から飛び降りた私は、地べたに転がってまだ生きている。もう夏のにおいがする。何てこった。きれいな空だ。』   
私はその日、校舎の4階から飛び降りた――。沖縄県那覇市に住む「私」は中学生になったばかり。大好きなバレエに夢中だけれど、女の子らしさとはほど遠い「私」に訪れた特別な1週間。
歌手としてはもちろん、絵本作家、エッセイストとしても評価が高いCocco。彼女の初めての小説は、“Cocco”というアーティストの謎を解く大きな鍵となる物語。衝撃の自伝的長編小説ファン待望の刊行!

内容詳細

過去も未来も愛してるけど、“今”が要らないんだ―。朝一番グランドの隅っこで校舎の4階から飛び降りた私は地べたに転がって、まだ生きている。その花の香りと、二度と戻らない日々の記憶。アーティストCocco、初の小説。

【著者紹介】
Cocco : 1977年、沖縄県出身。歌手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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美しい母親への憧れややさしい姉の存在を大...

投稿日:2010/08/09 (月)

美しい母親への憧れややさしい姉の存在を大切に想ったり、厳しいけれどカッコイイおばあさんの存在、そしてバレエを習ったり・・・決して女性を否定しているわけでもないにもかかわらず、その反面女を厭らしく汚いもののようにも感じている主人公。。。 ちょっとしんどくなるようなヘビーな内容ではあるものの 成長期の女性ならではの戸惑いが凄く伝わる。 気になるのはちょっと勢いまかせで書いている雰囲気があって章によって 温度差がある所。だけど初の小説でこの世界観は流石だと思います。 続編が読みたい。

toft さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優愛 さん

    「未来に夢はいっぱいある。過去に優しい想い出もいっぱいある。愛されてるし、愛してるさ。知ってるよ。全部大事だって知ってる。でも、"今"なんだ。"今"が要らないだけなんだ。今が、その"今"なんだ」明日のおやつが楽しみだし、いつかジゼルを踊りたい。だけど私には要らないものが多すぎる。窓枠を越えて両手を広げた。急がなきゃ、もう戻れないと知りながらあなたは傷だらけの身体で歩いてきた。ごめんね、痛かったよね。痛いって、私が言わせてあげたかった。泣かせてあげたかった。ありがとう、大好き。終始、涙が止まりませんでした。

  • きよた さん

    これは歌手である「Cocco」が書いた作品で、シングルにもなっている『ポロメリア』という曲の小説バージョン。ある少女の物語ですが、100%実話と聞いて、切ない思いで胸がいっぱいになる。誰から見ても明るく、勝ち気な性格の彼女。明るければ明るいほど、強ければ強いほど、心の中の闇の部分に、誰も気付いてあげられない。本当はとても弱いのに…。気付いてあげたかったし、助けてあげたかった。そんな思いに駆られます。ラストの彼女の一言が、ラスト一行の言葉が、ずっと頭から離れません…。読み終えて曲を再生すると、もう涙モノです

  • 志乃 さん

    再読。一見思い付くままに書いたようにみえて、とても緻密に組み立てられていると思う。でもCoccoさんはなんとなく、計算せず思い付くままに書いて成り立たせているような気がするけど。とにかく天才肌っぽい。思春期の危ういバランス。でも通常の少女から女への変化への戸惑いよりは由希子のそれは根が深い。感受性豊かな由希子が感じる不安は作中に細切れに散りばめられているけど、十三章の「夢」に大きく表れていると思う。愛されているけれど。愛しているけれど。それでも。十四章を読み終え、また一章に戻り、最後の二行に心が響いた。

  • いろは さん

    著者であるCoccoは、歌手や絵本作家である以前に、摂食障害や自傷と戦っていたのは、皆さんご存知だろうか。きっとこの方は、感受性の微細な方なのだろうと印象を受けるが、作品を読んでみて、実際に見事な感受性で描かれていた。この作品の中では、いわゆる自殺が描かれているが、そんな暗さを感じさせないぐらいに、作品には学生時代のキラキラした感覚がふんだんに描かれている。しかし、最後の由希子の死が納得出来ずに終わった。あんなことぐらいで普通自殺するだろうか。それとも、著者ならではの斬新な自殺の描き方と考えるべきなのか。

  • きよた さん

    これは歌手である「Cocco」が書いた作品で、シングルにもなっている『ポロメリア』という曲の小説バージョン。ある少女の物語ですが、100%実話と聞いて、切ない思いで胸がいっぱいになる。誰から見ても明るく、勝ち気な性格の彼女。明るければ明るいほど、強ければ強いほど、心の中の闇の部分に、誰も気付いてあげられない。本当はとても弱いのに…。気付いてあげたかったし、助けてあげたかった。そんな思いに駆られます。ラストの彼女の一言が、ラスト一行の言葉が、ずっと頭から離れません…。読み終えて曲を再生すると、もう涙モノです

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人物・団体紹介

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Cocco

沖縄に生まれたCoccoは、1997年3月にシングル「カウントダウン」で衝撃のデビューを果たした。沸騰寸前のエモーショナルな歌声とセンセーショナルな歌詞、そして自爆寸前の焦燥を映し出したメロディーに重圧なギターリフという、彼女のスタイルはいつでもかわらない。楽曲から伝わってくる彼女の痛みや恨み、怒りや喪失感といったプリミティヴな叫びを共有することで、彼女は誰よりも特別な存在となっている。そして、そ

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