Jet Set Siempre No 1

「北海道のひきこもり」と言われているものの、その正体は謎のベールに包まれている逆輸入アーティスト、Clive Tanaka。
デビュー作となる「Jet Set Siempre 1°」は、これまでBurger からカセット、Tall Corn Music からヴァイナルと、いずれも海外のレーベルからリリースされていたデビュー作で、Clive TanakaとY Su Orquesta によるコラボレーションとのこと（参加メンバーは不明）。遂にこのたびCD化！
シンプルながら巧みなエディットによる、リズミックで時に変則的なアクセントも施された多彩なビート、浮遊感と同時にほのかにサイケデリックな味わいものあるシンセ、さらにはギターやセンチメンタルなピアノ・フレーズ、グルーヴィなベースなどの音色も交えて、ディスコ、ファンク、テクノ、ジャズ、コズミック・ポップ等様々な要素を混ぜ合わせたトラックに、ヴォコーダーを駆使したエフェクティヴで心地よいヴォーカルを漂わせ、独特のカラフルなエレクトロ・ポップ・サウンドを構築！リズムとメロディ、曲展開、絶妙のバランス感で構成されいる。絶妙のレトロ感と同時に現代グローファイ〜チルウェイヴにも共振！まさに今年の夏に聴かれるべき重要作！！とても「ひきこもり」だったとは思えない開かれた世界がここにあります！


【Clive Tanaka（クライヴ・タナカ）】
北海道で生まれ、14 歳でひきこもりとなる。その後姉から提供された70〜80 年代のディスコのカセットを聴いて音楽に覚醒。そして母親からキーボード（Yamaha DX7）を与えられ、その後ヴァイオリンやピアノ・キーボード、録音の技術を習得。そして自らの音楽の創作をはじめる。そして2002 年から外の世界に出始めている（現在はアルゼンチンに移住したとの説もある）。
彼の音楽はGiorgio Moroder, Cerrone, ABBA, Andy Gibb, Paradise Frame, Zapp & Roger, Toto, Grandmaster Flash, Fatback, Kool & The Gang 等と比較する声もあるが、不思議と現代のチルウェイヴやグローファイに共振する空気感がある。



（メーカー資料より）