非道、行ずべからず 集英社文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087478129
ISBN 10 : 4087478122
フォーマット
出版社
発行年月
2005年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,545p

内容詳細

文化六年元旦、江戸最大の劇場、中村座が炎上し、焼け跡から、男の死体が見つかる。正月興行に水をさされ、下手人が身内でないことを祈る劇場主十一代目中村勘三郎。だが折しも、三代目荻野沢之丞が、誰に名跡を継がせるか、話題となっていた。反目しあう兄弟、戯作者、帳元、金主等、怪しいヤツばかり。北町同心達が謎を追ううち、次なる殺人が…。芸に生きる男達の修羅地獄を描く長編時代ミステリー。

【著者紹介】
松井今朝子 : 1953年京都市生まれ。早稲田大学卒業後、松竹入社。歌舞伎の企画・製作に携わる。97年「東洲しゃらくさし」でデビュー。同年、「仲蔵狂乱」で第8回時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    風姿花伝、徒然草、梁塵秘抄、大鏡…。各章の冒頭に書かれている、古典・名籍の一部が、そのまま本文に微妙に絡んで行く筋立てがお見事! 歌舞伎の芸の道を追うあまり、人の道を外れる「非道」に陥る、人間のサガをドロドロと描く。

  • ヨーイチ さん

    全部読んでいる訳では無いが、松井今朝子は好きだし、尊敬している。歌舞伎が好きなので、面白かったし、勉強になった。此れ位歌舞伎の制作過程書き込めるのは、まあこの人位だろう。前は有吉佐和子。芳町、男色に結構踏み込んで描いてある。時代がかわったと言う事なのだろう。ゲイの専門家に感想を聞いて見たいものだ。値打ちだと思ったのは、架空の狂言をそれらしく、筋に絡めてある事。多分この部分だけで、歌舞伎の新作が出来る。寄せ集めだけど、自分が見たい場面を書いたのだと思う。小生もワクワクした。続く

  • gushwell さん

    江戸時代の歌舞伎の世界を題材にしたミステリー。歌舞伎にはほとんど縁のない僕ですが、当時の芝居小屋に関わる人々が生き生きと描かれてていとても面白かったです。ミステリーとしても最後まで犯人が分からず、だれる事無く読み切ることができました。 「芸の道」を極めることと、「人の道」に外れないことが相反したら... 難問です。芸の道の厳しさが伝わってきます。 それと、人生経験の豊富な町方同心の笹岡と、その下で働く真っ直ぐな若者の理一郎の対比が実によかった。

  • Tosh!@既読本も登録中 さん

    この本の主役(しん)は中村座。人が主役ではない。歌舞伎の演目は、あまり深く考えず出てきたものをそのまま素直に観るのが楽しむコツ。筋や登場人物の関係は複雑極まりないことがしばしば。奈落だとか差し金だとか、何やら怪し気な言葉が多い。芝居は日常から離れた異空間に遊ぶもの。劇場には、何やら謎めいたものが潜むのか。この本は推理物だが、登場人物の心の動きが直に書かれ、当事者それぞれと共に濃密な時間を過ごすことになる。俯瞰しながら物語を観る推理物ではなく、読み手も事件の渦中に放り込まれる。

  • kishikan さん

    歌舞伎について書かせたら彼女の右に出る者はいないだろう。というのも彼女自身、歌舞伎の企画・製作にかかわり、専門書を書いてきたからだ。そんな彼女が歌舞伎小説に殺人事件を絡ませた長編ミステリーを手がけた。この作品は、江戸歌舞伎はもちろん、ミステリーとしても様々なキャラの持つ登場人物、また手の込んだトリックを随所に散りばめ面白い。もちろん、文化文政期の江戸の様子や、芝居を裏方の作業まで描き、本領発揮というところ。もう一つ、松井のすばらしさは、散りばめられたキーとなる「言葉」が人の業を浮き上がらせていることである

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