基本情報
内容詳細
医学修行時代から東京大学精神科入局初期、戦時下と敗戦直後の激動のなか、著者のいきいきとした姿が浮びあがる日記を新装版で。1942年4月から1945年12月まで、戦時下と敗戦直後の激動のなか、「うつわの歌」などの詩、および文学の創作への思いと、その後の長島愛生園での診療にいたる医学へのこころざしについて、相克しながらも高めあう可能性への模索が書きとめられている。
【著者紹介】
神谷美恵子 : 1914‐1979。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、1940年からコロンビア大学医学進学コースで学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)編入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業。東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園精神科勤務(1965‐1967年精神科医長)。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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