つるとはな 創刊号

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908155000
ISBN 10 : 4908155003
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
147p;28

内容詳細

ごあいさつ

生まれるときはひとり。
赤ん坊時代は、ほとんど記憶にありません。
気がつけばそこに親がいました。
学校や会社でともだちや同僚ができ、
わたしたちはそのなかで、生きてきました。

学校や会社は、わたしたちの一生の場所ではありません。
最後の旅立ちは、うまれたときと同じ、ひとりです。

学校や会社とはべつの、年上のひとの話を聞きたい。
自分のいまを見直したり、これからを考えたい。

話を聞きたい年上のひとは、ひとりでいることをおそれず、
こころのうちに尊敬する誰かがいて、
語るべきことを少なからずもっている。

いよいよ、と覚悟するのはまだはやい気がする。
でも、桜の季節はあと何回だろうと考えることはある。

「これからが、じつは長いんだよ」
年上のひとが、ちょっと笑ってそう言います。

年上の先輩の話を聞く小さな場所。
それが「つるとはな」です。

        -----------「つるとはな」公式HPより

________________

つるとはな 創刊号 目次
薄明へ / 川上弘美=文
死んだもの、打ち上げられたものは美しい
君の名は?
小澤征爾 「ボクの商売は、時間があるだけとことん譜面を読むこと」
これからのこと? 考えない、おそれない
白髪のシニヨン
ホルトハウス房子夫妻 「ごはんがおいしくて、一日がうまくいけばそれでいい」
クルマも機織りも手間がかかるからいいの
50歳をすぎたら そうだ、姿勢だ!
池谷裕二 「安心して不安でいよう」
初公開 須賀敦子からの手紙(前篇)
ブッダの教え
ひろちゃんは、いまも世界の中心です
火野正平 「母性本能? くすぐってねえよ」
帰るのではなく、新しく始めるのだと思った
つる市つる町つる小町
笹田夏実 なっちゃんの跳躍!
歌って更けゆく鎌倉の夜
姿見せてよ、ガタピシちゃん
『楢山節考』を読む / 池内 紀=文
私たちは名前を持っている / 秦 早穗子=文
_____________________

スタッフプロフィール

編集長 岡戸 絹枝 (おかど きぬえ)
1955年埼玉県生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業。81年マガジンハウス入社(当時は平凡出版)。『週刊平凡』、『平凡』、『Olive』、『Hanako』編集部を経て、98年から『Olive』編集長をつとめる。2002年より不定期刊行の『Ku:nel』を創刊。2003年3月から隔月刊行の『Ku:nel』をスタートさせる。2010年29年勤務したマガジンハウスを円満退社。2011年より『Talking about』(n100出版)の編集をスタート。2014年、『つるとはな』を創刊する。

アートディレクター 有山 達也 (ありやま たつや)
1966年埼玉県生まれ。90年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。同年より、中垣デザイン事務所に勤務。93年アリヤマデザインストア設立。『store』(光琳社)、『ゆめみらい』(ベネッセコーポレーション)、『ku:nel』(マガジンハウス)、『Talking about』(n100出版)などのアートディレクションを担当。2004年『100の指令』(日比野克彦著/朝日出版社)で第35回講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。

編集制作担当 松家 仁之 (まついえ まさし)
1958年東京都生まれ。82年早稲田大学第一文学部英文科卒業。同年、(株)新潮社入社。『小説新潮』など雑誌編集部を経て、1994年より出版部へ。1998年、翻訳書シリーズ「新潮クレスト・ブックス」を創刊。2002年、季刊誌『考える人』の創刊編集長に。2006年より『芸術新潮』編集長を兼任。2009年より慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授(2014年春まで)。2010年、新潮社を円満退社。2014年、(株)つるとはなの創立に参加する。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • detu さん

    先般読んだ『火山のふもとで』の著者、松家仁之氏が関わってらっしゃるとのことで。なかなか味わい深い雑誌。『仏陀の言葉爆訳』というコーナーが面白かったというか為になる。不定期で5号まででているとのこと。図書館借り。巻末の松家氏の短編もミドル以上には良い感じ。

  • たんたんx さん

    須賀敦子の直筆の手紙が載っていたので。小さくコロコロした文字が便箋いっぱいに綴られている。繊細で几帳面な性格のように見える。「私のなかには、やっぱりなにか放浪したいものが住んでいて、まだ自由になりたいと思いつづけています。それがどういうことか自分にもわからないので、とにかくふつうの人のふりをして、毎日をすごしているのですが。」「そんなことしてるとあなたがだめになる、とよく人がいうのですが、それではダメになるってなにか、ダメでない人間になるってどういうことか。暑すぎたのでしょうか。」  →

  • たまきら さん

    60になった友人の家にあって思わずじっくり読みました。旦那さんを亡くした奥様のインタビュー記事を長々と読んじゃった。世の中には素敵な雑誌がたくさんあるんだなあ!

  • うにょ さん

    「考える人」の元編集長、松家仁之さん待望の新雑誌。しっかりと読み応えがありどの話も楽しめた。というか私がそういう年になった、というか。。。

  • にゃおりん さん

    クウネルの元編集長だった人が編集長なんですね。クウネルよりはちょっとオトナな感じですが、アラフィフの自分にはこういう感じがしっくりくるなと思います。蛭子さんが体操のモデルで登場していたのには脱力しました…。

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