マインド・イーター 完全版 創元SF文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488742010
ISBN 10 : 4488742017
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
509p;15

内容詳細

宇宙へ出た人類に襲いかかったもの、それがM・E。ひとつ前の宇宙の残滓であり、人間に悪意をもつ、小天体の姿をした存在。精神を食いちぎり人を異質なものに変える。これを破壊せんと連合はハンターを育成し宇宙へ送るが、戦いは絶望的だ。しかもハンターがM・Eの顎に倒れると、精神的に強く結ばれた恋人や肉親までもが変貌するのだ。日本SFの里程標的傑作を完全版で贈る。

【著者紹介】
水見稜 : 1957年生れ、早稲田大学第一文学部卒。80年、第6回ハヤカワSFコンテストに投じた「悪魔のふる夜」が参考作となり、81年“SFマガジン”に「オーガニック・スープ」を発表しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    1979年、神林長平氏は『戦闘妖精・雪風』シリーズで言語的思考を行い、人間を攻撃するジャムを生み出した。そこにはジャムという「敵」と言語で設定できる対象があった(後に変わるが・・・)。一方、水見凌氏は人間の精神を根本から悪意を持つ攻撃性へと向くように変えうるマインドイーターを設定した。このマインドイーターで特徴的なのは遭遇した者はその近親者や関係者もマインドイーターになるしかないことだ。まるで伝染病のように伝播し、人を根本的に変えてしまう恐怖。全く、理解もできず、排除するしか方法がない事への恐怖がある。

  • まえすとろ さん

    宇宙へ進出した人類に襲い掛かり精神を破壊し、その肉体を異質なものに変化させる鉱物意識体マインド・イーター(M・E)と人類との攻防を基本設定に8話から成る短編は宇宙と人間、感性と感情、生と死という哲学的テーマを通して人はなぜフィクションを求めるのか?SFとはなにか?という問いを読者に投げかける試みは1980年日本SF小説の全盛期において小松左京、筒井康隆らも盛んに作品の題材に取りあげたテーマ。その≪文系SF小説≫の中においても本書は今なお傑作を謳われる一作であり、全く古さを感じさせない文体と構成は見事。

  • F さん

    宇宙へ出た人類に襲いかかった小天体の姿をした存在、M・E《マインド・イーター》。接触した人間の精神を喰らい、異質なものに変えてしまう。また、襲われた者の精神的近親者までも変質させるという脅威。直接的な迎撃から、精神的なものまで、様々な位相でM・Eと対峙する人類の姿を描くSF作品集。各編ごとに、全く別の舞台、そしてM・Eは別存在と言っていいほど変化するが、どのような場所、形であろうとその根源はぶれることはなく一つのテーマを追っている。「日本SFが成し遂げた最高の達成」と言った飛浩隆氏の言葉に偽りはなかった。

  • bowmorelover さん

    こんな素晴らしい作品があったなんて…全く知らなかった。なんだろう只々すごい。そして、Twitterでこの作品を教えていただいた飛浩隆先生に感謝。

  • スターライト さん

    この本を今まで読んでいなかったのは、不覚。人間の精神に襲いかかり、人を異質なものに変える・・・設定だけ考えると侵略SFものと勘違いしそうだが、冒頭の「野生の夢」こそそのような印象を与えるが、他の作品(本書は連作短篇集)はさまざまな形でこのM・Eとの戦いを取り上げながら、「人間とは何か」を照射するもので、きわめて独特な作品。巻末の飛浩隆による詳細を極める解説を手がかりにしながら、再読三読したい一冊。帯にある「日本SFが成し遂げた最高の達成」という文句は、伊達じゃない。傑作。

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