CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 25レジェンダリー・アルバムズ(25CD限定盤)

中古情報

新品ジャケット
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:
AB
特記事項
:
ブックレット付き
コメント
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25枚組み / BOXすれ
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基本情報

ジャンル
カタログNo
88697811232
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

Classique - La Discothèque idéale
ソニー25枚組ボックス


フランスでベストセラーとなったアイテムを中心に激安価格でまとめたコレクション。ルイサダやローラン・コルシアといったフランスのアーティストのアルバムのほか、中世の女性作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの作品集や、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲、カルミニョーラのヴィヴァルディの『四季』といったアルバムも選ばれており、古楽からオペラ・アリア、歴史的録音から新しい録音に至るまで非常に幅広い内容になっているのが特徴。各ディスクを収めた美麗な紙ジャケットのデザインを反映させた外箱の装丁も良い感じです。
 なお、「La Discothèque idéale(ラ・ディスコテーク・イデアル)」とは、理想のレコード保存所といった意味合いで、同じタイトルで2007年にはワーナーからエラート音源による100枚組ボックスがリリースされていたのも記憶に新しいところですが、今回は、SONYとRCAのベストセラー盤を中心に構成されたボックスということで、変化に富んだ内容になっているのがポイントです。
 以下に収納予定のジャケット画像を表示しておきます。(HMV)



【収録情報】

CD1【エクスタシーの歌〜ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの世界】
中世ドイツの女子修道院長だったヒルデガルト・フォン・ビンゲン[1098-1179]は、史上初の女性作曲家で、数々の著作や、宗教的音楽作品を残し、大司教や教皇にまで影響を及ぼしました。中世音楽のスペシャリスト「セクエンツィア」によるここでの演奏は、入念な研究に裏付けられたもので、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン復興の原動力ともなった神秘的な美しさに彩られた傑作です。

・おお、永遠の力よ(レスポンソリウム)
・いまわれに開かれたり(アンティフォナ)
・女がしつらえた死に(アンティフォナ)
・神の御子による創造で(アンティフォナ)
・アルマ・レデンプトリス・マーテル(マリアのアンティフォナ)
・めでたしマリア、おおいのちの泉よ(レスポンソリウム)
・聖霊は生の源の火よ(セクエンツィア)
・おお、慰めたる聖霊の火よ(セクエンツィア)
・慈愛は万象に満ち溢れ(アンティフォナ)
・おお、仲立ちの若枝よ(アレルヤ-アンティフォ)
・おお、緑に輝く若枝よ、ようこそ(カンティクム)
・器楽曲
・おお、魂の牧者よ(アンティフォナ)
・おお、まことに愛らしき若枝よ(レスポンソリウム)
・おお、きらめく星の光よ(アンティフォナ)
・おお、いと気高き緑よ(レスポンソリウム)

 セクエンツィア(中世音楽アンサンブル)

 録音:1994年(デジタル:セッション)

CD2【カルミニョーラの四季】
バロック・ヴァイオリンの名手、ジュリアーノ・カルミニョーラの代表作。カルミニョーラの『四季』といえば、1992年にディヴォックスに録音したマルコン指揮ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカとの演奏が有名でしたが、このソニー盤は、1996年にリコルディから登場した楽譜を用いて録音されたもので、一部旧版を参照しながらも新たなヴィヴァルディ研究の成果を反映させているのが特徴です。指揮も同じくアンドレア・マルコンが受け持っていますが、今回のオーケストラはヴェニス・バロック・オーケストラに変わっています。
 なお、組み合わせの3つのヴァイオリン協奏曲はどれも世界初の録音となるものです。

ヴィヴァルディ:
・協奏曲集『四季』Op.8-1〜4
・ヴァイオリン協奏曲変ホ長調RV.257
・ヴァイオリン協奏曲変ロ長調RV.376
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.211

 ジュリアーノ・カルミニョーラ(バロック・ヴァイオリン)
 ヴェニス・バロック・オーケストラ
 アンドレーア・マルコン(指揮、チェンバロ、オルガン)

 録音:1999年11月15〜17日 アバツィア・ディ・ロサッツォ・マンサノ、イタリア(デジタル:セッション)

CD3【グールドのゴルトベルク(1981年録音)】
グレン・グールド[1932-1982]の代表作にして、世界で最も有名なバッハのアルバムでもある傑作。グールドの人気が爆発するきっかけとなったのは1955年に録音されたゴルトベルク変奏曲でしたが、それから四半世紀を経たここでの録音は、微細な部分に至るまで徹底的にこだわって演奏した入念をきわめた完璧なもので、ピアノでなければ不可能な超繊細な表現を志向した凄い音楽に仕上がっています。

・J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV.988
 グレン・グールド(ピアノ)

 録音:1981年4〜5月 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(デジタル:セッション)

CD4【レオンハルトのマタイ受難曲(ハイライト)】
マタイ受難曲から有名曲を集めた手軽なアルバム。当時の編成に基づいて、ソロ&合唱とも全て男声によった唯一の録音です。プレガルディエンの絶妙な解釈のエヴァンゲリスト、エグモントの説得力のあるイエス。ヤーコプスの絶品なアリアなど、聴きどころ多数のハイライト盤です。

・J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV.244(抜粋)

 クリストフ・プレガルディエン(エヴァンゲリスト:テノール)
 マックス・ファン・エグモント(イエス:バス)
 クリスティアン・フリークナー(ボーイ・ソプラノ)
 マクシミリアン・キーナー(ボーイ・ソプラノ)
 ルネ・ヤーコプス(カウンターテノール)
 デイヴィッド・コルディア(カウンターテノール)
 マルクス・シェーファー(テノール)
 ジョン・エルウィス(テノール)
 クラウス・メルテンス(バス)
 ペーター・リカ(バス)
 テルツ少年合唱団
 ラ・プティット・バンドと男声合唱団
 グスタフ・レオンハルト(指揮)

 録音:1989年3月1〜8日 オランダ、ハーレム、ドープスヘヅィンデ教会(デジタル:セッション)

CD5【ヨーヨー・マのバッハ:無伴奏チェロ組曲より】
ヨーヨー・マによる無伴奏チェロ組曲2度目のレコーディングから前半3曲を収録。古楽奏法も取り込みながら持ち前の柔軟で美しいスタイルで見事なバッハを聴かせています。

J.S.バッハ:
・無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV.1007
・無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV.1008
・無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV.1009

 ヨーヨー・マ(チェロ)

 録音:1994〜1997年(デジタル:セッション)

CD6【アーノンクールのモツレク】
アーノンクール自らが「これまでの自分の録音の中で最高の出来」とした2003年のライヴ録音。アーノンクールはモーツァルト最晩年の心情に深く共感して指揮を執り、自らの死を見据えて慟哭する作曲家の魂に寄り添います。ピリオド楽器を使用してスコアの隅々まで明晰に描き出しながら、振幅の大きい感情表現で聴く者の肺腑を抉ります。アーノンクールが歩んできた道の頂点を築いた演奏です。

・モーツァルト:レクィエム ニ短調K.626(バイヤー版)

 クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
 ベルナルダ・フィンク(アルト)
 クルト・シュトライト(テノール)
 ジェラルド・フィンリー(バス)
 アルノルト・シェーンベルク合唱団
 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 録音:2003年11月27日〜12月1日 ウィーン、ムジークフェラインザール(デジタル:ライヴ)
 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス創立50周年記念演奏会におけるライヴ・レコーディング

CD7【セルのモーツァルト:交響曲集】
端正で緻密な音作りが素晴らしい指揮者ジョージ・セルのモーツァルトです。

モーツァルト:
・交響曲第35番ニ長調『ハフナー』
・交響曲第39番変ホ長調
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音:1960年(ステレオ:セッション)

・交響曲第40番ト短調
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音:1967年(ステレオ:セッション)

CD8【バーンスタインのベートーヴェン】
黄金時代のバーンスタインが豪快に開放的に仕上げたベートーヴェン。第7番は若き日の旧録音で、ニューヨーク・フィルの荒削りなサウンドも作品にふさわしく、手ごたえある演奏を聴かせてくれます。

ベートーヴェン:
・交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』
・交響曲第7番イ長調Op.92

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 録音:1964年(5番)、1958年(7番) ニューヨーク(ステレオ:セッション)

CD9【スターンのメンデルスゾーン・トリオ】
メンデルスゾーンの室内楽曲の中でも、「弦楽八重奏曲」とならんで人気の高いのがこのピアノ・トリオです。特に「第1番」は、チャーミングなメロディが横溢する佳品として、古くから親しまれてきたもの。ここで聴けるスターン、ローズ、イストミンのトリオによる演奏はバランスが取れたたいへん優れた演奏です。

メンデルスゾーン:
・ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
・ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66

 アイザック・スターン(ヴァイオリン)
 レナード・ローズ(チェロ)
 ユージン・イストミン(ピアノ)

 録音:1966年、1979年 ニューヨーク(ステレオ:セッション)

CD10【ヴァント&ベルリン・フィルのグレート】
その晩年にベルリン・フィルに客演してたて続けに名演を聴かせてくれた名指揮者ギュンター・ヴァント[1912-2002]。カルロス・クライバーのキャンセルによって、急遽ピンチヒッターとして登場し、シューベルトのグレートを振った当盤は、そんな名コンビ最初のCDとなった記念すべきものです。まずはベルリン・フィル久々の本領発揮と絶賛された素晴らしいサウンドが聴きもの。このオケの客演としては異例の6回に及ぶ厳しいリハーサルがもたらした音楽の充足は比類がなく、カラヤン亡きあと国際化・軽量化がうんぬんされるベルリン・フィルも、存在感ある巨匠のもとではこうなるという見本のような力強くシリアスなサウンドが圧巻です。
 しかし、さらに驚嘆すべきなのは、そのどこまでも見通しの良い造型感覚の端正な美しさでしょう。ヴァント一流の緻密な音楽づくりとベルリン・フィル・サウンドがものの見事に融合し、不要な感情移入を拒絶したからこそ成しえたといいたい、厳しくも美しい『グレイト』の名演です。

・シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『グレート』

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 録音:1995年3月28、29日 ベルリン、フィルハーモニー(デジタル:ライヴ)

CD11【ルイサダのショパン:室内楽版ピアノ協奏曲】
「そのどれもがこの上なく美しい情感の表現になっている。(中略)新しく、若々しく、初めてきくような生々しい感銘を与える」と吉田秀和氏に絶賛されたルイサダのショパン。1985年のショパン・コンクール入賞以来、ショパンの名と分かちがたくなったルイサダ。演奏会でもショパン作品を数多く取り上げ続けています。ここに収録された「ピアノ協奏曲第1番の室内楽版」はサロン風の編成とは言え、ショパンのピアノ書法が隅々まで見渡せる、大変風通しのいい室内楽作品を創り上げています。

・ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(作曲者編曲によるピアノ六重奏版)*
・ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調Op.81

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)
 ターリヒ四重奏団
 ベンジャミン・ベルリオーズ(コントラバス)*

 録音:1998年(デジタル:セッション)

CD12【ルービンシュタインのショパン:ワルツ集】
名高いルービンシュタインのショパン盤のなかでも、特に初期ワルツは最も軽やかに無邪気に、そして幸福に弾かれた演奏の筆頭格でしょう。彼は20世紀最高のタッチ技術を誇った奏者の一人ゆえ、ときに無邪気に、ときに物憂げに、ときに大騒ぎで音色の変転を惜しげもなく開陳してくれます。くわえて遺作ワルツの数々で、サロン風を大幅に脱したショパンを描き出す手腕も並大抵のものではなく、その驚異的な音色の魔術を堪能できる名演です。

ショパン:
・ワルツ第1番変ホ長調 Op.18『華麗なる大円舞曲』
・ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第3番イ短調 Op.34-2『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3『華麗なる円舞曲』
・ワルツ第5番変イ長調 Op.42
・ワルツ第6番変二長調 Op.64-1『小犬』
・ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
・ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3
・ワルツ第9番変イ長調 Op.69-1『告別』(遺作)
・ワルツ第10番ロ短調 Op.69-2(遺作)
・ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1(遺作)
・ワルツ第12番ヘ短調 Op.70-2(遺作)
・ワルツ第13番変二長調 Op.70-3(遺作)
・ワルツ第14番ホ短調(遺作)

 アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)

 録音:1963年6月25日 ローマ、RCAスタジオ(ステレオ:セッション)

CD13【カサロヴァのロッシーニ:アリアとデュエット集】
現代最高のロッシーニ歌いとして押しも押されもせぬ人気と実力を兼ね備えたカサロヴァ。絶妙な間の取り方で自在な歌唱を繰り広げるデュエットでも遺憾なく力量が発揮されています。フローレスとの丁々発止の切り結びが耳を奪うデュエットなど聴きどころ満載です。

ロッシーニ:
・歌劇『ビアンカとファリエロ、または三人の忠告』〜「あなたはわかっていない」
・歌劇『アルジェのイタリア女』〜第2幕「愛する彼のために」
・歌劇『チェネレントラ(シンデレラ)、または真心の勝利』〜第1幕「静まり返っている、友よ?…ある時おりました」
・歌劇『セミラーミデ』〜第1幕「やれやれ、やっとバビロニアだ…ああ、あの日を絶えず思い出す」
・歌劇『アルミーダ』〜第2幕「愛…強大なる力を持つその名」
・歌劇『アルジェのイタリア女』〜第1幕「 ひどい運命よ! 愛の暴君よ!」
・歌劇『オテロ』〜第2幕「さあ、来るがいい、侮辱は君の血で贖ってもらおう」
・歌劇『湖上の美人』〜第2幕「胸の思いはあふれ」

 ヴェッセリーナ・カサロヴァ(メゾ・ソプラノ)
 フアン・ディエゴ・フローレス(テノール)
 ミュンヘン放送管弦楽団 バイエルン放送合唱団
 アーサー・フェイゲン(指揮)

 録音:1999年(デジタル:セッション)

CD14【ライナーのロッシーニ:序曲集】
ライナー独特の解釈は、通常のロッシーニ演奏からは想像しえない剛腕な音楽であり、手に汗握る興奮と、スリリングな快感を味わうことでしょう。ベートーヴェンやR.シュトラウスの名盤の陰に隠れがちながら、この名コンビの実力を鮮烈に刻み込んだ名盤・名録音として知られているアルバムです。

ロッシーニ:
・『セヴィリャの理髪師』序曲
・『どろぼうかささぎ』序曲
・『チェネレントラ』序曲
・『ブルスキーノ氏』序曲
・『ウィリアム・テル』序曲
・『絹のはしご』序曲

 シカゴ交響楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)

 録音:1958〜1959年 シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ:セッション)


CD15【ハイフェッツのチャイコとブラームス】
ハイフェッツとライナー=シカゴ響の火花散る協奏曲2曲。 ハイフェッツとライナーはお互いに深い尊敬の念を抱いていましたが、協奏曲の録音は当盤に含まれた2曲しか残されていません。ドイツ的な重厚さとは無縁のブラームス、アウアー門下としての本領が十二分に発揮されたチャイコフスキーと、いずれもハイフェッツにしか成し得ない個性的なヴィルトゥオジティを満喫でき、ライナー率いるシカゴ響の見事なアンサンブルが切れ味鋭いハイフェッツのソロを一層際立っています。ブラームスはハイフェッツにとって2度目の、チャイコフスキーは3度目の録音にあたり、1955年のブラームスはコントラバスを右側に置く変則的なオーケストラ配置によっています。

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35*

 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 シカゴ交響楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)

 録音:1955年、1957年* シカゴ、オーケストラ・ホール(ステレオ:セッション)

CD16【ワルター&ニューヨーク・フィルのブラームス】
コロンビア響とのステレオ盤とは大きく印象の異なるマッシヴな迫力とうねるフレージングが魅力の演奏。モノラル後期だけに、音質も聴きやすく安定しており、まだまだ元気だったワルターの力強いロマンティシズムをたっぷりと味わうことが可能です。

ブラームス:
・交響曲第1番ハ短調 op.68
・交響曲第3番ヘ長調 op.90*

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ブルーノ・ワルター(指揮)

 録音:1953年12月30日、1953年12月21,23日*(モノラル:セッション)

CD17【セルのドヴォルザーク】
セルのドヴォルザークは、キビキビと快適な進行と豊かに歌われる内声の美しさ、かっちりとすきの無い造形美が見事な逸品揃いで、オーケストラのアンサンブルも最上です。

ドヴォルザーク:
・交響曲第8番ト長調op.88
・交響曲第9番ホ短調op.95『新世界より』*

 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音:1958年3月、1959年3月*(ステレオ:セッション)

CD18【ミュンシュのドビュッシー:管弦楽作品集】
1962年3月、ミュンシュのボストン響音楽監督としての最後のシーズンに録音されたドビュッシーと、イベールの『寄港地』のカップリング。自信に溢れた文句なしの名演ぞろいです。

・ドビュッシー:交響詩『海』*
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
・ドビュッシー:交響組曲『春』
・ドビュッシー:夜想曲より「雲」、「祭り」
・イベール:交響組曲『寄港地』*

 ボストン交響楽団
 シャルル・ミュンシュ(指揮)

 録音:1956年*、1962年3月13日 ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ:セッション)

CD19【ブーレーズのラヴェル:管弦楽作品集】
ブーレーズが70年代にCBSに録音した多くのアルバムの中でも、ラヴェルの作品集は世評高い名盤として知られています。演奏は素晴らしいもので、ブーレーズのオーケストレーションへの鋭い感覚を実感させてくれます。グロテスクな描写も冴える『ラ・ヴァルス』、『マ・メール・ロワ』の豊かな色彩など、ラヴェルの多様な世界を見事に描き出します。

ラヴェル:
・ボレロ
・ラ・ヴァルス
・スペイン狂詩曲*
・古風なメヌエット
・『マ・メール・ロワ』全曲

 ニューヨーク・フィルハーモニック
 クリーヴランド管弦楽団*
 ピエール・ブーレーズ(指揮)

 録音:1974年、1970年*(ステレオ:セッション)

CD20【ホロヴィッツのラフマニノフ】
いずれの演奏も、両曲を愛したホロヴィッツによる正規録音としては最後のもの。協奏曲では、これ以前の録音では大量にカットを行なっていたのに対し、ここでのカットは第1楽章カデンツァ中の2小節のみで、ホロヴィッツが遺した唯一のほぼ完全版の演奏。第2ソナタは作曲者と相談の上、初版と第2版を織り交ぜたホロヴィッツ版。晩年のライヴながら、楽器を鳴らし切る桁外れの才能は健在です。

・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲番3番ニ短調Op.30
 ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 ユージン・オーマンディ(指揮)

 録音:1978年1月8日 ニューヨーク、カーネギー・ホール(ステレオ:ライヴ)

・ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番Op.36
 ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)

 録音:1980年4月13日&5月2,4,11日 ボストン、シンフォニー・ホールおよびニューヨーク、エイヴリー・フィッシャー・ホール(ステレオ:ライヴ)

CD21【ジョン・ウィリアムズのアランフェス協奏曲】
キング・オブ・ギターの技と心が映える、最高の名曲。「キング・オブ・ギター」と呼ばれ、当代随一の実力を誇る世界最高峰のクラシック・ギタリスト、ジョン・ウィリアムズ。その長いキャリアにおいて数々の名演を残してきた彼の最高の代表作とも言えるでしょう。ギター音楽史上に残る名作、ロドリーゴの『アランフェス協奏曲』を始め、ブラジルのヴィラ=ロボスの代表作である『ギターと小管弦楽のための協奏曲』、さらにはロドリーゴの『ある貴紳のための幻想曲』と、まさにクラシック・ギターの醍醐味を味わえる最高の演奏です。

・ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
・ヴィラ=ロボス:ギター小協奏曲
・ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲*

 ジョン・ウィリアムズ(ギター)
 イギリス室内管弦楽団
 ダニエル・バレンボイム(指揮)
 チャールズ・グローヴズ(指揮)*

 録音:1974年、1967年(ステレオ:セッション)

CD22【小澤征爾のカルミナ・ブラーナ】
若き日の小澤征爾がボストン交響楽団を指揮した記念碑的名盤の一つ。この奔放な演奏には30代前半の小澤からほとばしり出る情熱が燃え盛っている。小澤は20年後にベルリン・フィルと再録音を残していますが、当盤に満ちあふれた若者らしい強烈なエネルギーは、春、酒、愛を賛美するこの曲のエッセンスを見事に捉えています。この曲を語る上で欠かすことの出来ない名演です。

・オルフ:カルミナ・ブラーナ

 イヴリン・マンダク(ソプラノ)
 スタンリー・コーク(テノール)
 シェリル・ミルンズ(バリトン)
 ニュー・イングランド音楽院合唱団&児童合唱団
 ボストン交響楽団
 小澤征爾(指揮)

 録音:1969年(ステレオ:セッション)

CD23【カバリエのドニゼッティ、ベッリーニ:アリア集】
カバリエは1960年代〜70年代を通じてRCAにオペラ全曲盤やアリア集、サルスエラなど数々の録音を残していますが、このアルバムはカバリエにとってのRCAデビュー盤でした。ピアニッシモの言葉に尽くせないほどの美しさ。デリケートな表情と初々しい輝きに溢れたカバリエ初期の名盤です。

・ベッリーニ:「ノルマ」「海賊」より
・ドニゼッティ:「ロベルト・デヴリュー」「ルクレツィア・ボルジア」「マリア・ディ・ロアン」より

 モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
 カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)、オーケストラ

 録音:1965年8月 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール(ステレオ:セッション)

CD24【クライバーのニューイヤー・コンサート1989(抜粋)】
1989年1月1日、クライバーが初めてニューイヤー・コンサートに登場、世界中の音楽ファンを元日から興奮のるつぼに巻き込んだ公演のライヴ録音。直前まで解釈を巡ってモメたとあって、世界で最も気むずかしいこの天才を迎えるウィーン・フィルの面々の緊張はただ事ではなかったとも言われていますが、結果として出てきた音楽のイキの良さはまさに特別製です。

・J.シュトラウス2世:加速度円舞曲 Op.234
・J.シュトラウス2世:田舎のポルカ Op.276
・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『とんぼ』Op.204
・J.シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』序曲
・J.シュトラウス:ワルツ『芸術家の生涯」Op.316
・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『小さい風車』Op.57
・J.シュトラウス2世:ポルカ『ハンガリー万歳」Op.332
・J.シュトラウス2世:ポルカ『クラップフェンの森で』Op.336
・J.シュトラウス2世:ワルツ『春の声』Op.410
・J.シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ
・J.シュトラウス2世:『騎士パスマン」のチャールダーシュ Op.441
・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『おしゃべりなかわいい口』Op.245
・ヨーゼフ・シュトラウス:ジョッキー・ポルカ Op.278

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カルロス・クライバー(指揮)

 録音:1989年1月1日 ウィーン、ムジークフェラインザール(デジタル:ライヴ)

CD25【ローラン・コルシアのツィガーヌ】
84年のロン=ティボー・コンクールで第3位に入賞し、98年にエネスコ賞を受賞、現在はフランスで最も注目されている実力派ヴァイオリニスト、ローラン・コルシア。線が太く艶やかな音色(使用楽器は1719年ストラディバリ「Zahn」)で、息の長いフレーズを実によく歌っており、何かを熱望するような格調高い表現だけでなく、自由闊達な表現力、存在感と想像力、重厚なスタイルを持ち、優れたテクニック、創造性、魅力に富んでいます。中央ヨーロッパの作曲家たちの作品を演奏した、RCAへの意欲作デビュー作品でした。

・バルトーク/セーケイ編:ルーマニア舞曲
・ブロッホ:組曲『バール・シェム』〜第2曲「ニーグン」
・エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調op.25『ルーマニアの民族様式で』
・ラヴェル:ツィガーヌ』
・ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ変イ短調

 ローラン・コルシア(ヴァイオリン)
 ジョルジュ・プルーデルマッハー(ピアノ)

 録音:1999年(デジタル:セッション)

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次々とこのような企画が出てきており、その...

投稿日:2010/11/02 (火)

次々とこのような企画が出てきており、そのたびに複数枚所有していることから、頭を悩ましますが注文してしまいます。70年代からCBS、RCA、DG、EMIなどの演奏家を中心にクラシックを楽しんできました。その中でも、セルのドボルザークの8番、9番は、情緒豊かでありながらテンポ設定やアンサンブルに隙がなく、好きな演奏の一つです。他にもミュンシュ、ホロビッツ、グールド・・・。正に名盤揃いです。ダブっての所有となりますが、買わずにはおられません。

シュガー さん | 愛知県 | 不明

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