ナルニア国物語 6 銀の椅子 光文社古典新訳文庫

C・S・ルイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334753672
ISBN 10 : 4334753671
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
400p;16

内容詳細

学校の体育館裏からアスランの国に入り込んだユースティスとジルは、アスランから、カスピアン航海王の息子リリアン王子を見つけ出す任務を与えられナルニアへ向かう。沼地に住む“ヌマヒョロリ”族のパドルグラムの協力を得て北を目指すが、行く手には思わぬ罠が待ち受けていた!

【著者紹介】
C・S・ルイス : 1898‐1963。イギリスの小説家、学者。北アイルランド、ベルファストで事務弁護士の父と牧師の娘である母との間に生まれる。幼少の頃から、動物を擬人化した話や妖精物語に魅せられる。オックスフォード大学に進むが、途中で第一次世界大戦に召集される。復学後は英文学で優等の成績を収め卒業。その後同学の特別研究員を経てケンブリッジ大学の教授に就任。文学やキリスト教に関する著作を次々と発表し、諷刺的に悪魔を論じた『悪魔の手紙』(1942年)が世界的ベストセラーになる。そのかたわら創作も進めていたが、1950年に出版された『ナルニア国物語』の第一巻『ライオンと魔女と衣装だんす』でさらなる名声を得ることになった。シリーズ最終巻『最後の戦い』(1957年)は優れた児童文学に贈られるカーネギー賞を受賞した

土屋京子 : 1956年生まれ。東京大学教養学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    今回、子供達はアスランから果たすべき使命を与えられ、守るべきしるしを教えられる。しかしその教えを守っていたとしたらこのような冒険は為されたであろうか?否、冒険の成就さえ叶わなかったのではないだろうか?彼等の労苦が彼等を正解に導いたのだとしたら、しるしを軽視することもアスランには初めからわかっていたのだろう。ただし、自分達の世界に戻った終章は蛇足としかいえない。◆英ガーディアン紙が選ぶ「死ぬまでに読むべき」必読小説1000冊を読破しよう!http://bookmeter.com/c/334878

  • Die-Go さん

    世界的名作ファンタジーの改訳。訳には慣れてきて、固有名詞の変更は受け入れられるようになってきたが、挿し絵がどうにも。なんか雑に感じてしまう。物語は有数の面白さ。挿し絵の点数を引いて★★★★☆

  • 花乃雪音 さん

    ユースティスはクラスメイトのジルと共にナルニアへ行く、そこでは年月が過ぎ、かつてユースティスと共に航海をしたカスピアン王が老人となっていた。ユースティスとジルは行方不明となっていたリリアン王子を探すことになる。本巻では巨人の国や地底の国を巡り前巻の航海の旅とは趣の違う冒険が繰り広げられる。アスランがキリストの象徴としての面が他の巻ほど見受けられなかった点は読みやすかった。

  • tokko さん

    いじめられっ子が冒険に行って強くなって帰ってくる。とてもオーソドックスなんだけど面白い。やはりパドルグラムなどユニークな登場人物(?)たちが魅力的だからだろう。〈黒の騎士〉が錯乱し始めるところが緊迫していてハラハラする。

  • パトラッシュ さん

    もしかしてルイスはバローズの愛読者ではなかったか。現代人が異世界で行方不明の王子を探して荒地を進んでいくと巨人の王国を発見し、そこを脱出したら地底世界へ潜入し謎の文明に接触する展開は前半はターザンか火星シリーズで後半はペルシダーだ。不明者を求める追跡者が魔法や異生物を操る敵と戦う物語は、バローズが呆れるほど使い倒した作劇術だから。海洋ロマンの前巻もホーンブロワーシリーズを彷彿とさせる波乱万丈の連続だが、消息を絶った貴族の探索が目的だった。キリスト教より同時代のSF・冒険小説との関りを研究すべきではと思う。

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