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フルトヴェングラーとベルリン・フィル、戦後の伝説ライヴをターラ原盤から集成!
フルトヴェングラーとベルリン・フィルが、1949〜54年、本拠地ベルリンのほか、ヴィースバーデン、ローマ、パリ、トリノでおこなった伝説ライヴをターラ原盤よりCD6枚に集成。キング関口台スタジオでの最新リマスタリングで蘇る、超絶名演・爆演の数々。ターラならではの鮮明な音質にさらに磨きをかけた今回の6CD、永久保存盤としての価値あるCDと申せましょう。(販売元情報)
● 1949年6月10日 ヴィースバーデン(モーツァルト「40番」、ブラームス「4番」)
● 1951年5月1日 ローマ(ブルックナー「7番」)
● 1953年5月18日 ベルリン(ブラームス「1番」)/ほか2曲
● 1953年9月15日 ベルリン(「未完成」、「グレート」)
● 1954年5月4日 パリ(「未完成」、「運命」)
● 1954年5月14日 トリノ(ブラームス「3番」「ティル」「前奏曲と愛の死」)
【収録情報】
Disc1
● モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
録音:1949年6月10日 ヴィースバーデン国立劇場(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1021/2) 1998
フルトヴェングラーが戦後ベルリン・フィル(BPO)に復帰して、初めての楽旅が1949年の初夏に行なわれました。本CDはツアーの途上ヴィースバーデンでのライヴからメイン・プログラムの2曲を収録。「40番」はBPOとの唯一の録音で、EMI録音にはない濃厚な表現。ブラームスの「4番」は音質も加味すれば、巨匠のベスト盤といえるもの。(販売元情報)
Disc2
● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(改訂版)
録音:1951年5月1日 フォロ・イタリコ・オーディトリウム、ローマ(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1098) 2005
巨匠の「7番」は、1949年放送用録音(EMI)と、1951年カイロでのライヴ(DG)しかなかったところ、2005年にターラが、5月1日ローマでのライヴをRAIの放送局に遺されていたアセテート盤から復刻、正規CD化。音質は盤質ノイズこそ残っているものの驚くほど鮮明! 巨匠ならではの劇的な凄演には鳥肌が立つほど。(販売元情報)
Disc3
1. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
2. ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲
3. R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op.20
録音:1953年5月18日(1)、1952年12月8日(2)、1954年4月27日(3) ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1019,1026) 1999, 2000
ブラームスは1951年北ドイツ放送盤に匹敵するぐらいのテンション高い名演として知られているもの。冒頭から引き込まれていくような吸引力の高い演奏。スケールの大きさ、説得力の強さは無類である。99年に正規盤化したターラ盤の音質はよく、それまでの評価を覆すほど。余白には同じティタニア・パラストでの定期から、「魔弾の射手」序曲(52)、「ドン・ファン」(54)を収録。(販売元情報)
Disc4
シューベルト:
● 交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
● 交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
録音:1953年9月15日 ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
原盤:Tahra (Furt 1017) 1997
「オール・シューベルト・プログラムで行なわれた定期演奏会(ベルリン音楽祭)の記録。巨匠の遺した「グレイト」は42年BPO盤をはじめ、6種を数えるが、表現はすこし控えめながら、スケールの雄大さ・壮麗さではこれが一番。文字通り「グレイト」である。「未完成」においても、抑制的ながら入魂の演奏。「厳しくも凝縮されたリズムとひびきが際立ち、入魂の演奏が随所に聴かれる。」〜宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社α文庫〜(販売元情報)
Disc5
● シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
録音:1954年5月4日 パリ・オペラ座(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1023/4) 1998
オペラ座(ガルニエ宮)のホールは劇場用のためデッドではあるが、RTF(フランス・ラジオ・テレビ放送)による76cm/秒の磁気テープ収録の効果は十分。きわめて明瞭な音質で、パリの聴衆を前にしたフルトヴェングラーの感興の高まりが味わえます。ベルリン・フィルも心底から共感した反応を示しており、とりわけ『未完成』では感動的。『運命』でもリアル・タイムで聴いているかのように、盛大な名演を臨場感たっぷりと堪能できます。(販売元情報)
Disc6
● ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
● R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28
● ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死
録音:1954年5月14日 トリノ放送局オーディトリウム(ライヴ)
原盤:Tahra (from Furt 1041/2) 1999
巨匠がなくなる半年前のコンサートではありますが、それを感じさせないほど躍動的、劇的、感動的、官能的、陶酔型の演奏。会場の熱気・盛り上がりもすごい! ブラームス「3番」は49年12月18日盤、54年4月27日盤(ともに会場はティタニア・パラスト)と並んで「ベスト3」(宇野功芳氏)と評された名演。(販売元情報)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音方式:モノラル(ライヴ)
国内製造品
日本語帯・解説付