「ヴァイオリンの皇帝」と言われたウジェーヌ・イザイの録音集です。1910年代前半の録音なので音質は良くないですが、その中から聞こえてくる彼の音には何とも言えない甘さと新鮮さがあります。中でもメンデルスゾーンやクライスラー、ドヴォルザークは文字通り世紀を超えて聞き続けられるべき名演です。現代では全く聞けなくなってしまった芸風に敬意を表す意味でも、評価を「最高！」にしました。ただ、音質は劣悪ですので気にする方はご注意下さい。尚、最後のリムスキー＝コルサコフ2曲はイザイ指揮の管弦楽演奏です。

伝説的ヴァイオリニストで、名ヴァイオリン教師としても知られた、表題の4人の貴重な記録です。ヨアヒムのブラームス（ハンガリー舞曲第2番）、アウアーのチャイコフスキー（メロディー作品42−3）、フバイの自作曲演奏など、興味の尽きない内容となっています。中でも一番の聞きものはフレッシュの弾くヘンデルの「行進曲」で、（この曲はあのあらえびすさんも褒めておられましたが）開放的な音と美しい旋律が魅力的でした。音質も意外に良く、ヴァイオリンを愛する人にお薦めです。

以前より品切れ入荷無しで今回大変楽しみです。リッチ爺さんの演奏と現代の名器の組み合わせ。　「クレモナの栄光」と言う、ストラド・ガルネリ・アマティを使用しリッチが弾いたレコード後にCD発売がありました。　他に「名器」の弾き比べ的なCDご存知の方教えて下さい。　　　　「　ｽﾄﾗﾃﾞｨ　ｳﾞｧﾘお君より」

ブラームスのヴァイオリン協奏曲の映像と音声のシンクロ（同期）が滅茶苦茶である。見ていて気分が悪くなる。 同じ演奏のLD（東芝EMI）は全く問題なかった。 回収して良品との交換を希望する。

若かりし時のパールマン。正にパールマンです。とても約40年前の録音とは思えません。パールマンのファンにはもちろん、まだパールマンを聴いたことがない方々にも一押しのアルバムです。絶対に損はしません。とても楽しい演奏です。

とても素晴らしい復刻です。これが７０年も前の音とは信じられません。まるで目の前でバイオリンを弾いてもらっているかのようです。とても暖かいエルマントーンが味わえるオススメCDです。

諏訪内さんは生で聞きました。私はアーティストに必要以上のものは求めない。ソリストはおよそ我々凡人よりも作曲者については勉強なさっている事と思う。上手いか下手かという論点もあろうかと思うが努力の形跡が感じられれば合格ではなかろうか。このジャンルはウンチク先行族の溜まり場だからいやだ。命をかけて弾いても右から左の場合もある。

すごい演奏であることは間違いありません。イザイは親しみが無い曲なので特にコメントはありませんが、庭の千草変奏曲は、日本にもこんな演奏をするヴァイオリニストが居たのか！と感激する演奏です。録音会場が少し響きすぎるのが難点です。

(ジャケット写真のことを書いたためか、過去2回のレビューは採用されなかったようです。)彼女は、昨年の日本の雑誌ではジャニスという名前で紹介されていたくらいで、日本での知名度はあまり高くありませんでしたが、本国オランダでは結構売れいる美人演奏家です。来日が無ければ、ララ・セント・ジョンのように日本では出ない演奏家だったかも知れません。本盤ではあげひばりが秀逸です。今後のリリースが楽しみです。

パールマンのテクニックのすごさを改めて思わされます。 さらに音楽的にも抜かりがありません。