CD 輸入盤

『ネヴィル・マリナー/ロンドン録音集』 アカデミー室内管弦楽団(14CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
C7250
組み枚数
:
14
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ネヴィル・マリナー/ロンドン録音集(14CD)

2016年に惜しまれつつ亡くなったサー・ネヴィル・マリナーが、Capriccioレーベルに残した一連の録音を集めたボックス・セット第2弾が登場します。
 今回集められたのは、1958年に自ら創設した「アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ」との録音。活動の初期にはバロックから古典を主なレパートリーとしていた彼らですが、徐々に守備範囲を広げていき、ここに集められた1990年代にはロマン派までを手中に収めていました。パーセルやボイスはお得意の様式であるうえに、自国が誇る作曲家に敬意を持って大切に歌い上げられ、メンデルスゾーンもまた、なめらかなオーケストラ表現を得意とするマリナーにはうってつけのレパートリーです。バレエで聴かせる軽やか表現も素晴らしいもの。
 注目は、比較的少人数の弦をすっきりと鳴らした見通しの良いチャイコフスキーで、独自のテクスチャの面白さに夢中になる人が続出しました。今回『マンフレッド』を含む交響曲全集として復刻されるのはたいへん嬉しいところ。ドヴォルザークもまた聴きごたえのある演奏です。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
パーセル:歌劇からの組曲集

● 妖精の女王
● 予言者 またはダイオクリージャンの物語
● アーサー王 またはイギリスの偉人
● インドの女王〜第2幕のシンフォニー

Disc2
ボイス:8つの交響曲(シンフォニー) Op.2

● 交響曲第5番ニ長調『聖セシリアの祝日のためのオード』
● 交響曲第1番変ロ長調『新年のオード』
● 交響曲第6番ヘ長調『ソロモン』
● 交響曲第3番ハ長調『花冠』
● 交響曲第7番変ロ長調『ピューティアのためのオード』
● 交響曲第2番イ長調『ジョージ二世の誕生日のためのオード』
● 交響曲第4番ヘ長調『羊飼いの運命』
● 交響曲第8番ニ短調『ウースター序曲』

Disc3
メンデルスゾーン:序曲集

● 序曲 ハ長調『トランペット』 Op.101
● オラトリオ『聖パウロ』 Op.36 序曲
● 序曲『ルイ・ブラス』 Op.95
● 歌劇『異国からの帰郷』 Op.89 序曲
● 歌劇『カマチョの結婚』 Op.10 序曲
● 管楽のための序曲 ハ長調 Op.22
● 序曲『美しいメルジーネの物語』 Op.32
● 序曲『静かな海と楽しい航海』 Op.27

Disc4
アダン:バレエ音楽『ジゼル』抜粋

● Act I: Introduction
● Act I: Les vendangeurs
● Act I: Entree du Prince
● Act I: Loys seul at entree de Giselle - Scene d'amour
● Act I: Retour de la vendange et valse (The Grape-Pickers Return)
● Act I: Pas seul - Pas de deux des jeunes paysans
● Act I: La chasse (The Hunt)
● Act I: Marche des vignerons (Grape-Pickers' March)
● Act I: Variation de Giselle
● Act I: Finale
● Act II: Introduction, halte des chasseurs et apparition des feux follets (The Huntsmen Rest … )
● Act II: Apparition de Myrthe et evocation magique (Myrthe Appears - Magical Evocation)
● Act II: Apparition de Giselle (Apparition of Giselle)
● Act II: Entree de Loys - Pas de deux
● Act II: Scene des Wilis
● Act II: Entree d'Hilarion scene et fugue des Wilis - Grand pas de deux
● Act II: Variation de Loys
● Act II: Variation de Giselle
● Act II: Finale

Disc5
マスネ:バレエ組曲集

● 歌劇『ル・シッド』からバレエ組曲
● 歌劇『サンドリヨン(シンデレラ)』からバレエ組曲
● 歌劇『タイス』からバレエ組曲

Disc6
エルガー:管弦楽曲集

● エニグマ変奏曲 Op.36
● 『子供の魔法の杖』組曲第1番 Op.1a
● 『子供の魔法の杖』組曲第2番 Op.1b

Disc7-8
ドヴォルザーク:後期交響曲集、序曲集

● 交響曲第7番ニ短調 Op.70
● 交響曲第8番ト長調 Op.88
● 交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
● 序曲『謝肉祭』 Op.92
● 序曲『オセロ』 Op.93

Disc9-14
チャイコフスキー:交響曲全集、マンフレッド、管弦楽曲集

● 交響曲第1番ト短調 Op.13『冬の日の幻想』
● 交響曲第2番ハ短調 Op.17『小ロシア』
● 交響曲第3番ニ長調 Op.29『ポーランド』
● 交響曲第4番ヘ短調 Op.36
● 交響曲第5番ホ短調 Op.64
● 交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
● マンフレッド交響曲 Op.58
● イタリア奇想曲 Op.45
● 序曲『1812年』 Op.49
● 幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 Op.32

 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
 サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音時期:1990〜95年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 Remastered by Roland Ruble, Classic Sound Studio, Stuttgart

ユーザーレビュー

総合評価

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シュトゥットガルトboxのレビューでも書き...

投稿日:2021/07/22 (木)

シュトゥットガルトboxのレビューでも書きましたが、聴かず嫌いだったマリナー氏の良さが60代半ば近くになってようやく分かった次第。以前なら絶対に手を伸ばさなかったアカデミー室内管弦楽団との大編成もの、当アルバムでのドヴォルザークやチャイコフスキーの交響曲ですが、すんなりと聴くことができました。マリナー氏のバランス感覚の良さ、決して破綻しないアンサンブル、総勢何人のオケだったかは分かりませんが、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの演奏は曲の魅力を伝えて十分に余りあるものでした。愛好曲マンフレンド交響曲についても、それは言えます。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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マリナー&アカデミーズ(ASMF)はモーツア...

投稿日:2018/09/05 (水)

マリナー&アカデミーズ(ASMF)はモーツアルトの舞曲や行進曲 セレナード13番(アイネ クライネ。。。)など特に有名で定番となっている。軽快な演奏と音の良さは周知の事実。特に気張って聴くこともない。お茶しながら、パソコンしながら、読書しながらにうってつけで、本当に聴きつかれがない。マリナー&アカデミーサウンドはひとつのワールドと思うのは小生だけだろうか?。今回本BOXが入荷したということで、その演目に大いにワクワクしたものだ。特にチャイコフスキーの7つの交響曲や主だった管弦楽がもうらされているからだ。室内管弦楽団なのに、トロンボーンやチューバのパートはどうやってこなすのか?BOXを手にしてさっそく聴き込んでみた。ムラビンスキー、カラヤン、アバド あきらかに違うサウンド。最初の交響曲1番 冬の日の幻想で 鳥肌が立ってしまった。美しい 実に美しい。モチーフがスターウォーズのバトルの場面に用いられているのかな〜と思いながら、どうしてこんなサウンドが〜 と、興味がつきず、ついにASMFのホームページ(www.asmf.org)にアクセスし、オーケストラの編成を調べてみた。写真付きで現在の楽員たちが紹介されていて、それによるとVn17,Va6,Vc4,Cb2,Fl2,Ob1,Cl2,Fg1,Hrn4,Tp2,Pf1,Tim1=43名となる。実に普通のオーケストラの半分くらいでやはり室内管弦楽団の域である。そしてなんとそこには本BOXが最初に”呼び物”のひとつとして紹介されていた。そして2018 8/10つけのイギリスの大手新聞のガーディアン紙にはPlaying that is both crisp and alertと評されているとある。直訳すれば 生き生きとして且つ抜け目なく ということか?小生の印象は、快活に品の良さを感じた。チャイコフスキーのNO1〜3とマンフレッド交響曲などちょうどこれくらいの編成でよいかもしれない。バレー音楽、映画音楽と思うような軽快サウンドに これもあり〜。重低音もないので、おおきな再生システムは必要がない。ただし、序曲1812年は終盤の大砲の実音?がMIXされていて 雷や3尺玉の音のように響くから、こちらは本格システムを利用されることをお勧めしたい。重低音がたっぷり堪能できるはずである。またマンフレッド響の4楽章の重厚なパイプオルガンの録音も聴き逃せない。 ただしHMVの本BOXの紹介文、じつにがっかりだ。輸入時の紹介文をそのままに翻訳し掲載したのだろうが、それでも、一応 受け検査くらいするだろう。CD2 ボイスの交響曲はきちんとNo1~8まで連続してトラックに収められている。短調なバロック調の曲だ。順番がわからなくてもいいだろうとは思ってもいないだろうが、配慮が足りないのではと思う。CD3のメンデルスゾーンの珍しい序曲集、収録のトラックが順不同で記載されている。さらにトラック6の管楽のための序曲は作品番号のミスプリ。Op22→Op24のはずだ。CD BOXに挿入されている説明文が正しいと思う。チャイコフスキーのロメオとジュリエット序曲がCD11に、スラブ行進曲がCD14に録音されている。HMV紹介文の記載漏れである。あとどっちか正しいかわからないが、挿入説明書とアカデミーのホームページの本BXの録音年代 〜1995年とあるが、どの曲も~1994年までの録音で、HMVは受け売りで~1995年とある。たいした問題ではないが、アカデミーのホームページに問い合わせの欄もあるから一度問い合わせしてみたい。

室長鉄男 さん | 新潟県 | 不明

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