ヴァイオリン作品集 レビュー一覧 3ページ目
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投稿日:2023/02/19
音も良くどの曲も伸びやかなヴァイオリンである。ラヴェルのみの評価となるがそのラヴェルの演奏は昔聴いたウイウコミルスカを思い出させる。伸びやかでフランス的なニュアンスにも欠けておらず、多くの録音があるものの優れた演奏がなかなか見つからない中で、このロスタルの演奏は彼のシューベルトと同じく十分推薦に値するし、シューマンの録音もあるようだが多分優れた演奏に違いないと思う。シューベルトの幻想曲など、ブッシュ、シゲティと同クラスの名演だった。
robin さん
投稿日:2023/02/16
古楽器の演奏というと近年はかなり鮮烈な演奏が多いが、これは柔らかいほっとする音色で録音会場の大きさも感じさせる。ブックレットにはペアマイクだけで録音していると思われる写真がある。あまりオンマイクでないこともあるのか、バイオリンの位置が演奏中に動くことがなく、ホールで聴いているような感じがする。ARCANAの録音は他も似たような雰囲気があるようだ。ガッティはバンキーニの弟子ということなので、昔のHarmonia Mundi FranceのEnsemble415のCDをいくつか聞き直してみたが、確かに似た柔らかい響きがする。 本CDはほっとする音は柔らかい響きだけでなく、選曲も気に入った。CD12,13にはあまり耳にしない作曲家の作品が入っている。特にCD12の「対位法の源泉を追って」と題したものはルネサンス末からモーツァルトまでの10名の作曲家の作品を取り上げていて興味深かった。ルネサンスの頃は小節の区分が無く、拍も明確でなかったのでかえって対位法のメロディーの流れがバロック時代よりもっと自由であったように感じる。 本CDボックスでは、各CDが単売されていた時のオリジナルのブックレットがOuthereのホームページから入手可能だがこれも実に嬉しい配慮である。歌を伴う曲では歌詞と解説が重要だ。他のCDセット物でも同様の配慮があればといつも思っている。
Dinkelbrot さん
投稿日:2023/02/14
グリュミオーならではの美音と格調の高い演奏が堪能できます。ただしLPのようなゴーストが何箇所か聴こえたので☆ひとつ減です。
好事家 さん
投稿日:2023/01/22
フランスの近現代のバイオリン用の作品で構成した1枚。弾くのは美人バイオリニストのヤンセン。芯のしっかりした安定した音色と技量で聴かせる。何より 選曲が独特で、特徴的なアルバムになっている。録音も良い。
saitaman さん
投稿日:2023/01/13
このBOXの収録曲を見てください、これはスゴくないですか?それでこの価格。恐る恐る聴いてみれば十分聴ける品質でした。これは廃盤にならないうちに是非ご購入検討されることをおすすめします。中でもクライスラー編のピアノ伴奏つき無伴奏ヴァイオリンのパルティータ第3番ガヴォットは超レアです。クライスラーの無伴奏はソナタ第1番のアダージョしか残されていないので貴重です。実際聴いてみると現在出版されている楽譜のボーイングとは異なる演奏で、なかなか示唆に富むものでした。なお、ライナーノートはありません。情報は各CDジャケット裏面に記載されています。
jin さん
投稿日:2022/11/27
ジャケットを一見した瞬間に「買おう」と思った。ブラニスラワ・カワラのゴールドベルク変奏曲や、諏訪内晶子さんの無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータのアルバムジャケットからも同様の期待感を持ったが、アルバムの重要事項だと思う。 曲目はブルッフとバーバーのヴァイオリン協奏曲のカップリングで、これもまたとても魅力的である。演奏は奇をてらわず極めて真摯である一方、力強く好感が持てる。良い。 ヴォーン・ウィリアムズの「ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス『揚げひばり』」という曲はこのアルバムによって初めて聴いた曲だが、牧歌的で愛らしく、冬の夜長に聴くにはピッタリ。良いアルバムに大変満足である。
爺さん さん
投稿日:2022/10/16
珠玉の名演集といった趣で、タルティーニ関連のこのシリーズは全て素晴らしい秀曲の優れた演奏と思います。弟子たちの2枚は、タルティーニ独特の情緒の流れも受け継ぎながらより朗々とした感じでもあり、個性も十分な気がします。タルティーニ自身の曲は有名曲以外は、耳を澄ませば聞こえてくる妙なる調べといった趣でしたが。いずれもヘンデルのソナタのような切々と心に響くところが、このシリーズの曲と演奏の良さ。流石はタルティーニ高等音楽院卒業でタルティーニを非常に愛する奏者。Vnの粋を極めた風ながらも胸に沁みる情緒が素晴らしい。このような演奏を何十年も待ち望んでいた。タルティーニこそはVnソナタの王者と個人的には信じていたが、シスコヴィッチさんの演奏でその想いを強くした次第、質・量とも最高に思う、まだまだ発掘の余地ありとも。タルティーニの秀曲を発掘したのはシゲティと思うのだがそれも約100年前、シスコヴィッチさんの演奏はこの21世紀に画期的な本当の意味でタルティーニの再発見、再評価につながるものと大いに期待したい。勿論、忘れられた?その弟子たちの音楽の素晴らしさにも今回、非常に驚愕させられました。
タルニルク さん
投稿日:2022/09/15
バティアシュヴィリは最も好きなヴァイオリニストでCDはほぼ全て聴いてきました。今回シマノフスキは★★★★★ですが、フランクは★★★とさせていただきます。優雅で洗練された部分に欠け、焦点が定まっていないように感じたからです。う〜む、どうしたことでしょうか。日を改めて再度聴いてみようと思います。ネゼ=セガン指揮フィラデルフィア管は意欲的な演奏で盛り上げています。
好事家 さん
投稿日:2022/09/05
このセットを聞くまで、スポルディングのことは知りませんでした。透明感の高い軽い音色、制御の行き届いたヴィヴラート、丁寧な弓使い、素晴らしいヴァイオリニストです。どの曲も高い集中力が保たれています。全部の録音状態が良いわけではありませんが、それを補って余りある名演揃いです。作曲家ドホナーニのピアノも興味深いです。
WSTFLD さん |60代
投稿日:2022/08/11
非常に優れたアルバムである。ひとつひとつ曲の演奏も良いが、何より本来は直接関係はない東欧の20世紀の作品を1つのメッセージ性を持って構成してある点が個性的である。メインディッシュと言えるショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲は、ロシア型の爆演というより、内省的で繊細な陰影に精密に焦点を当てており、特にカデンツァは印象的である。それ以外の小品も粒ぞろい。ピアノの部分はそれほど難曲とは思われない2つの小品のためにグリモーまで引っ張り出し、DGは最大限のサポートをしている。録音も優秀。
saitaman さん
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ありがとうございました
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