NEW ERA〜クラリネット協奏作品集〜シュターミッツ、ダンツィ、モーツァルト
アンドレアス・オッテンザマー、カンマーアカデミー・ポツダム、他
クラリネット、バセット・クラリネット、バセット・ホルンを使い分けて演奏
クラリネットは古典派時代に進化してアントン・シュタードラーという名手も生み出し、そのためモーツァルトがクラリネットに入れ込んだのは有名な話。より音域の低いバセット・クラリネットとバセット・ホルンも含めていくつもの作品が書かれています。
ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者、アンドレアス・オッテンザマーは、そのモーツァルトのクラリネット協奏曲をメインに2017年にツアーを組んでいますが、今回のアルバムはその前哨戦ともいうべき内容。モーツァルトのオペラからの編曲作品と、モーツァルトの同時代人で交流もあったシュターミッツ父子にダンツィのクラリネット作品も収録しています。ちなみにアレンジはベルリン・フィルのコントラバス奏者で作曲家でもあるシュテファン・コンツがおこなっています。
興味深いのは使用楽器で、オッテンザマーはここで、クラリネット、バセット・クラリネット、バセット・ホルンを使い分けてそれらの作品を演奏。共演ソリストはベルリン・フィルの同僚であるエマニュエル・パユとアルブレヒト・マイヤーという名手たち。オーケストラのカンマーアカデミー・ポツダムは、モダン楽器による室内オーケストラで、活気に満ちた演奏で注目されています。(HMV)
【収録情報】
1. ヨハン・シュターミッツ:クラリネット協奏曲変ロ長調
2. ダンツィ:クラリネットとファゴットのためのコンチェルティーノ 変ロ長調 Op.47(クラリネットとコールアングレ編曲版)
3. モーツァルト:歌劇『ポントの王ミトリダーテ』より二重唱「月桂冠を頂いて」(バセット・クラリネットとフルート編曲版)
4. ダンツィ:モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』の『お手をどうぞ』による幻想曲
5. モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より『ぶってよ、私の愛しいマゼット』(バセット・ホルンとフルート編曲版)
6. カール・シュターミッツ:クラリネット協奏曲第7番変ホ長調
アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット、バセット・クラリネット、バセット・ホルン)
アルブレヒト・マイヤー(コールアングレ:2)
エマニュエル・パユ(フルート:3,5)
カンマーアカデミー・ポツダム
録音時期:2016年10月
録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)