CD 輸入盤

ブラームス:交響曲第4番、プフィッツナー:交響曲第2番、他 フルトヴェングラー&VPO(1950)

Brahms / Pfitzner

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR525991
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD

商品説明

ブラームス交響曲第4番、ほか
フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル
1950年、ザルツブルク音楽祭でのライヴを収録したブラ4は演奏内容の強烈さで名高い存在ですが、これまでのものが音質的には冴えなかったので、今回の正規盤の登場はファンには非常に嬉しいところです。
 どこをとっても徹底して動的なアプローチが施された演奏ですが、特に第2楽章中盤以降は異常なまでの迫力に圧倒されるほかありません。
 組み合わされたプフィッツナーの交響曲第2番は、1940年に書かれた作曲者晩年の力作で、"最後のロマン主義者"と称されたプフィッツナーならではの判りやすく美しい音楽がとても印象的。音響条件もモノラルながら大変良好で、不遇のうちに晩年を過ごし、この演奏の10週間ほど前に同地で亡くなったプフィッツナーへの思いが込められたような熱演を克明に再現しているのがさすがです。
 ちなみに、冒頭の《レオノーレ第3番》は、先にTAHRAから発売された全曲公演の3日前のものですが、演奏はまったく同じという不思議なもの。果たしてどちらが正しいのでしょうか?

総合評価

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音質については最も古いレオノーレはやや不...

投稿日:2020/03/12 (木)

音質については最も古いレオノーレはやや不安定なものの、全般には言うほど悪くない。演奏はなんと言ってもプフィッツナーが最高の超名演!まずオケの音色が極上で、しなやかな弦楽やハリのある金管に朴訥とした木管、革の張りを感じさせるティンパニ等往年のVPOの魅力が濃密に薫り立つ。そしてこの名曲の魅力を存分に引き出すフルトヴェングラーのタクト。わずか15分ほどの間に驚くべきドラマが展開し、特に激動する三部の生々しいエナジー放射はモノラルのハンデを超越し聴き手の心を嵐の如く揺り動かす。幸い3曲中最も音質が良く、1949年のLiveだが鮮明でレンジも十分、艶やかな弦や管、轟くティンパニまで克明に捉えており良好。ブラ4は音質はプフィッツナーより落ちるが十分聴ける。演奏については今更御託を並べるまでもなく文句なしで48年盤と甲乙付け難い。

スノードロップ さん | 広島県 | 不明

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期待のブラ4は大戦中の壮絶な演奏や48年の...

投稿日:2006/09/22 (金)

期待のブラ4は大戦中の壮絶な演奏や48年の定評ある演奏に比べ、やや散漫で締まりがなく、くたぶれた印象を与えます。M&Aで初めてCD化された時「これがフルヴェン?」と驚いた記憶があります。何かしら魅力のある演奏だ…と思いたいのですが、これは「トリノのチャイ5」にも似てフルトヴェングラーにとって名誉ある出来ではないでしょう。正規盤になっても頼りない音質にはさして違いがありません。よほどのコレクター向き。43年盤・48年盤を聴いて感動し、新しい何かを期待されたならガッカリする確率多し。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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音質の悪い事は我慢できるとして一番心うた...

投稿日:2004/09/07 (火)

音質の悪い事は我慢できるとして一番心うたれる4楽章冒頭のパンという、まるでピストルの発射音のようなノイズは一体なんなんだろう? 感興の頂点に水を浴びせられては、いくら名演でも評価以前の問題だと思う。トスカニーニのフィルハーモニアとのブラ4の4楽章も似たようなノイズがあった。販売者の両親と見識を疑問に思う。

4a さん | 大阪 | 不明

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