独奏クラリネットのための作品集〜ローザ、ロドニー・ベネット、カルク＝エーレルト、ハーヴェイ、他　ディミトリー・アシュケナージ

Night Thoughts〜独奏クラリネットのための作品集
ディミトリー・アシュケナージ

名ピアニストのヴラディーミル・アシュケナージの次男であるディミトリーは、早くから音楽的才能を発揮、最初はピアノを学んでいましたが、10歳の時にクラリネットに転向し、ルツェルン音楽院を卒業後は数々のオーケストラと共演、また室内楽の分野でも輝かしい成果を収めています。
　このアルバムは、彼がただ一人で挑む「独奏クラリネットのための作品集」で、その変幻自在な音色と表現力を余すことなく見せ付けています。26歳の時の演奏から、最近の演奏までが収録されており、彼の成長ぶりを味わうのもステキです。（Orland Records）

【収録情報】
● リチャード・ロドニー・ベネット[1936-2012]：ソナチネ (1983)
● ピーター・ベナリー[1934-]：クァドリベット (1975)
● マルコ・トゥッティーノ[1954-]：主題と変奏 (1991)
● ジークフリート・カルク＝エーレルト[1877-1933]：ソナタ Op.110
● デニス・カム[1942-]：ミックス・ファイヴ
● ポール・ハーヴェイ[1935-]：ガーシュウィンの主題による3つの練習曲 (1975)
● ミクロシュ・ローザ[1907-1995]：ソナチネ Op.27 (1957)
● 作者不詳：Cumha craobh nan teud

　ディミトリー・アシュケナージ（クラリネット）

　録音時期：1996年3月8,9日、2007年1月30日、2014年3月3日
　録音場所：イギリス、オール・セインツ教会　アメリカ、ガスマン・コンサート・ホール　スイス、シュプバッハ・スタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル）