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【中古:盤質AB】 ヨーゼフ・カイルベルト・コレクション(14CD)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
なし
コメント
:
14枚組み / BOX傷み
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
VN005
レーベル
International
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ヨーゼフ・カイルベルト・コレクション(14CD)

ドイツの往年の名指揮者、ヨーゼフ・カイルベルトが1951年から1963年にかけてテレフンケン・レーベルで録音した音源を集めたセット。

【VENIAS/ヴェニアス・レーベル】
このレーベルのポリシーは、往年の個性的な演奏を手軽に楽しめるように低価格でボックス化するというもので、音についても、過剰なノイズカットや高域強調をおこなわずに、なるべく本来のサウンドを楽しめるようにするということです。

【ヨーゼフ・カイルベルト】
1908年4月19日に南ドイツのカールスルーエで生まれました。父親はカールスルーエのバーデン公国宮廷楽団のチェロ奏者、祖父もミュンヘンの軍楽隊員という音楽家の家系でした。
 1925年、カールスルーエ国立劇場(現バーデン州立劇場)の練習指揮者としてキャリアをスタート、1933年に第1指揮者に昇格します。
 1940年、フルトヴェングラーの推挙により、プラハで創設されたドイツ・フィルハーモニー管弦楽団(バンベルク交響楽団の前身)の指揮者として転出、1945年にはドレスデン国立歌劇場の音楽監督に就任しています。
 1949年(または1950年)、第2次大戦後にチェコスロヴァキアを脱出したドイツ・フィルの団員を主体として結成されたバンベルク交響楽団の首席指揮者に就任します。
 1951年、ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の客演指揮者に就任、1952年にはバイロイト音楽祭に招かれ、1956年まで主要な指揮者として活躍します。ザルツブルク音楽祭への出演もこの頃で、同年同月生まれのカラヤンと親交を結んでもいます。
 1959年、バイエルン国立歌劇場の音楽総監督に就任、伝統的なドイツ音楽を主要なレパートリーとし、ワーグナー、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、リヒャルト・シュトラウス、プフィッツナーなどに辣腕をふるって、1960年代のドイツを代表する指揮者として活躍しました。
 日本へは1965年と1966年、1968年に来日、NHK交響楽団に客演して、この楽団から名誉指揮者の称号を贈られています。また、1968年にはバンベルク交響楽団とのコンビでもも来日公演をおこないました。
 1968年7月20日、バイエルン国立歌劇場において『トリスタンとイゾルデ』を指揮中に心臓発作をおこして急死、60歳という指揮者としては早すぎる最期でした。(HMV)

【収録情報】
Disc1
モーツァルト
交響曲第35番ニ長調,K.385『ハフナー』
交響曲第36番ハ長調,K.425『リンツ』
交響曲第38番ニ長調,K.504『プラハ』
バンベルク交響楽団 Rec.1960

Disc2
モーツァルト
交響曲第39番変ホ長調,K.543*
交響曲第40番ト短調,K.550**
交響曲第41番ハ長調,551『ジュピター』**
バンベルク交響楽団 Rec.1955*,1959**

Disc3
モーツァルト
セレナード第6番ニ短調,K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
セレナード(ノットゥルノ)第8番ニ長調,K.286(269a)
セレナード第3番ト長調,K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
ディヴェルティメント第2番ニ長調,K.131
バンベルク交響楽団 Rec.1959

Disc4
ベートーヴェン
交響曲第1番ハ長調 Op.21*
交響曲第2番ニ長調, Op.36*
序曲『コリオラン』 Op.62.**
劇音楽『アテネの廃墟』 op.113〜序曲、トルコ行進曲**
バンベルク交響楽団 Rec.1959*,1960**

Disc5
ベートーヴェン
交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』*
交響曲第8番ヘ長調 Op.93**
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 Rec.1956*,1958**(mono)

Disc6
ベートーヴェン
交響曲第4番変ロ長調 Op.60*
交響曲第5番ハ短調 Op.67**
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 Rec.1959*,1958**

歌劇『フィデリオ』序曲 Op.72b
バンベルク交響楽団 Rec.1960

Disc7
ベートーヴェン
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
バンベルク交響楽団 Rec.1960

交響曲第7番イ長調, op.92
ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 Rec.1959

Disc8
ブラームス
交響曲第1番ハ短調 Op.68
ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 Rec.1951(mono)

交響曲第3番ヘ長調 Op.90
バンベルク交響楽団 Rec.1963

Disc9
ブラームス
交響曲第2番ニ長調 Op.73
ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 Rec.1962

交響曲第4番ホ短調 Op.98
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 Rec.1960

Disc10
ブルックナー:交響曲第6番イ長調*

R.シュトラウス
交響詩『ドン・ファン』 Op.20**
 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 Rec.1963*,1961**

Disc11
ブルックナー
交響曲第9番ニ短調
 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 Rec.1956

R.シュトラウス
交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』 Op.28
 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 Rec.1961

Disc12
ワーグナー
1.歌劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
2.歌劇『ローエングリン』第1幕への前奏曲
3.歌劇『ローエングリン』第3幕への前奏曲
 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 Rec.1960

ベートーヴェン
4.劇音楽『エグモント』序曲 Op.84
5. “レオノーレ『』序曲第3番 Op.72a
 ベルリン・フィルハーモニ管弦楽団 Rec.1960

ブラームス
6. 大学祝典序曲 Op.80*
7. 悲劇的序曲 Op.81.
8 .ハンガリー舞曲第3番ヘ長調
9 .ハンガリー舞曲第10番ヘ長調
10 .ハンガリー舞曲第1番ト短調
 バンベルク交響楽団 Rec.1960(*mono)

Disc13
ドヴォルザーク
交響曲第9番ホ短調 Op.95 『新世界から』*
序曲『謝肉祭』 Op.92*

レーガー
バレエ組曲 Op.130**
 バンベルク交響楽団 Rec.1961*,1963**

Disc14
レーガー
ヒラーの主題による変奏曲とフーガー Op.100
 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽楽団 Rec.1955(mono)

モーツァルトの主題による変奏曲とフーガー Op.132
 バンベルク交響楽団 Rec.1963

 ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)

総合評価

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派手さとは全く無縁で、端正でありながら柔...

投稿日:2018/05/12 (土)

派手さとは全く無縁で、端正でありながら柔軟さと優しさを持った美しい演奏です。特にモーツァルトが良いと思いました。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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全体を支配するのは、バンベルク響のスタイ...

投稿日:2017/04/17 (月)

全体を支配するのは、バンベルク響のスタイルであり、そこにカイルベルトが指揮者として造型を担当しているようなスタイルだ。このため楽団が変わっても、そのスタイル(というか伝統)を固持して揺るがないカイルベルトのような指揮者の前では、バンベルク響のスタイルが前面に出るので、モーツァルトにしろ、ベートーヴェンにしろ、ブラームスにしろ、バンベルク響のスタイル。 ベルリン・フィルの演奏も入っているみたいだが、ここはバンベルク響とカイルベルトの存在あってこその演奏成果と見たい。 したがってこのBOXCDは、バンベルク響、それもシュタイン前の第1次黄金期の演奏スタイルを聴くBOXだと考えたらいい。 ベートーヴェンやブラームスもいいが、ブルックナーとリヒャルト・シュトラウスは、作品の本質をついており、捨てがたい。 但し、レーガーの作品の録音は、バンベルク響のスタイルではないようだ。

音楽の彼方に さん | 不明 | 不明

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このBOXの大半をバラバラに持っているので...

投稿日:2015/03/31 (火)

このBOXの大半をバラバラに持っているのでこのセット自体は持ってなくても敢えてコメントさせてもらおうと思う。ブラームス・ブルックナー・モーツアルト・ワーグナーなどすべて素晴らしい。超一級品ではないがドイツの古き良き時代を感じさせる骨の入った名演と言って良いだろう。第九のみ録音できなかったベトのシリーズは痛恨の限り、と言わざるを得ない。ドヴォ9番も良いがどうして今回あの「モルダウ」が入っていないのか?そして「ボヘミアの・・・」も入っていない。以前の再発売では入っていたのにどうして?それだけが残念!この指揮者、もともとLP時代に初めて出たのがキングレコードGTシリーズの1000円盤だったので当時、若き小生も「どうせドイツのどうにもならん2流の指揮者なんだろう」と思っていた。他にもコロムビアから出ていたリンデンバーグとか、今考えれば素晴らしい指揮者がどうして1000円盤だったのか?もちろんベーム(旧盤)、クリュイタンス、ワルター、ミュンシュ、モントゥー、ボールト、そしてあのバルビローリ等々の方々のLPも1000円で出ていたから仕方ないか?それにしてもカイルベルトはブルックナーの第8番等、亡くなってから出たライブ等で高い評価を受けているのが不思議でならなかったが、こうした初期の録音をよく聴くと、なるほど、とうなづかざるを得ない名指揮者だったんだ、と思う昨今である。録音の無い第九は仕方ないが、モルダウのないのを敢えてこだわらさせていただいて★4つとさせていただきましょう。

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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