人間ぎらい 新潮文庫 改版

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102059012
ISBN 10 : 4102059016
フォーマット
出版社
発行年月
1985年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
内藤濯 ,  
追加情報
:
16cm,119p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • かみぶくろ さん

    一本気で純真で社交辞令や阿諛追従ができない主人公のアルセスト君だけど、こういう性格類型って現代のエンタメ系コンテンツだとわりともてはやされるキャラな気がする。それなりに社会人やってる身からすると、アルセスト君がそこそこ悲しい感じで終わる本作は、リアリティって意味でもなんだかホッとした。アンチ半沢直樹なんだなあ自分は、と改めて気付かせてもらいました。

  • 新地学@児童書病発動中 さん

    いろいろなことを考えさせてくれるモリエールの名作。真のコミュニケーションとはどういうものか自分に問いかけながら読んだ。内藤氏の訳はやや古風ながら格調高くて、モリエールの文章の香気を伝えているような気がした。アルストのような人物が自分の身近にいたら、共感するよりも迷惑に感じるかもしれない。それでも読んでいて感情移入できるのは、作者の巧みな人物造形のせいだろう。

  • NAO さん

    世間知らずのアルセストが自分を受け入れてもらえず人間嫌いになっていく過程は、悲劇そのもの。でも、客観的には彼の態度は非常識でしかなく、それをごり押しする彼の振る舞いは、喜劇以外の何ものでもない。一方、アルセストが思いを寄せた未亡人セリメーヌが語る社交界諸氏の人物描写は容赦がないし、セリメーヌと女友達の言い争いは、言葉を交わすごとに露骨で辛辣さを極めている。アルセストの悲劇を中心に据え、周辺にたっぷり皮肉の利いた喜劇的要素が散りばめた構成で、スピード感もあり、とにかくおもしろかった。

  • テディ さん

    自己愛と自己価値至上主義の青年アルセストは、如才ないフィンラントと意見が合わない。オロントの詩にお世辞が言えず逆に酷評し裁判にかけられ敗訴する。アルセストが恋するセリーヌは、悪評を得ており男性に宛てた手紙には辛辣な評が並べ立てられ恋敵オラントですら手を引く。それでもセリーヌへの愛を断ち切れない彼は求愛し隠遁生活へ誘うが拒まれる。絶望し世を捨てるアルセストを阻止しようとするエリアントとフィラント。人間嫌いというより各様の価値観を持つ人間の属性が写し出された印象を持った。

  • とく さん

    「僕はきょうから、全人類にむかってまともに反抗してかかる覚悟だ」おべっかばかりの社交界に怒りを覚えるアルセスト青年。しかし皮肉にも、彼の恋の相手は世の悪風潮に浸りこむ世俗的な美女、セリメーヌで…。心底嫌いな相手にも媚びへつらう欺瞞に辟易し、我ひとり公明正大を貫こうとする主人公の姿は、滑稽でありつつも悲劇的です。高潔は美徳ですが、行き過ぎると鼻につく、とかく人の世は住みにくい、ということでしょうか。作中で行われるセリメーヌと女友達の長い皮肉の応酬は、一見(一読?)の価値があります。短くて読みやすい。

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