CD

クラリネット奏者、浜中浩一の世界(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9300
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

クラリネット奏者、浜中浩一の世界(3CD)

名手 浜中浩一が1983〜84年に録音・発売した名演の再発売です。
 浜中浩一は、1960年東京芸術大学を卒業と同時にNHK交響楽団に入団。1963年ニース国際クラリネット・コンクール第1位入賞。1964年ブダペスト国際クラリネット・コンクール入賞。ルーアン音楽院クラリネット科ジャック・ランスロー教室の講師に任命されました。
 1969年に帰国後は、NHK交響楽団首席クラリネット奏者として永年その重席を務めました。(フォンテック)

・モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
・フランセ:クラリネット五重奏曲
・三善 晃:彩夢−2本のクラリネットのための
・末吉保雄:コレスポンダンスT・U−2本のクラリネットのための
・北爪道夫:シャドウズW
・湯浅譲二:クラリネット・ソリテュード
・藤田正典:セレナーデ
・ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1
・ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
 浜中浩一(クラリネット)
 二宮和子(クラリネット)
 久保陽子、恵藤久美子(ヴァイオリン)
 菅沼準二(ヴィオラ)
 安田謙一郎(チェロ)
 木村かをり、弘中 孝(ピアノ)

内容詳細

N響のトップおよび室内楽両面で聴衆の耳を惹きつけてきた名手・浜中の80年代の録音集成。独壇場のフランス近代はもとより、古典、ロマン、現代、いずれも音のまわりにシャンとした色が立ってくる。ブラームスも清新だが、三善、湯浅の音色使いは脱帽もの。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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現代曲はよくわからないので、モーツァルト...

投稿日:2015/09/18 (金)

現代曲はよくわからないので、モーツァルト、ブラームスの評価を。 どちらもトップレベルの素晴らしい演奏だと思います。浜中のクラリネットの音がテレビで見る限りやや細かったため、ランスロ風のものだと少し嫌だなと思っていたのですが、ドイツ風とまではいかないものの、やや落ち着いた音色。渋みはありませんが、モーツァルトなどは透明感があっていいと思いました。モーツァルトは弦も秀逸。特にチェロの安田はヴェテランとして名前はよく知られていますが、ここぞというときにアンサンブルを支えているのが良くわかります。 フランセは初めて聴きましたが、ウィットに富んだ魅力的な佳品。 ブラームスのソナタ第一番はランスロの名盤よりもかなりしっとりと落ち着いた表現。当然、曲想にはふさわしいです。弘中の安定感のあるピアノに支えられ、冒頭の寂寥感あふれるテーマが出てくるとたんに心を奪われます。技巧的にも万全で早いパッセージも危なげありません。ピアノともども楽想の変化にもうちょっと敏感であってもという場面もないではありませんが、そうなるとドラマティック過ぎて この曲の寂寥感とは違ったものになるのでしょうね。 ブラームスのトリオも同傾向の演奏です。ここでも安田のチェロが素晴らしかったです。 いずれをとっても、若いころN響のテレビで見ていた浜中を偲ぶいいCDでした。

kadoshin さん | 東京都 | 不明

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