MONKEY Vol.4 ジャック・ロンドン 新たに

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884183967
ISBN 10 : 4884183967
フォーマット
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
188p;26

内容詳細

新訳「野生の呼び声」一挙掲載
対談 池澤夏樹+柴田元幸「どこまでもアメリカ的なジャック・ロンドン」
ジャック・ロンドン(1876-1916) A to Z
長崎訓子 絵物語「サウス・オブ・ザ・スロット」

村上春樹+Jc ドゥヴニ+PMGL「かえるくん、東京を救う」

猿からの質問(気不味い食事)
円城塔/スチュアート・ダイベック/DJみそしるとMCごはん/西加奈子/平松洋子/堀江敏幸/湯山玲子

早助よう子 短篇「この件に関して、わたしたちはこのように語った」
きたむらさとし+柴田元幸「史上最高の新聞漫画」

連載: 川上弘美 古川日出男 岸本佐知子 村上春樹 

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読書メーターレビュー

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  • marco さん

    ジャック・ロンドンは、柴田元幸訳の『火を熾す』で、無駄のない端正な文章にすっかり魅せられてしまったのだが、本号収載の『野生の呼び声』ですっかりロンドンにはまってしまった。犬の物語に自分がここまで引き込まれるとは! 創作をめぐる村上春樹の連載は、村上さんの喩えがすばらしい。何を書けばよいか、との問いに対する「『E.T.方式』でいくしかない」との解は絶妙。何のこと? とお思いの方はぜひご一読くださいm(_ _)m

  • 踊る猫 さん

    ジャック・ロンドンを大々的にフィーチャーした一冊。それほど面白いとは思えなかったのだけれど(失礼!)、彼の他の作品を読んでみたくなった。これは柴田元幸の功績によるところが大きいだろう。裏返せばそれ以外の連載はさほど感心せず。海芝浦に行ったという岸本佐知子のエッセイが辛うじて面白かったくらいで、これは読む人を選ぶのではないか。少なくとも私はそんなに連載を面白いとは思わなかった。このムック、ひとりの作家をじっくり追うスタイルより短編を沢山収録した一冊の方が光るように思われてならない。訳業は相変わらず見事な一冊

  • nobi さん

    [本巻掲載の「野生の呼び声(J.ロンドン作)」(柴田元幸訳)について]研ぎ澄まされた感覚だけが知りうる音・匂い・兆し…があるのではないか。極寒の中で、森の静寂の中で、疲労と空腹の果てに姿を現す奥行きある世界。最終章「Z 呼び声の響き」にその世界が凝縮されている。作者の鋭敏な想像力はその森に分け入って、自らをそこに生きる者達に同化させ、私の中にも微かに失われずにいたかも知れない野生を呼び覚ますかのよう。追われるヘラジカへの憐憫の情は希薄となって、むしろ執拗に獲物を追っていくバックの姿が神々しく見えてしまう。

  • 市太郎 さん

    この表紙は子どもにはウケがよかったですね。中身は見せないけど。「かえるくん東京を救う」は絵と村上春樹の文が合っているかどうか、ご判断はそれぞれだとして、私は話自体をそれほど覚えていなかったので割りと違和感なく読んでしまった。少なくとも村上春樹のイメージとは違いますね。今回の目玉であるジャック・ロンドンはとにかく読みたい作家の一人であったし、他の短編を読んで好きになっていたところであったので、他のもこれから読んでいきたいな。

  • tokko さん

    ジャック・ロンドン初読みにして虜になってしまいました。多くの死を乗り越えて野生へと目覚める橇犬バックの物語「野生の呼び声」は、犬と犬の関係が緻密に描かれていて人間社会を描いた下手な小説を読むよりも面白い。柴田さんの訳だからということもあるだろうが、本当にドキドキする展開でした。柴田さんの訳したジャック・ロンドン、他にも読んでみたいです。他にも漫画版「かえるくん、東京を救う」はお見事、イメージが壊れずに読めました。(片桐さんのイメージは少し違ったけど)

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