以前日本ではビクターからショスタコーヴィッチ・ピアノトリオとセットでリリースされていたもので1989年の収録。曲はチャイコフスキーがピアニスト　ニコライ・ルービンシュタインの死を機会に作曲した悲劇的色あいの強いこの作曲家の数少ない室内楽曲ですがユーバル・トリオは大変当該曲に共感を込めて熱い感情をほとばしらせています。「うねり」の大きいしかも血が散るような演奏運びはあながちメンバーがイスラエル出身であることに無関係ではないと思われます、やヽピアノがペースリードしている傾向がありますが素晴らしい熱演でしょう。