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【中古:盤質S】 『戦中のフルトヴェングラー』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ベルリン・フィル、ウィーン・フィル(1942-45)(6CD)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
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S
特記事項
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未開封,帯付,6枚組み
コメント
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録音:1942年〜1945年(ベルリン・ライヴ/ウィーン)
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HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
KKC4112
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


フルトヴェングラーの苦悩と爆発!
1942年第九、1942年グレイト、1943年ベト7、1943年ブラ4、1944年ブル8など9曲、
戦中(1942〜45年)の凄絶ライヴを最新リマスター音源で集成!


「フルトヴェングラーの最高の演奏というと、戦時中の録音に着目するのが習いとなっている」(ジョン・アードイン『フルトヴェングラー・グレート・レコーディングズ』藤井留美訳、音楽之友社刊)

戦火まじえる激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。1942年3月の「第九」から、戦時中最後のコンサートとなった45年1月の「ブラームス2番」まで、巨匠の“最高の演奏” 9曲をCD6枚組に集成。ファン必携! 壮絶な爆演の数々が最新デジタルリマスター音源でよみがえります!
 1942年よりフルトヴェングラー指揮の演奏会が全欧に向け放送されるようになり、ドイツ帝国放送局がコンサートのライヴ録音や聴衆不在の通し録音を行いました。この9曲はその“戦中のマグネットフォン録音” として有名なものです。音質自体は、76cm/秒速のテープにメインマイク1本によるワンポイント録音と、アナログ・テープ録音方式としては理想的といってよいかもしれません。これらの録音テープは終戦後ソ連に持ち帰られ、露メロディアからLPが発売されました。この板おこしで英ハンター社がユニコーン・レーベルのLPを発売。また、一部の曲はコピーテープが西ドイツ内の放送局に遺されていて、このテープ系音源をもとに仏ターラ等がCDを制作しています。有名な録音だけに、これまで各社から盤おこし系、テープ系と数多くの復刻CDが発売されてきましたが、今回、“復刻CDの決定盤” とすべく、キングインターナショナルが独自で音源を調達して復刻するものです。戦時中の巨匠の内奥にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。

・ベートーヴェン「4番&7番」(1943)・・・ともに、5種類ある同曲の録音のなかで、最初の録音。米オリンピック原盤「ベートーヴェン交響曲全集」(5CD、KKC4107)から編集。最初期LPのマスターテープからつくられた極上の復刻です!
・ベートーヴェン「9番」(1942)・・・緊迫感にみちたドラマチックな指揮、オーケストラとコーラスの傑出したできばえから、ファンの間では「バイロイトの第九」をも凌ぐ評価の「ベルリンの第九」。1969年に米エヴェレストが発売したLPのマスターテープを96kHz/24bitでデジタル化。LP1枚に詰め込むため、テンポを上げていますが、音質そのものは最初期のLPらしく芯のしっかりした音! キング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD化!
・ブラームス「2番」(1945)・・・3種あるうち最初の録音。「最も引力が強い演奏」(アードイン、前掲の書より)。1975年に米オリンピックが発売したLPのマスターテープを96kHz/24bitでデジタル化し、さらにキング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD化するもの。

以下5曲(CD3枚)の音源は、英ジャブリン社の原盤デジタルマスターを使用。1997年に海外で「MAGIC TALENT」レーベルで発売されたことがあります。今回、キング関口台スタジオで最新リマスタリング。鮮度アップして国内盤化!
・ブラームス「4番&ハイドンの主題による変奏曲」(1943)・・・それぞれ4種、7種あるうち最初の録音。「(4番)最も望ましいのは戦時中のベルリンでのもの」(アードイン、前掲の書より)。
・シューベルト「9番」(1942)・・・5種あるうちの最初の録音。42年盤『グレート』として、あまりにも有名な演奏。
・ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲(1944)・・・唯一の録音。
・ブルックナー「8番」(1944)・・・4種あるうちで最初の録音。壮大な構築の内にウィーン・フィルの美質を収めた名演。

CD6枚収納のマルチケース+12ページ・ブックレット(解説:平林直哉)+オビ付。(販売元情報)

【収録情報】
Disc1 原盤:米オリンピック (P)1974
● ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 op.60
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1943年6月27-30日 フィルハーモニー、ベルリン
 第1、2楽章はライヴ、第3、4楽章は聴衆不在の放送用録音

● ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1943年10月31日〜11月3日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

Disc2 原盤:米エヴェレスト (P)1969
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ブルーノ・キッテル合唱団
 ティラ・ブリーム(ソプラノ)、エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
 ペーター・アンデルス(テノール)、ルドルフ・ヴァッケ(バス)
 録音:1942年3月22-24日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

Disc3 原盤:米オリンピック (P)1975
● ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1945年1月28,29日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)

Disc4 原盤:英ジャブリン (P)1997
● ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98
● ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 op.56a
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1943年12月12-15日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

Disc5 原盤:英ジャブリン (P)1997
● シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1942年12月6-8日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

● ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1944年3月21日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)

Disc6 原盤:英ジャブリン (P)1997
● ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版=原典版)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1944年10月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送用録音)

 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音方式:モノラル
 国内製造品
 日本語帯・解説付

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第1楽章:アダージョ-アレグロ・ヴィヴァーチェ (MONO)
  • 02. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第2楽章:アダージョ (MONO)
  • 03. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ (MONO)
  • 04. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第4楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ (MONO)
  • 05. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第1楽章:ポコ・ソステヌート-ヴィヴァーチェ (MONO)
  • 06. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第2楽章:アレグレット (MONO)
  • 07. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第3楽章:プレスト (MONO)
  • 08. 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第4楽章:アレグロ・コン・ブリオ (MONO)

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」 第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ-ウン・ポーコ・マエストーソ (MONO)
  • 02. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」 第2楽章:モルト・ヴィヴァーチェ-プレスト-モルト・ヴィヴァーチェ (MONO)
  • 03. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」 第3楽章:アダージョ・モルト・エ・カンタービレ (MONO)
  • 04. 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」 第4楽章:アレグロ・アッサイ-アラ・マルチア-アンダンテ・マエストーソ-アレグロ・エネルジコ (MONO)

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演奏が感動的なのは言うまでもありませんが...

投稿日:2021/07/26 (月)

演奏が感動的なのは言うまでもありませんが、有名な「ベルリンの第九」がこの音質で甦っているのが素晴らしいと思います。今までに聴いたどの音源よりもザラザラ、パチパチとした雑音が少なく、しかもベルリン・フィルの豊かさが損なわれていません。また、シューベルト「ザ・グレイト」では、迫力だけでない演奏の全貌がようやく見えた気がします。戦時中最後のコンサートとして有名なブラームスの第2番は、フルトヴェングラーの諦観とウィーン・フィルの音色が相まって印象深いものですが、これも他の音源では伝わってこなかった明瞭さがあり、実は迫力のある演奏だったんだなということが分かりました。

classic さん | 茨城県 | 不明

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