ザ・ナショナルのギタリスト、ブライス・デスナーと
サンフランシスコの弦楽四重奏団クロノス・カルテットによる
現代音楽のコラボレーション
クロノス・カルテットは1973年にサンフランシスコで結成された現代音楽をベースとした弦楽四重奏団(創設メンバーは現在ジョン・シャーバのみ)。
創立以来、斬新で価値ある作曲作品を演奏することで、才能ある作曲家/プレイヤーの育成や擁護を行ってきたユニークなグループです。スティーヴ・ライヒやフィリップ・グラスに象徴されるミニマリズムのファン等を魅了してきただけでなく、クラシック、ワールド、ジャズ、ポップス、ロック等、あらゆるジャンルとの共演を通じて、卓越した音楽性を実現してきました。
一方、アメリカのロックバンド「ザ・ナショナル」のギタリスト、ブライス・デスナーはザ・ナショナルで活動する以前より作曲のキャリアを積んでおり、ロックと現代音楽の融合を体現してきたミュージシャンの若手代表格ともいえます。今作では、ブライス・デスナーが作曲した作品4曲をクロノス・カルテットが演奏しており、もちろんブライス・デスナーもレコーディングに参加しています。他にもスフィアン・スティーヴンス、ブルックリン・ユース・コーラス等も参加。ザ・ナショナルのファンはもちろん、レディオ・ヘッドやシガー・ロスに共鳴するファンにもオススメです。(Anti)
【収録情報】
ブライス・デスナー:
1. Aheym [9:59]
2. Little Blue Something [7:56]
3. Tenebre [15:11]
4. Tour Eiffel [11:26]
クロノス・カルテット
デイヴィッド・ハリントン(ヴァイオリン)
ジョン・シャーバ(ヴァイオリン)
ハンク・ダット(ヴィオラ)
サニー・ヤン(チェロ)
ブライス・デスナー(ギター)、他