平和は「退屈」ですか 元ひめゆり学徒と若者たちの五〇〇日 岩波現代文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784006032869
ISBN 10 : 4006032862
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
239p;15

内容詳細

「戦争体験のない者が、戦争体験のない者を相手に、戦争体験を語る」。―沖縄戦をテーマに、元ひめゆり学徒たちと一緒にこの難しいプロジェクトに挑んだ高校生と大学生の試行錯誤の日々をいきいきと描く。繰り返される議論と自問自答、ひめゆり学徒隊が歩いた道をたどるフィールドワーク、そして発表会。戦争の経験を語り継ぐ人となるための、未来=希望に向けて手さぐりするように進む「いのちの仕事」は、高校生や大学生をどう変えたか。社会人となった一〇年後の若者たちに改めて取材した新稿を付す。

目次 : 第1章 こうして平和が嫌いになった/ 第2章 「いのちの仕事」とは―元ひめゆり学徒隊員との出会い/ 第3章 青春のジェノサイドの現場に立って―戦死した多くのいのちに「私」一人のいのちが重なる/ 第4章 若者たちが考える「犬死に」―言葉の置きかえは優しさといえるか/ 第5章 平和を鍛える―戦争の記憶は継承できる/ 第6章 戦争体験を学ぶ「楽しみ」/ 平和は「退屈」ですか―一〇年後の現在

【著者紹介】
下嶋哲朗 : 1941年長野県生まれ。ノンフィクション作家。著書に、『アメリカ国家反逆罪』(講談社、講談社ノンフィクション賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アーク さん

    第二次世界大戦中、県民の3人に1人が亡くなり、かの有名なひめゆり舞台の悲劇が起こった沖縄でも、現代の若い人たちが戦争に対して意識と危機感を持っていないことに慄然とした一冊。確かに記憶って時代を経る毎に薄れていくものではあるけれど、それでも日本人にとって忘れてはいけないのが沖縄戦だよな。そして自民党とアベ政権下で戦争ができる体制が敷かれている現代だからこそ、戦争に対する危機感は持ち合わせておくべきだと思う。戦中派と現代っ子の戦争に対する意識のズレを感じさせられた一冊。

  • ふっかー復活委員長 さん

    沖縄戦の記憶に向き合う若者たちの物語▼一歩踏み出したら、もう引き返すことはできない。それが青春のジェノサイドだった▼中立とは何か。正解なんて分からないけれど、一方の意見はバラバラな「祈り」で、もう一方は蓄積される「沈黙と雄弁」で。どちらも内向きでは対話も議論もない▼10年後、ある青年が「気付き」を得るシーンでルポは終わる。虚しさと希望が入り交じった、深い余韻が残った。

  • toshokan-no-hito さん

    戦争の記憶(敗戦=負の記憶)を語り継ぐことの困難さを痛感。被害当事者は身体や心に傷を負い、痛みを知っているから、あなたがたも傷を負って痛みを覚えるのだということを伝えたい。しかし私たちはその痛みを想像することしかできない。楽しいことならともかく、傷や痛みを想像し共感するなんて、できればしたくないのはごく普通の感覚だ。しかしそれを乗り越える/乗り越えさせるための平和教育ならば、教育する側と受ける側の相互理解が大切。戦後の独善的平和教育(それはしかたがないにしても)の弊害は確実に出現している。

  • Ra さん

    元ひめゆり学徒と高校生・大学生が「戦争体験を語り継ぐ」をテーマに試行錯誤した「虹の会」のドキュメント。虹の会のメンバーは至極「まともな」(≠模範解答的な)感想を持ち、時に理解の壁、語り継ぐための壁にぶつかりながらも、自分たちなりの一つの答えを手に入れる。結局、「いのち」というありきたりなワードでまとめられるわけだが、それに至るまでの過程がこれまたありきたりだが大事なのだろう。筆者の無駄な語りを抑えて、もう少しドキュメント部分を記してほしかった。

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