音響絵巻 十六夜の月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784840106665
ISBN 10 : 4840106665
フォーマット
発行年月
2002年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
水無湖 ,  
追加情報
:
20cm,127p

内容詳細

一つの身体を持って生まれた終月と月夜乃。妖しいほど美しい容姿を持ちながら、その身体ゆえ見世物小屋で過ごす日々、そして、二人を襲う更なる悲劇…親の愛情を知ることなく、育った由愛。誰もが息をのむほど美しい肢体に残された醜い痣「以前はずっと誰かがそばにいてくれたのに」輪廻をテーマに切なくも強い愛を描いた物語。場面場面の情景を音楽がさらに際立たせる読んで聴いて完成するサントラCD付小説。

(「BOOK」データベースより)

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音楽を聴きながら読む小説という、新しいジ...

投稿日:2003/03/05 (水)

音楽を聴きながら読む小説という、新しいジャンルの作品ということで、期待も大!体験してみたら、音楽によってより小説の場面場面、登場人物の感情がリアルに響いてきて、感動しました。Koziさんの曲がとにかく耽美で、水無湖さんの文章はとても甘美。切なくて、それでいて運命を強く心に刻んでくれる作品です。美しいです!

HIRO-HIRO さん | 広島県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 高宮朱雀 さん

    マリスミゼルのメンバーが音響に関わってるという事で気になって購入した。 前世と現世の人物が入れ替わるように話が進んで行くのだが、只々心身が引き裂かれるような痛みを覚える本だった。余りにも痛くて、断片的にしか内容を思い出せないほどの。 そして音楽。耳にした瞬間、鳥肌が立って、ある所から先を聴く事が出来なかった。身体の奥底から、本能で拒否反応を示すような音などこれまで聴いた事はなかったし、そういう音があるとも思っていなかった。 あの時の感覚は何だったのかと今でも思う。もしかすると見えない悪意や恐怖だったのか?

  • 赤い肉球 さん

    Koziの曲とストーリーが凄い合っていて、何度も読んだ一冊。音源を聴いて、悲しみがこみ上げてきた。

  • 驟 さん

    再読  主人公2人の生い立ち人生は悲しいが、その周りに1人でも優しい人間がいたのが良かった。

  • アイリス さん

    再読。座敷牢に閉じ込められて見世物小屋の目玉を演じている美しい二人と、母親に虐待され腰に痣を持つ女性の物語が交錯して、そこに輪廻が現れる。美しい二人の身体はつながっていた。その妖しさと物珍しさが招く哀しき運命を持った二人だったけれど、魂で結婚した二人は輪廻をこえて、今度は違った形で再会出来た。きっと二人は救われたのだと思う。もう、永久に二人は離れないのかもしれない。

  • 伶夜 さん

    終月、月夜乃、由愛。 共通することは『孤独』だと思う。 終月の「きれいなままで死なせて」っていうところが1番好き。 あと、これにCDがついてるんだけど、この物語とすごい合うんだよね。 キレイな音色なんだけど、どこか物悲しいような感じがするんだ。 切なくなるような物語だった。 2005/9/25

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