このアルバムを聴くとなぜか日本のGSバンドの音楽を思い出す。（と言っても私がリアルタイムでそれを体験している訳ではありませんが、）今でこそちょっとマイナーな存在ですが、当時バーズは日本でもかなり人気があったみたいだし、多くのバンドに影響を与えていたのではないでしょうか。

バーズは凄いよ！正直もっと人気があってもいいはずなんだけど、日本での認知度はイマイチ低いような気が（最近はそうでもないかも知れませんが）4曲目のドラフト・モーニングは最高だね。　

ﾌｫｰｸﾛｯｸの元祖であるﾊﾞｰｽﾞ｡代表曲のM1など数多くの名曲を残したﾊﾞｰｽﾞのﾍﾞｽﾄ中のﾍﾞｽﾄだと思う｡

Dylan作のMy Back Pagesの歌詞が最高。次作より音の傾向が変わるので（時代がサイケ色強くなってきた？）1stからここまでがいわゆるByrdsらしいサウンドです。 　

これはリマスター盤を買い逃していたのでラッキー。1st,2ndや次作の影に隠れているが好きな人もいるのでは？

聴きたい曲が全部入ってる。ストーンローゼスやプライマルのファーストを聞いて気に入った人は絶対買いです。値段も手頃だし。後期のカントリーロックはライアンアダムスとか好きな人は聞いてみるといいですよ。

１・３・４・５・７・１０・１２が特に良い。もっと評価されてもいいアルバムだと思う。

タイトル・トラックがいきなり３週連続１位を記録してしまった、12弦ギターやコーラス・ワークが瑞々しいフォーキー・バーズの２作目。メンバーはジム・マッギン（12弦g,vo）、ジーン・クラーク（タンバリン,vo）、デイヴィッド・クロスビー（リズムg,vo）、クリス・ヒルマン（b,vo）、マイケル・クラーク（ds）の５人。中でもジーンはかなりのディラン・フリークと見える。アメリカン・バンドらしく、国民的作曲家フォスターの作品も披露。このやさしいサウンド、聴けばきっと元気になれるよ。

「自由の鐘」を聞いてください。 フォークロックの無垢な音につ包まれています。ディランの歌が彼等をビッグにしたが、ディランをビッグにしたのは彼等の貢献もあった。

こんなに素晴らしい作品がこんなに安く買えるなんて！一家に一枚です。ロジャーの12弦の音色、ジーンのソングライティング、美しいコーラス、すべてが最高。