なにもない空間 晶文選書

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794921673
ISBN 10 : 4794921675
フォーマット
出版社
発行年月
1988年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,220p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 吟遊 さん

    現場の演出家、しかも百戦錬磨の方?が書いているのでおもしろい。演劇の分類はともかく、最後の章の演劇論は、俳優や観客とのナマの関係を描いていて、圧巻。肯定的な力にあふれる。

  • ヨー さん

    ☆☆☆☆

  • ときお さん

    気に入った文言。「〈死ぬほど退屈〉とは〈死んでしまっている〉ということと同義ではない。むしろ〈うんざりするほど活発〉なのだ。」

  • MaRuTaTSu さん

    「必然のなりゆきとして、悲劇は再び<原典に即して>演ぜられるべきだと主張するものが現れる。これはこれでまことに結構なことだ。しかし不幸なことに活字からわたしたちが知ることができるのは、紙に何が書いてあったかということだけで、それがかつてどのように命を吹き込まれていたかということはわからない。」(12頁)

  • zzz さん

    なぜこの本は普遍的なのか。ここに書かれているのは、当時の演劇シーンを追っている記述ではなく、それに対する疑い。考えるのではなく、疑って苦しむ。なにもない空間。人間に、楽観できる自由なんてない。

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