COYOTE No.59 星野道夫の遥かなる旅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884184087
ISBN 10 : 4884184084
フォーマット
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
184p;26

内容詳細

北の地に魅せられた星野道夫。
そこには悠久の自然と、その土地に生きる人々がいた。
彼らには厳しい自然と寄り添って生きるための、
智慧としての物語が数多く伝承されている。
星野道夫が亡くなって20年、
北の地の自然と神話の世界に分け入った彼の旅の軌跡を辿る。

Coyote No.59
CONTENTS

特集
星野道夫の遥かなる旅
PASSAGE TO HAIDA GWAII
20
HAIDA MYTH
創世神話 フォーム・ウーマン
26
ESSAY
星野道夫
精霊の島
トーテム・ポールの村
トーテム、極北の森の神話
文と写真=星野道夫
32
星を継ぐ者 はじまりの島
キャプテン・ゴールドとの出会い
36
はじまりの島、ハイダ・グワイへ
文と写真=赤阪友昭
40
HAIDA MYTH
旅をするワタリガラス
土と木ができるまで
46
MORESBY ISLAND HISTORICAL 5 POINTS
スカン・グワイ「双頭の鳥の村」
48
スケダン「ハイイログマの村」
50
ウィンディ・ベイ「新しいトーテムが立つ村」
52
タヌー「死者の村」
54
チャール「シーライオンの村」
58
北の森を歩く
スプルースの森
65
INTERVIEW
大地に紋を彫る
クリスチャン・ホワイト
70
DOCUMENT
JOURNEY TO THE BLACK CURRENT
太平洋をわたる潮流
82
DOCUMENT
スーザン・コーエン
ローズ・ハーバー、午後の鯨の眠り 文=新井敏記
93
POEM
ROSE HARBOUR 詩=スーザン・コーエン 訳=伊藤比呂美
96
ESSAY
星野道夫
悠久の時をめぐる 春夏秋冬 文と写真=星野道夫
104
ESSAY
待つこと、できるだけ長く 文=リン・スクーラー
108
ESSAY
『螢明舎』の頃 文=井出幸亮
112
ESSAY
星野道夫の旅 文=松家仁之
114
ESSAY
受け継がれていくもの 文=星野直子
118
GLACIER DIARY
氷河日記
スペンサー氷河をクレッパーで 文と写真=石塚元太良
128
epilogue
旅する人へ
130
南東アラスカの森と氷河へ
BACKPACKING WITH GREGORY
絵と文=成瀬洋平 写真=間部百合
140
non-fiction
荒地の小さな家
キャロリンのアラスカ 絵と文=MON
148
Great Outdoor Life Since 1977
大地と繋がる方法
赤津孝夫
153
キャンプ場を拠点に。
158
THE NORTH FACE
自然を求めて
第4回 西表石垣国立公園 八重山編 写真=垂見健吾
166
My choice, Our future
私たちの選択が変えるもの
170
Play with House
173
REPORT FROM ETAJIMA
174
水草物語 池田晶紀
第12回 旅に行って、帰ってくる
176
最初の一歩 第59回
野中柊 足音 絵=笹尾光彦
182
TRAVEL WITH GUITARS
ギターとともに旅に出る
6
travelogue
坂口恭平
冒険家の使命 絵=元永彩子
5
for Readers

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読書メーターレビュー

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  • はたっぴ さん

    読友さん情報より。間もなく星野さんの没後20年の特別展が開催されるので、雑誌を読むだけでもテンションが上がる。中でも星野さんに触発されてアラスカの写真集を出版した石塚さん、井出さんが特別展のプロデュースに関わることになり期待が高まる。星野さんのエッセイでいつも思い出すのは「アラスカの動物達の一年と我々人間の一年は同じように過ぎていく」という一文だ。私が都会の雑踏で慌ただしく仕事をしている間に、アラスカでは熊の親子が川で鮭を獲り、大きな鯨が大海で潮を吹いている。そんな悠久の時を感じられる写真展が待ち遠しい。

  • キジネコ さん

    死して尚、極北を旅する彼の気配を濃厚に感じます。それは終わりでもなく始まりですらないのだと教えています。自然は彼の姿を世界に生み出したのと同様に私や貴方を作り出した。今、方便と便宜の都市に生きて無言で対峙できる自然に同化する幸福を避けてはいないだろうか。私達は殺すことに慣れて、殺された命の循環を慮る事を何故しないのだろうか。強弱でもなく優劣でもなく多寡に憂するのでもなく個として自立し、この瞬間を生きる命の一つとして この世界の何を見るべきなのか。それを考えました。慈雨の如く降る彼の言葉が我が朽森を潤す。

  • マリリン さん

    楽しませてもらった「Coyote No.59」、惹かれたのは「午後のクジラの眠り」ローズハーバーに住むスーザンの暮しは、写真家の想いが入っていると思うものの、ゆったり時が流れる中での暮らしが何とも魅力的だ。素朴な家での一人暮らし・惜しむことなく時間をかけて作ったであろう料理、「ここ」を選んだ理由は森。…森に抱かれるような生活をして、何事にも代え難い自然からの力をいただく…。「南東アラスカの森と氷河へ」で、星野道夫のトーテムポールのスケッチを見た。ゆっくりだが、確実に流れる時の中で生から死へ、⇒

  • tu-bo@散歩カメラ修行中 さん

    単行本 未収録の文章もあり、写真と併せて楽しむことができました。 嬉しいお知らせもありました。 http://www.cinra.net/news/20160717-hoshinomichio

  • チョコモカ さん

    ブルータス読んで、写真展鑑賞して、これで復習。アラスカの自然も素晴らしいが、カナダとアラスカの境目のハイダグワイの神秘に惹かれた。巻末の西表の海や滝もステキ。西表のマングローブの群生は見たので、島の反対側の滝を見るためにトレッキングするのが小さな夢!

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