ベルリン・バロック・ゾリステンの名録音から
お買い得な6枚組セットが登場!
世界最高峰のメンバーが揃ったベルリン・バロック・ゾリステン。当セットは独ヘンスラー・レーベルからリリースされた「ヘンデル:6つの合奏協奏曲」、「J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲(独奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン)」、「モーツァルト:セレナード」、「J.S.バッハ:「ホルン」協奏曲(独奏:ラデク・バボラーク)」、「バッハ・ファミリーの交響曲集」、「C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲(独奏:ミヒャエル・リシェ)」の6枚組です!
ヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3は、小規模ながら管楽器を効果的に取り入れた編成をとり、ヘンデルらしい豊かな旋律に加えて合奏協奏曲ならではの華やかな響きが魅力です。
フランク・ペーター・ツィンマーマン独奏のJ.S.バッハの協奏曲録音では、フランク・ペーターと息子セルゲの共演が話題に。有名な2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043ではなく、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060を2つのヴァイオリン版で演奏したことでも注目されました。
モーツァルトのセレナードではラインハルト・ゲーベルが指揮を務めました。ゲーベルといえば、ムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)と1986年から1987年にかけて録音した『ブランデンブルク協奏曲』の録音がピリオド楽器演奏における新たな解釈でのアプローチで衝撃を与え、以後革新的な演奏で聴衆を魅了してきました。ゲーベルが描くモーツァルトは実に明快です。
ラデク・バボラークを迎えての協奏曲録音はコロナ禍の2020年10月に行われました。ホルン協奏曲といってもバッハはホルンのための協奏曲は作曲しておらず、バボラークがホルンに合わせて移調し編み直した再構築版で演奏しています。ブランデンブルク協奏曲第1番、ミサ曲ロ短調、カンタータなどナチュラルホルンに素晴らしい旋律を書いているバッハ。バボラークはこれまで無伴奏チェロ組曲やヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタなど数多くの作品に触れてきましたが、バッハの音楽の一つの結論としてこの「ホルン」協奏曲の録音を実現させました。
大バッハの息子たちヴィルヘルム・フリーデマン[1710-1784]、カール・フィリップ・エマヌエル[1714-1788]、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ[1732-1795]、大バッハの甥ヨハン・エルンスト[1722-1777]、大バッハの再従兄ヨハン・ルートヴィヒ[1677-1731]、そして大バッハ自身の作品を収録した「バッハ・ファミリーの交響曲集」は、4曲が世界初録音という実に興味深い内容です。
C.P.E.バッハの鍵盤協奏曲ではミヒャエル・リシェが独奏を務めました。リシェは鮮烈な世界をセンセーショナルに表現しており、ベルリン・バロック・ゾリステンと絶妙なアンサンブルを作り上げております。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3
1. 合奏協奏曲 第1番変ロ長調 Op.3-1, HWV.312
2. 合奏協奏曲 第2番変ロ長調 Op.3-2, HWV.313
3. 合奏協奏曲 第3番ト長調 Op.3-3, HWV.314
4. 合奏協奏曲 第4番ヘ長調 Op.3-4, HWV.315
5. 合奏協奏曲 第5番ニ短調 Op.3-5, HWV.316
6. 合奏協奏曲 第6番ニ長調 Op.3-6, HWV.317
ベルリン・バロック・ゾリステン
マルティン・フンダ、アルバロ・パラ、ドリアン・ジョジ、マリー・ラーダウアー=プランク(第1ヴァイオリン)
町田琴和、ライマー・オルロフスキー、クリストフ・シュトロイリ、ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン)
ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、クレメンス・ヴァイゲル(チェロ)
ウルリヒ・ヴォルフ(コントラバス)
ラファエル・アルパーマン(チェンバロ:1-5、オルガン:6)
マリア・ホセ・ガルシア・サモラ(ファゴット:1)
ギヨーム・サンタナ(ファゴット:2-6)
マチュー・デュフォー(フルート:3)
クリストフ・ハルトマン、ヴィオラ・オルロフスキー(オーボエ)
ザスキア・フィッケンッシャー(バロックフルート:1)
ケルスティン・ファール(バロックフルート:1)
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
録音時期:2019年1月8-11日
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc2
● J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
1. ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
2. ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
3. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV.1052
4. オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1060(2つのヴァイオリン版)
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
セルゲ・ツィンマーマン(ヴァイオリン:4)
ベルリン・バロック・ゾリステン
町田琴和、リューディガー・リーバーマン、アレッサンドロ・カッポーネ(第1ヴァイオリン)
ライマー・オルロフスキー、エーファ=マリア・トマジ、ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン)
ヴァルター・キュスナー、クリストフ・シュトロイリ(ヴィオラ)
ブリュノ・ドルプレール(チェロ)
ウルリヒ・ヴォルフ(コントラバス)
ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン、指揮)
録音時期:2017年4月
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc3
モーツァルト:
1. セレナード第6番ニ長調 K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
2. 自動オルガンのためのアダージョとアレグロ ヘ短調 K.594
3. アダージョとフーガ ハ短調 K.546
4. セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
ベルリン・バロック・ゾリステン
ロベルト・ゴンザレス=モンハス(コンサートマスター)
町田琴和、ゾルタン・アルマージ、ハンデ・コデン(第1ヴァイオリン)
ドリアン・ジョジ、アンナ・ルイーザ・メーリン、ライマー・オルロフスキー、コルネリア・ガルテマン(第2ヴァイオリン)
ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ジョアン・バシュ(チェロ)
ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)
ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ:1)
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
録音時期:2021年1月25-28日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー・カンマームジークザール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc4
● J.S.バッハ:『ホルン』協奏曲集
1. ホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調 BWV.1053
2. ホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 BWV.1059R(BWV.974、BWV.35からの再構築版)
3. ホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調 BWV.1055R
ラデク・バボラーク(ホルン)
ベルリン・バロック・ゾリステン
マルティン・フンダ、ドリアン・ジョジ、ハンデ・コデン、ヘレーナ・オッテンリップス(第1ヴァイオリン)
ライマー・オルロフスキー、アンナ・ルイーザ・メーリン、クリストフ・シュトロイリ(第2ヴァイオリン)
ヴァルター・キュスナー、マシュー・ハンター(ヴィオラ)
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ジョアン・バシュ(チェロ)
ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)
ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
録音時期:2020年10月17-19日
録音場所:ベルリン、シャルロッテンブルク、ブラックバード音楽スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc5
● バッハ・ファミリーの交響曲集
1. W.Fバッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲ニ長調 BR-WFB C Inc.1
2. C.P.E.バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲変ホ長調 Wq/H deest
3. C.P.E.バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲ハ長調 Wq/H deest
4. C.P.E.バッハ:バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲ホ短調 Wq 177(1759)
5. J.C.F.バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲 ニ短調
6. J.E.バッハ:弦楽、2つのファゴットと通奏低音のための交響曲変ロ長調 BR-JEB C 1
7. J.L.バッハ:2つのヴァイオリン、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
8. J.S.バッハ:ヴァイオリン、2つのオーボエ、3つのトランペット、弦楽、ティンパニと通奏低音のためのシンフォニア BWV.1045
ベルリン・バロック・ゾリステン
クシシュトフ・ポロネク(コンサートマスター、独奏ヴァイオリン:7,8)
町田琴和(第2独奏ヴァイオリン:7)
ドリアン・ジョジ、ヘレーナ・オッテンリップス、クリストフ・シュトロイリ、ライマー・オルロフスキー、アンナ・ルイーザ・メーリン、マリー・ラーダウアー=プランク(ヴァイオリン)
ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
ジョアン・バシュ、ファビアン・ボレック(チェロ)
ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)
ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
クリストフ・ハルトマン、アンドレーアス・ヴィットマン(オーボエ:7,8)
マルクス・ヴァイトマン、ルイーザ・スローザル(ファゴット:6)
ラインハルト・フリードリヒ、アンドレ・ショッホ、フェリックス ビルデ(トランペット:8)
ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ:8)
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
録音時期:2021年4月11-15日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー、カンマームジークザール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc6
● C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲集
1. 協奏曲イ短調 Wq.1(第1、2楽章のカデンツァ:ミヒャエル・リシェ)
2. 協奏曲ニ長調 Wq.45(第1楽章のカデンツァ:C.P.E.バッハ)
3. 協奏曲ホ短調 Wq.15
ミヒャエル・リシェ(ピアノ、指揮)
ベルリン・バロック・ゾリステン
ダニエル・ゲーデ(コンサートマスター)
町田琴和、アレッサンドロ・カッポーネ、ヘレナ・マドカ・ベルク(第1ヴァイオリン)
ライマー・オルロフスキー、アンナ・メーリン、アンナ・マッツ(第2ヴァイオリン)
ヴァルター・キュスナー(ヴィオラ:1,2)
ウルリヒ・クネルツァー、クリストフ・シュトロイリ(ヴィオラ:3)
シュテファン・フォルク(チェロ:1,2)、ジョアン・バックス(チェロ:3)
クラウス・ヴァーレンドルフ、アンドレイ・ジュースト(ホルン:3)
録音時期:2017年6月20,21日(1,2)、7月11,12日(3)
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)