月光公園 ミキハウスの絵本

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784895883115
ISBN 10 : 4895883116
フォーマット
出版社
発行年月
1993年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22×29cm,1冊

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • masa@レビューお休み中 さん

    美しすぎる光景に、我を忘れて見入ってしまう。ここはどこなのか?日本なのか?地球なのか?それとも、どこかの惑星なのか?少年は切符を手に入れます。それは、月光公園への招待券でした。少年は夜の公園へ行きます。ゲートをくぐり、木々の間を駆け抜け、森をのぞき、植物園をまたいで、メリーゴーランドに乗ります。ふふっ、何かおかしな表現がありましたか?この言葉が間違えていないことは、絵本を読めばわかりますよ。あなたも月光公園に足を運べばわかりますよ。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    水槽に浮かぶ月は『月光公園』への招待券。ある夜、ふっと目が覚めた男の子は、声のする方へ歩いていくと、そこは何度も来ている公園。でも、どこか違う。月の光に包まれた公園はほんの少し浮いているようにみえます。木が呼吸する音が聴こえ、昼間の光を蓄えた葉っぱは輝きを放っています。夜にだけ咲く花、メリーゴーランド。空を見上げると月が……! 端正な絵は幻想的でノスタルジックな薫りがします。

  • ままこ さん

    ページをめくるたび、幻想的な世界に惹き込まれる。静寂の中、きらめく生命感。きのこの森、夜にだけ咲く花。淡い月明かりに照らされて、どれもため息が出るほど美しい。語り口も絵と連動し想像をかき立てる。月の神秘さが散りばめられた絵本。

  • ちえ さん

    読友さん達のおすすめ。月の光、夜の公園、メリーゴーランド…圧倒的に美しい東逸子の絵。子供の頃遊んだ児童公園、夜の散歩、夜中に目が覚め窓から見る世界。絵本の中へ、子供の頃へ、引き込まれていく…この夢がずっと終わらなければいい。

  • なる さん

    窓に差し込む月明かり、水槽に浮かび上がる月のシルエット、それは月光公園の招待券だった。少年は声に誘われるままに月光公園へと向かう。真夜中の公園。木の呼吸、草の微笑み、ゆっくりと胎動する道、貝殻の裏のような空の輝き、誰もいないメリーゴーランド、そして月の彼方からやってくる少女。幻想的な物語を幻想的な色彩で優しく、時に不穏に絵本として描き切っている。一時期はまっていた廃墟ゲームを思い出す。この星はこんなに広くて、世界中にはたくさんの人があふれているのに。…そんな雰囲気。

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