師匠のチャーリー・ヘイデンとパット・メセニーが組んだ、非常にポエティックな音楽。こういうのを弾かせると、うまいですねメセニーは。きっとアメリカの田舎で育つと、人間がおおらかになるんでしょう。ゆったりとした気分で聴きたい一枚。

名作ドリームキーパーのリマスター再発願う！

DIW・ドリームキーパーの発売願う。 確か某専門誌で賞とった名作。 メーカーさん、頼んまっせ〜！リマスターもしてね！

再発まだかい！

往年のジャズミュージシャンも高齢になると自然と枯れてくるものですが、ヘイデンの場合はそれにあてはまりません。こんな素晴らしいアルバムをつくり、ベースの方もますます快調。ヘイデンから目が離せません。大人のジャズを聴かせてくれます。

チャーリー・ヘイデンのＣＤが５枚でこの値段だなんて、恐るべき激安商品です。中でも「ＳＩＬＥＮＣＥ」は愛聴物です。特にチェット・ベイカーの歌とトランペットは晩年とはいえ、味わい深く最高です。前衛派とはいえ、ヘイデンは独りよがりなところがなく、聴くものを楽しませてくれるので嬉しい５枚です。ＣＤ屋さんも、これならダウンロードに負けません。がんばれＣＤ!!

発売済みの、ヘイデンのモントリオールライヴである。 相変わらずのナイス･サポートと、たまに出るマイペースな自己主張がＧＯＯＤ！！(´∀`)b まぁあえて難を言えば、今回のボックスは、盤がピッタリ入る仕様にして欲しかった。 中でＣＤがはみ出し動き、取り出す時にカチャカチャうるさい…神経質な方は、盤面に傷が入るのを嫌うんじゃないかな？

2曲目の「Rabo de Nube」ジョー・ロバーノのソロが出るところで、いつもぞくぞくしてしまう。リベレーション・ミュージック・オーケストラは、どれもいいが、それぞれ別の個性を持っている。政治として聞くのではなく感性としてしか聞けないし、この前ではアンガージュマンも真空管のテレビくらいでしかない。

彼の今回のアルバムにはびっくり。 全編カントリー＆ウエスタン、しかもブックレットの奥さんや子供達が唄ってる！ 読めばなるほど、チャーリーのオヤジさんはラジオ番組を持っていた言わば音楽一家だったらしい。 そこにナッシュビルの音楽家やパットメセニーが加わり、何ともなごやか。 甚大な被害を受け、あちこちに出かけ嫌われているアメリカ、チャーリーはかつての時代を懐かしみ、そんなに悪い国じゃないよ、と言っているみたい。 ほこりの中に馬車の軋む音が聞こえてきそうな音風景に、思わずため息が出る大人向けCD。

ヘイデンが影響したのか？ルバルカバが良い。デビュー戦ではジャズを忘れて、あらゆる妙技を見せつけ自滅したが、ここではまるで別人。ロバーノは相変わらず語り口が多く味わい深い。ヘイデンは役者を集めてモノクロ映画を創るのが上手い！