百姓から見た戦国大名 ちくま新書

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480063137
ISBN 10 : 4480063137
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,222p

内容詳細

数々の郡雄が割拠し、しのぎを削った戦国時代。生存のために武器を持つ百姓。領内の安定に配慮する大名。乱世のパワーバランスとは。庶民の視点から乱世期の権力構造と社会システムを捉え直す。

【著者紹介】
黒田基樹 : 1965年東京生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は中世史。現在は駒澤大学、立教大学非常勤講師。史料をもとに戦国期の社会を多方面から読み解く気鋭の研究者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    百姓:「掠奪や飢饉から私たちを守ってくれへん?」戦国大名:「ええで。その代わり税金払ってや」。戦国時代は中世だが、近代の法治国家の原型を見ているような気がする。そのドライな双務契約が成立すると、毛利元就(安芸)のように家臣・領民が向こうから誓紙を差し出してくれるし、できなければクーデターが起こって武田信虎(甲斐)のように国外追放される。極めて合理的な社会システム。

  • 岡本 さん

    戦国時代を扱った書籍の多くは大名をテーマにしており、一揆などの類い以外では普段は注目されない民衆をテーマにした一冊。本書の中には虐げられている百姓の姿は無く、むしろ村との良い関係を構築しようとしていた大名の姿が見える。普段知る事の無いテーマの内容だけにとても興味深い一冊でした。

  • 曲月斎 さん

    2006年の本だが今も新鮮。戦国時代は日常的に饑饉が続いていた時代であったこと、寒冷化の気候変動の指摘もあるが、春先から麦の収穫ができる迄の端境期に毎年餓死者が出ていた訳で、個人ではなく、村単位の連帯が生存のために必要で、村存続のために争論が不可避であったこと。損害賠償を意味する「相当」、武器を言う「兵具」、他の村の援助を意味する「合力」の3原則で動いていた。中で国衆、戦国大名が生まれる。この時代に生まれた「お国」意識が幕藩体制から、国民国家の祖型になった訳で、日本の社会の祖型を探った1冊とも言える。

  • 樋口佳之 さん

    だから掠奪する足軽は、掠奪をされた人々と、実は同じ階層/彼らがそのように足軽になるのは、掠奪による稼ぎを目当てにしたもの/戦国時代の戦争は、けっして戦国大名やその家臣たちだけのものであったのではなく、その根底には、そうした村人の戦争参加/慢性的飢饉のなかでの生存のためであった。/飢餓に見舞われている人々にとって、戦争への参加が、生き残りのための手段/先に読んだ戦国武士道話が生まれるリアルな実相に触れたかも。

  • feodor さん

    民衆史観的な感じだったけれども、結構文献資料の話もあり純粋におもしろかった。戦国時代の根底にある飢饉体質だったり、それゆえに略奪のために対外戦争が戦国大名にとって必要不可欠な行動であることだったり、戦国大名の「支配」というのがどういう仕組みだったのかがよくわかった。文献資料が内政面について豊富に残っているのが北条氏であるがゆえに北条氏の話題が豊富なため、関東在住の私にとって地理感がつかみやすいのもあったかも。基本的に、農村構造について、歴史を知っているはずの自分がこれほどまでに無知なのはどうなのだろうって

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