ほうしゃの雨はもういらない 原水禁署名運動と虚像の原子力平和利用

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784773640021
ISBN 10 : 4773640022
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
157p;19

内容詳細

ビキニ事件から、核実験「ノー!」の声が上がり、署名運動が始まり、全国で三二〇〇万筆の署名が集まり、翌年、原水禁世界大会が開かれた。しかし、この時期、コインの裏側のように核の「平和利用」の動きが始まった。なぜ、「禁止」を求める運動と「利用」が同時期に始まったのか。…広島、長崎、ビキニから福島につながるカラクリは何なのか。核兵器が使用されてから七〇年、核に翻弄されたこの七〇年の中で、ポッと光を放つ初期原水爆禁止署名運動と核の「平和利用」の歴史をふり返り、現在を考える。

目次 : 1 ビキニ事件の発生/ 2 アイゼンハワー政権と「アトムズ・フォー・ピース」/ 3 原水爆禁止署名運動のプロローグ/ 4 杉並の原水爆禁止署名運動/ 5 全国へ、そして世界へ/ 6 米国の巻き返しと日米核同盟

【著者紹介】
丸浜江里子 : 1951年、千葉県生まれ。都留文科大学非常勤講師、明治学院大学国際平和研究所研究員。横浜市立大学文理学部文科(日本史専攻)卒業後、東京の公立中学校社会科教員を勤める。退職後、杉並区の中学校社会科教科書採択問題に直面し、教科書をめぐる住民運動に参加した。2004年に明治大学大学院文学研究科に進学し、杉並でおこった最大の住民運動である、原水爆禁止署名運動をテーマに研究を始めた。この研究の継続を期した「第1回平塚らいてう賞奨励賞」を2006年に受賞し、また2011年12月には『原水禁署名運動の誕生―東京・杉並の住民パワーと水脈』(凱風社、2011年5月)の刊行で「駿台史学会選奨」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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