Just In Time -The Final Recording (Collector’s Edition)(2CD)

圧倒的テクニックと華のあるスター性で、アメリカが生んだ今世紀最大の白人ジャズドラマーと称されるバディ・リッチ。奇しくも彼の最後のコンサートとなったロンドンの老舗ジャズクラブ、ロニー・スコッツで行われた1986年11月19日と20日の公演を収めたライブが2枚組のコレクターズ盤として登場！自身のビッグバンドを従え、亡くなる5か月前とは思えない超絶技巧を披露し、力強くスイングする。コール・ポーターの「Love For Sale」、フレディー・ハバードの「Up Jumped Spring」などを収録。（メーカー資料より）

Buddy Rich (バディ・リッチ)
バディ・リッチは、ニューヨーク州ブルックリン出身のドラム奏者。ユダヤ系アメリカ人の両親の下、1917年に生まれ、幼い頃からドラムの演奏を始める。11歳で早くもリーダーとして地元のジャズバンドを率い、1937年にジョー・マーサラ楽団に加入。それ以後、1940年代にかけてバニー・ベリガンやアーティ・ショウ、トミー・ドーシーなどのビッグバンドで活躍し人気を得る。1947年、チャーリー･パーカー、ディジー･ガレスピー､セロニアス･モンクらによるビバップの名盤『Bird And Diz』に参加。その後も、フリップ・フィリップス、レスター・ヤング、ライオネル・ハンプトン、アート・テイタムなど数多くの著名アーティスト共演し名演を残す。自身のリーダー作もPacific、Verve、RCAなどのレーベルから発表し、代表作は『Mercy, Mercy』（1968年）。1987年、69歳でこの世を去るが、死後も世界中のアーティストに影響を与え、現在もフォロワーは絶えない。2016年のローリングストーン誌が選ぶ「最も偉大なドラマー100人」のリストにおいて第15位。（メーカー資料より）