正直ブライアン・フェリーなんてとっくに終わったミュージシャンだと思っていたが…ええやん、このディランのカバー集！

ずっーと待っていたDVD化。Casanova〜SlaveToLoveの流れ、KIssAndTellの動き、LoveIsTheDrugの盛り上がり、何もかも素晴らしい。大学生の時に観てフェリーが着ているジャッケットを探し店を100件以上回ったことも。でもこの辺まででしたね、ライブでのフェリーも。これ以降のライブは声は出ないは顔にはしわが・・・。

８０年代後期のアルバム「ベイトヌアール」からの選曲ですが前作の「Ｂ＆Ｇ」の楽曲もチョイスしてありとても臨場感のある傑作ライヴになっています。ｄｖｄになりましたがビデオみたいな画像にモロークロームで少し色が付いています。もう一つのライブは久々のオリジナル「フランティック」からの演奏で「ライブアポロ」のメンバーで生演奏しています。音も選べてとても良質な内容です。ブックレットは無し、ディスクのみです。二公演で二時間半くらいの内容です☆★☆★☆★★☆★★☆★★☆★☆★

20年近く前にリリースされた同タイトルのビデオが02年のツアー映像を追加してDVDで再発されました。ブライアンフェリーが醸し出す妖しくて大人なミステリアスな雰囲気が素晴らしいです。演奏にもグルーブ感があって見入ってしまいました。輸入盤ですがNTSCなので日本製のプレーヤーで問題なく再生できました。

これ、Bete NoirツアーのライヴDVD、ってことですよね？　たぶん。発売が楽しみだ。

ディランを身近に聞くことが出来ていいね。私もフェリーと同じようにディランが好きなので、フェリーのボブ・ディラン最高。

カッコいい演奏やミックスが次から次に押し寄せてくるアルバム。録音されてる全ての音や、音の鳴り方を聴きたくなるぞー！やっぱりレコードで聴いたアルバムの紙ジャケ＋復刻帯には負けてしまう。

なんてださいんだ、ちっとも良くない。「８０年代まで」のフェリーです。ディランを聴きましょう、千倍、万倍良いですから。

この何とも濃厚でかつ練乳のような人工的な甘美さに、身も心も全て委ねてしまう心地よさにしばし陶然。フェリーの悪魔のような囁きに頭の中は恍惚状態。まったりとのめりこんで聞くのが一番。危ない薬のような作品です。

紙ジャケになり、リマスターもされたので全て買い直したいところだけど、この作品から魅力があまり感じられなくなっていったんだよね。元々臭さが売りだったのが、この辺から鼻につく臭さに閉口し始めたかもしれない。でも、買うかな。