CD 輸入盤

ヘルベルト・ケーゲル/カプリッチョ録音全集(8CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
C7275
組み枚数
:
8
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ヘルベルト・ケーゲル/カプリッチョ録音全集(8CD)

1990年11月20日、歴史的な「東西ドイツ再統一」の陰で、ひっそりと自らの生涯に幕を下ろした指揮者ヘルベルト・ケーゲル。彼は旧東ドイツを代表するオーケストラ、ライプツィヒ放送交響楽団やドレスデン・フィルハーモニーの首席指揮者として数々の名演を残しました。
 「Capriccio」レーベルに残された全ての音源を集めたこのボックスには、ケーゲルの代表的録音であるドレスデン・フィルとのベートーヴェン:交響曲全集のほか、三重協奏曲や合唱幻想曲も含まれます。時として「冷徹」と表現されることもあるケーゲルですが、『ドイツ・レクィエム』冒頭での柔和で優しい響きは、そのイメージを一変させるもの。ケーゲルが育て上げたライプツィヒ放送交響楽団&合唱団による演奏も見事です。
 ディスク8にはケーゲルの名声を高めた『アルビノーニのアダージョ』を始め、『ルスランとリュドミラ』序曲から『威風堂々』第1番まで、管弦楽小品全13曲をオリジナル音源で収録しています。
 今も語り継がれるケーゲルの芸術を、この機会にご堪能ください。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン:
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

Disc2
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36
● 交響曲第7番イ長調 Op.92

Disc3
● 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

Disc4
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93

Disc5
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

 アリソン・ハーガン(ソプラノ)
 ウテ・ヴァルター(アルト)
 エーベルハルト・ビュヒナー(テノール)
 コロシュ・コヴァーチュ(バス)
 ベルリン放送合唱団
 ライプツィヒ放送合唱団

 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1982-1983年
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc6
ベートーヴェン:
1. ピアノ、ヴァイオリン、チェロための三重協奏曲ハ長調 Op.56
2. ピアノ、合唱とオーケストラのための合唱幻想曲ハ短調 Op.80

 ペーター・レーゼル(ピアノ)
 クリスティアン・フンケ(ヴァイオリン:1)
 ユルンヤコプ・ティム(チェロ:1)
 ライプツィヒ放送合唱団(2)

 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1986年7月(1)、1985年11月(2)
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc7
● ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45

 マリアンネ・ヘガンデル(ソプラノ)
 ジークフリート・ローレンツ(バリトン)
 ライプツィヒ放送交響楽団&合唱団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1985年10月
 録音場所:ライプツィヒ、パウル・ゲルハルト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc8
● グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲
● ジャゾット:アルビノーニのアダージョ ト短調
● グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』〜精霊の踊り
● ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』第4幕間奏曲
● ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『4人の田舎者』間奏曲
● グリーグ:2つの悲しき旋律〜第1曲「傷ついた心」
● グリーグ:2つの悲しき旋律〜第2曲「最後の春」
● ファリャ:『恋は魔術師』〜火祭りの踊り
● シベリウス:悲しきワルツ
● フランツ・シュミット:歌劇『ノートルダム』第1幕間奏曲
● レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』第1幕間奏曲
● ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
● エルガー:『威風堂々』第1番

 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)

 録音時期:1986年
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

総合評価

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5.0

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購入した理由は、当時猟奇的とか爆演などと...

投稿日:2021/07/22 (木)

購入した理由は、当時猟奇的とか爆演などという形容をされたケーゲルに興味を抱いたことと、その死にまつわるエピソードが頭を離れなかったからだったような気がする。ベートーヴェン、極めて正統的解釈。第九のコーラスのドイツ語の発音が明晰で印象的だった。来日公演ライブでの田園は非常に個性的な第五楽章で有名だが、ここでは非常にオーソドックス。例のアルビノーニはチェンバロの音色が不気味で、一度真っ暗な部屋で大音量にして聴いたことがあったが、実に心に沁み入る演奏で、決してあのような漫画チックな形容句は浮かばなかった。映画のクレジットタイトルを観て分かったが、ここでの威風堂々は、フォレスト・ガンプの卒業式場面で流れていた演奏だ。ドイツ・レクイエムもコーラスが素晴らしい点で同曲の代表的名演だ。後に堅固なプラスチックケースは入ったSACDが出て、その解像度の高さ、特に7番などは別の演奏のように聴こえて感動したのだが、それでもこのboxの価値は高く手元に置いて愛聴している。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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マーラーのようなベートーヴェンなど驚愕の...

投稿日:2021/03/20 (土)

マーラーのようなベートーヴェンなど驚愕の名演揃いです。自殺なんかしなくて、もっと僕らに音楽を聴かせて欲しかった。東西冷戦の隠れた悲劇です。

murr さん | 東京都 | 不明

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ベートーヴェン交響曲全集もアルビノーニの...

投稿日:2021/03/08 (月)

ベートーヴェン交響曲全集もアルビノーニのアダージョもそれぞれ購入済ですが、他に合唱幻想曲やドイツレクイエムもあるし、格安BOXなので購入しました。 ひょっとして新リマスターで音質向上しているかもしれませんし。 で、実際に聴いてみると録音品質に変化はありませんでした。 ケーゲルらしい立派な演奏です。 ただ、ベートーヴェンの交響曲なら、5番と6番の最晩年の強烈なライブがありますので、そちらをお勧めします。 アンコールで演奏されたG線上のアリアは、ここに収録されている有名なアルビノーニのアダージョの、さらに数段上を行く、恐るべき演奏です。

jin さん | 長野県 | 不明

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